韓国エンタメニュースに登場した文化・用語を辞書スタイルで一覧。クリックすると出典記事へ飛びます。
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シットコム(Situation Comedy)
特定の場所や登場人物の設定を固定し、一話完結形式で展開されるコメディドラマのことです。韓国では2000年代に『思いっきりハイキック!』などの大ヒット作が生まれ、お茶の間の定番ジャンルとして親しまれました。
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国民俳優(クンミンペウ)
韓国で、老若男女を問わず全世代から圧倒的な知名度と信頼を得ている俳優に贈られる称号です。単に人気があるだけでなく、長いキャリアと高い演技力、そして人格的な尊敬を集める人物に使われます。イ・スンジェさんはその代表格として「国民のおじいちゃん」とも呼ばれました。
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古楽(高音楽)
バッハやヘンデルなどが活躍したバロック時代以前の音楽を、当時の楽器や奏法を用いて再現するジャンルのことです。ヨーロッパでは非常に伝統があり、この分野のソリストとしてアジア人がトップレベルで活躍し続けることは、非常に高い技術と音楽的理解が認められた証といえます。
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才能寄付(チェヌンキブ)
韓国では、専門的な知識や技術を持つ人が無償で社会貢献を行うことを「才能寄付(チェヌンキブ)」と呼び、非常に一般的です。芸能人がコンサートの収益を寄付するだけでなく、今回のように直接施設を訪れて無償で公演を行うことも、尊敬される活動の一つとして広く知られています。
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サバイバル番組からのデビュー
韓国では練習生が競い合う「サバイバル番組」を通じてメンバーを選抜し、デビューする形式が定着しています。今回の【H//PE Princess】のように、放送を通じてすでにファンを確保した状態でデビューするため、最初のステージから高い注目を浴びることが多いのが特徴です。
👥 登場人物
BOYNEXTDOOR

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音楽番組のカムバックステージ
韓国の音楽業界では、新しいアルバムを発売して活動を再開することを「カムバック」と呼びます。音楽番組では、その活動期間の最初の週に披露するステージを「カムバックステージ」として特別に扱い、凝ったセットや複数の楽曲を披露する演出が行われるのが一般的です。
👥 登場人物
BOYNEXTDOOR

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パンソリ
一人の歌い手が、太鼓の演奏に合わせて歌(歌唱)、語り(ナレーション)、しぐさを交えて物語を進める韓国の伝統芸能です。2003年にはユネスコ無形文化遺産にも登録されており、現代では本作のようにラップなどの他ジャンルと融合させる試みも増えています。
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ドクジル(オタ活)
韓国語で「オタク」を意味する「ドクフ(日本語のオタクが語源)」と、行為を表す接尾辞「ジル」を組み合わせた言葉です。単にファンであるだけでなく、熱狂的に応援し、関連グッズを集めたりイベントに参加したりする「推し活」全般を指します。
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Web3(ウェブスリー)とコンテンツ投資
次世代の分散型インターネットを指します。映画業界では、特定のプラットフォームや巨大資本に頼らず、ブロックチェーン技術を使ってファンが直接製作費を支援したり、収益を分配したりする「新しい映画製作の形」として注目されています。
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全州国際映画祭(전주국제영화제)
韓国の全羅北道・全州市で毎年開催される国際映画祭です。「映画は映画だ」というスローガンのもと、商業映画よりも独立映画(インディーズ)や実験的なデジタル映画に焦点を当てているのが特徴です。韓国の若手クリエイターにとっての登竜門としての役割も果たしています。
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ハイティーン(High Teen)
主に10代後半の高校生を主人公としたジャンルを指します。韓国では学園もののドラマや映画、またその年代特有のファッションや文化を指す言葉としてよく使われます。
👥 登場人物
チャ・ハギョン

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クーパンプレイ(Coupang Play)
韓国の大手ECサイト「Coupang」が運営する動画配信サービスです。近年はオリジナルドラマの制作にも力を入れており、話題作を次々と発表しています。
👥 登場人物
チャ・ハギョン

