韓国エンタメニュースに登場した文化・用語を辞書スタイルで一覧。クリックすると出典記事へ飛びます。
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ミッドナイト・スクリーニング
カンヌ国際映画祭などの映画祭において、深夜に上映される部門のことです。主にアクション、ホラー、スリラーといったエンターテインメント性が高く、かつ芸術的完成度も備えた作品が選ばれる傾向にあります。ヨン・サンホ監督はこの部門の常連としても知られています。
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MZ世代
1980年代から1990年代半ばに生まれた「ミレニアル世代」と、1990年代後半から2010年代序盤に生まれた「Z世代」を合わせた韓国独自の呼称です。デジタルネイティブで自己表現が強く、SNSを通じた消費や文化形成の主役として、現在の韓国エンタメやマーケティングにおいて最も重要なターゲット層とされています。
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MBCニュースデスク
MBC(文化放送)のメインニュース番組で、韓国で最も歴史のある報道番組の一つです。特に夜の時間帯の放送は、その日の重要なニュースを網羅する国民的な番組として知られており、そこに座るアンカーはまさに「国民の顔」としての役割を担います。
👥 登場人物
パク・ヘジン


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1人出版社(1인 출판사)
韓国では近年、大型出版社から独立したり、自分の哲学を反映した本を作りたいという思いから、企画から制作まで一人で行う「1人出版社」が増えています。SNSを活用したマーケティングが主流になったことで、小規模ながらも特定のファン層を持つ個性的な出版社が注目を集めています。
👥 登場人物
パク・ヘジン


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韓国のニュースアンカー
韓国において、地上波のメインニュース(特に20時や21時台)のアンカーは、単なるアナウンサー以上の高い社会的地位と信頼を持っています。知性の象徴とされることが多く、アンカー出身者が後に政界に進出したり、今回のように文化人として大きな影響力を持ったりすることも珍しくありません。
👥 登場人物
パク・ヘジン