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ネットフリックス娘(Netflixの娘)
特定の俳優がNetflixオリジナル作品に立て続けに出演し、そのプラットフォームを通じて世界的な知名度を上げる現象を指して、ファンが親しみを込めて呼ぶ愛称です。チョン・イソさんも複数のヒット作に出演しており、Netflixユーザーにはお馴染みの顔となっています。
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セギマル(世紀末)
韓国語で「世紀末」を指す言葉です。特に1990年代後半から2000年にかけての、独特のサイバーパンクな雰囲気や、新しいミレニアムへの期待と不安が入り混じった文化現象を指す際によく使われます。最近の韓国エンタメでは、この時代のファッションや感性を再解釈する「Y2K」ブームが続いています。
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アルバムの初動(초동)
発売日から1週間の販売枚数のことです。韓国の音楽業界では、この「初動」の数字がファンダムの規模や勢いを示す重要な指標とされており、Vのソロアルバム『Layover』が記録した210万枚超えは、ソロ歌手として歴史的な数字です。
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聖地巡礼(성지순례)
好きなアイドルや俳優が訪れた場所、ドラマの撮影地などをファンが訪れることを指します。韓国では特に、アイドルがSNSにアップした飲食店やカフェがすぐに特定され、世界中からファンが集まる観光スポットになることがよくあります。
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春香伝(チュニャンジョン)
韓国で最も有名な古典小説の一つで、身分違いの男女の純愛を描いた物語です。何度も映画やドラマ化されており、韓国の人なら誰でも知っている国民的なストーリーです。
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粛清(スクチョン)
北朝鮮などの権威主義体制において、政治的な反対勢力や不都合な人物を組織や歴史から排除することを指します。単に役職を解かれるだけでなく、その人物が関わった作品や記録そのものが「なかったこと」にされるのが大きな特徴です。
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パンソリ
韓国の伝統的な歌唱芸能で、一人の歌い手(唱者)が太鼓の伴奏に合わせて物語を語るものです。チャ・ジヨンさんは外家が国籍名人の家系だった影響で、幼少期に約10年間パンソリの修行を積んでいました。彼女の力強く深い歌声のルーツはこの伝統音楽にあります。
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百想芸術大賞(ペクサンげいじゅつたいしょう)
韓国のゴールデングローブ賞とも呼ばれる、テレビ・映画・演劇を網羅した韓国で唯一の総合芸術授賞式です。1965年に創設され、毎年春に開催されます。俳優だけでなく、演出家や脚本家、制作陣にもスポットが当たる非常に権威のある賞です。
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アナー・ソサエティ(Honor Society)
韓国の共同募金会が運営する、1億ウォン(約1,100万円)以上の高額寄付者の集まりのことです。社会的に影響力のある有名人や企業家が多く加入しており、ジュノさんも名を連ねています。韓国では、スターがこうした寄付活動を公表することで、ファンも一緒に寄付に参加する「寄付文化」が非常に盛んなんですよ。
👥 登場人物
イ・ジュノ


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トーンオントーン(Tone on Tone)
同じ色相(色味)の中で、明度や彩度の異なる色を組み合わせるスタイリング技法のことです。今回のイ・ジュノさんのように、黒という同じ色の中で質感や素材感を変えてグラデーションを作る着こなしは、韓国のレッドカーペットでも非常に人気のある、洗練されたファッションスタイルの一つです。
👥 登場人物
イ・ジュノ


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百想芸術大賞(ペクサンげいじゅつたいしょう)
1965年に創設された、韓国で最も伝統と権威がある総合芸術賞です。映画・テレビ・演劇の3部門を対象としており、その年に最も輝いた作品や俳優、演出家などが表彰されます。「韓国のゴールデングローブ賞」とも呼ばれ、ここでの受賞は俳優にとって非常に大きな名誉とされています。
👥 登場人物
イ・ジュノ


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チョン・イル(정일우)
2006年のシットコム『思いっきりハイキック!』で一躍スターとなった俳優です。交通事故による後遺症や脳動脈瘤という困難を抱えながらも、兵役(社会服務要員)を全うし、現在も第一線で活躍し続けていることで、多くのファンに勇気を与えています。
👥 登場人物
チョン・イル



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初等学校(초등학교)
日本の小学校に該当します。韓国では以前「国民学校」と呼ばれていましたが、1996年に「初等学校(チョドゥンハッキョ)」という名称に変更されました。
👥 登場人物
チョン・イル



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チキン店共和国
韓国では退職金などを元手にチキン店を開業する人が非常に多く、国内の店舗数が世界中のマクドナルドよりも多いと言われるほど競争が激化しています。ドラマでク・ピルスが必死に店を切り盛りするのは、韓国社会のリアルな自営業事情を反映しています。
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スプーン階級論
親の資産や年収によって子供の人生が決まってしまうという考え方で、金のスプーン、銀のスプーン、土のスプーン(資産がない層)などに分類されます。本作のチョン・ソクも、能力があっても後ろ盾がない「土のスプーン」としての苦悩を抱えています。
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ウェブトゥーン(Webtoon)
韓国発のデジタルコミックのことで、スマートフォンで縦にスクロールして読む形式が特徴です。韓国では人気ウェブトゥーンがドラマ化・映画化されるケースが非常に多く、ヒットの指標として重要視されています。
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限韓令(ハンハンリョン)
2016年頃から中国国内で施行されている、韓国の芸能・コンテンツの流入を制限する措置のことです。公式な発表はないものの、韓国人アーティストの公演中止やドラマの放映見合わせなどが続いてきました。近年はこの壁を越えるため、本作のように共同制作やMOU締結といった形での突破が試みられています。
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ミーム(Meme)
インターネットを通じて人から人へと広がっていく画像や動画、ネタのこと。韓国では映画の面白いシーンやセリフが「チャル(짤)」と呼ばれ、SNSでパロディ化されることがヒットの重要な指標になっています。