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K-ホラーの興行力
韓国では夏だけでなく、最近は年間通してホラー映画が人気を集める傾向にあります。特に地方の伝説や特定の場所(貯水池、廃病院など)をモチーフにしたミステリーホラーは、若年層を中心に根強いファンが存在し、中規模予算の作品でもロングランヒットを記録することが多いです。
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映画館入替券統合電算網
韓国映画振興委員会(KOFIC)が運営するシステムで、全国の映画館のチケット販売情報をリアルタイムで集計しています。これにより、どの映画が今どれだけ売れているかという正確な統計が毎日公開され、興行の透明性が保たれています。
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人気歌謡サンドイッチ
韓国の放送局SBSの音楽番組『人気歌謡』の売店で販売されていたサンドイッチのことです。出演するアイドルたちの間で「美味しい」と話題になり、SNSを通じて一般にも広まりました。食パンに卵ポテトサラダ、カニカマサラダ、そしてイチゴジャムを挟むのが特徴的なレシピです。
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家庭の月(カジョンのタル)
韓国では5月を「家庭の月」と呼び、5日の「こどもの日」、8日の「両親の日(オボイナル)」、15日の「先生の日(スグンのナル)」など、家族や大切な人に感謝を伝える記念日が集中しています。この時期は全国各地で家族向けのイベントやお祭りが盛大に開催されます。
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兵役中の「貯め撮り」作品
韓国の男性俳優は、兵役による約1年半の空白期間を埋めるため、入隊前に複数の映画やドラマを撮影しておくことが一般的です。これをファンの間では「軍白期(軍隊+空白期)を感じさせないプレゼント」として歓迎されています。チャ・ウヌさんも入隊前に準備を整えていたようですね。
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1999年の終末論
物語の背景となる1999年は、韓国でも「ノストラダムスの大予言」による世界滅亡説が広く信じられ、社会全体に独特の不安と高揚感が入り混じっていた時期です。韓国ではこれを「世紀末(セギマル)感性」と呼び、ファッションや文化面でもレトロでサイバーな雰囲気が流行しました。
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케미(ケミ)
「ケミストリー(Chemistry)」の略語で、人と人との化学反応、つまり「相性」を意味します。特に韓国ドラマでは、男女の主人公がお似合いであることを「ケミが良い」と表現し、ドラマのヒットを左右する最も重要な要素の一つとされています。体格差や視線の合わせ方など、細かい演出もケミの一部として評価されます。
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굿데이터코퍼레이션(グッドデータコーポレーション)
韓国のコンテンツ話題性分析を行う専門機関です。SNS、ニュース、コミュニティ、動画の反応などを数値化し、毎週「ファンデックス(FUNdex)」という形で話題性ランキングを発表しています。視聴率だけでは測れない「ネット上の盛り上がり」を示す指標として、業界内で非常に重視されています。
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NHK紅白歌合戦とK-POP
日本では年末の恒例行事ですが、韓国のアーティストにとって紅白への出場は、単なる「人気」だけでなく、日本国内で「全世代に認知されている」という証明とされてきました。BoAが6年連続で出場したことは、当時の彼女が日本の国民的スターであったことを裏付けています。
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アジアの星(아시아의 별)
BoAに対して使われる最も有名なキャッチコピーです。韓国人歌手として初めて日本市場で社会現象を巻き起こし、アジア全域で成功を収めた彼女の功績を象徴する言葉として、今でも彼女を語る際には欠かせない称号となっています。
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Spotify デイリー・トップ・ソング・グローバル
世界中のユーザーの再生回数を集計した、グローバルな人気を証明する重要な指標です。K-POPグループは多いですが、このチャートのTOP100に1週間以上とどまるのは非常に難しく、特定の地域だけでなく世界中で広く聴かれている証拠と言えます。
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練炭焼きサムギョプサル店(연탄구이 삼겹살)
韓国の伝統的な焼肉スタイルの一つです。練炭を火種に使うことで、独特の香ばしさが加わるのが特徴です。最近ではレトロな雰囲気を楽しむ若者にも人気があり、MVやドラマのロケ地としてノスタルジックな演出に使われることがよくあります。
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HYBE(ハイブ)龍山社屋
【BTS】や【NewJeans】らが所属する大手芸能事務所HYBEの本社ビルです。ソウルの龍山(ヨンサン)区に位置し、地下にはかつて展示空間「HYBE INSIGHT」があったことでも有名です。所属アーティストのイベントやポップアップが頻繁に行われる、ファンの聖地のような場所です。
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ドーセント(展示解説者)
韓国の美術館では「ドーセント」の役割が非常に重要視されています。単なる案内係ではなく、作品の背景や作家の意図をストーリー仕立てで解説する専門職です。最近では【Jung Woo-chul(정우철)】さんのように、タレント並みの人気を持つスター・ドーセントも存在し、彼らの解説を聴くためにギャラリーへ通うファンも少なくありません。
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K-POPのアートワークとキャラクター
韓国ではアイドルグループの世界観を構築する際、視覚的な一貫性を重視します。今回紹介した【Kuhn(쿤)】のように、ストリートカルチャーやポップアートを背景に持つアーティストが、CDジャケットのデザインや公式キャラクター(IP)の制作に携わることが非常に多く、音楽と美術が密接にリンクしているのが特徴です。
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NetflixグローバルTop10の基準
視聴時間はもちろん、「総視聴時間を作品の総再生時間で割った値」で算出されるランキングです。短編・長編に関わらず、どれだけ多くの人が最後まで、または繰り返し視聴したかが重視されます。
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K-YA(コリアン・ヤング・アダルト)
10代後半から20代前半をターゲットにした「ヤング・アダルト(YA)」ジャンルの韓国版。従来の学園ドラマにサスペンスやホラー、社会批判などの要素を掛け合わせ、世界的に人気を博しています。
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OTT(Over-the-Top)
インターネットを通じて提供される動画配信サービス(Netflix、Disney+、TVING、Coupang Playなど)を指します。最近の韓国ドラマは地上波放送よりも、こうしたOTT独自のオリジナル作品として制作・配信されるケースが主流になりつつあります。
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ショートフォーム(Short-form)
TikTokやYouTubeショート、Instagramのリールに代表される、数十秒から数分程度の短い動画コンテンツのことです。韓国では若年層を中心に「タイパ(タイムパフォーマンス)」を重視する文化が浸透しており、ドラマも短時間で楽しめる形式がトレンドになっています。
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映画館入館券統合電算網(KOBIS)
韓国映画振興委員会(KOFIC)が運営する、全国の映画館のチケット販売情報をリアルタイムで集計するシステムです。観客数や売上高が透明化されており、韓国の公式な興行成績はすべてこのデータに基づいています。
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映画『風(Wish)』
2009年に公開されたジョン・ウ主演の映画で、釜山の男子高校生たちのリアルな日常と成長を描いた作品です。公開当時は大きなヒットではありませんでしたが、後に口コミで「人生映画(最高の映画)」として選ぶファンが続出し、韓国ではカルト的な人気を誇る青春映画の金字塔とされています。
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悪の連帯(悪の連帯)
個々の悪人が手を組むのではなく、お互いの弱みを握り合ったり、共通の利益(保身や権力維持)のために集団で不正を隠蔽したりすることを指します。特に地方政治や警察、医療などの既得権益層が結びついた構図は、韓国の社会派スリラー作品でよく描かれるテーマです。
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빽(ペク)
英語の「Back」から来た言葉で、自分を後ろから支えてくれる強力な後ろ盾やコネクションを指します。韓国社会では、就職や昇進、あるいは不祥事の解決において、この「ペク」があるかどうかが非常に重要視される文化が根強く、風刺の対象になることも多い概念です。
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ソーシャル・テイナー
社会(Social)とエンターテイナー(Entertainer)を組み合わせた造語。自身の知名度を活かして社会問題や政治的課題に対して積極的に発言し、行動する芸能人のことを指します。
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大学歌謡祭
1977年から2012年まで開催されていた、韓国の大学生による音楽コンクール。多くのスターを輩出した登竜門的イベントで、【シン・ヘチョル(신해철)】もここからスターダムにのし上がりました。