韓国エンタメニュースに登場した文化・用語を辞書スタイルで一覧。クリックすると出典記事へ飛びます。
-
1世代アイドル
1990年代後半から2000年代初頭にかけて登場した韓国アイドルの草分け的存在を指します。代表的なグループに【H.O.T.】や【Sechs Kies】、【NRG】、【shinhwa】などがいます。この時代のグループが中国進出を成功させたことで、現在の「韓流」という言葉が生まれました。
-
숏폼(ショッポム / Short-form)
TikTok、YouTubeショート、Instagramのリールなどに代表される短い動画の総称です。韓国エンタメ界でもこの形式を活用したドラマ制作が活発化しており、従来のテレビ放送や長編OTT作品とは異なる、新しいプロモーションや収益モデルとして注目されています。
-
ショートドラマ(ショート動画ドラマ)
中国や韓国で現在大流行しているコンテンツ形式です。1話が1分〜3分程度と非常に短く、スマートフォンでの視聴に特化した縦型動画が多いのが特徴。隙間時間に手軽に楽しめるため、タイパ(タイムパフォーマンス)を重視するZ世代を中心に爆発的な人気を誇っています。
-
金土ドラマ(クムトドラマ)
韓国の放送局SBSなどで、金曜日と土曜日の夜に放送されるドラマ枠のことです。週末のゴールデンタイムにあたるため、各局が最も力を入れた話題作や豪華キャストの作品を配置することが多く、高い視聴率が期待される激戦区として知られています。
-
憑依(ピニ)
韓国ドラマでは、幽霊や亡くなった人の魂が生きている人に乗り移る「憑依」という設定がよく使われます。本作のように、亡くなった父親が息子に乗り移って生前の特技(剣道)を披露するなど、ファンタジー要素を組み合わせて事件を解決する展開は、韓国の視聴者に非常に人気のあるジャンルの一つです。
-
センターというポジション
K-POPグループにおいて、曲のサビやパフォーマンスの最も目立つ位置に立つメンバーを指します。実力やビジュアル、人気を基準に選ばれるのが通例ですが、グループの顔となるため、事務所の意向が強く反映される非常に重要な役割です。
-
精算制度(チョンサン)
韓国のアイドル業界特有のシステムで、デビューまでにかかったトレーニング費、住居費、食費などを「事務所からの投資(借金)」とし、デビュー後の収益でまずその負債を完済しなければ、アイドル本人に給与が支払われない仕組みです。人気が出ないまま解散すると、多額の借金だけが残るケースもあります。
-
キムジャン(김장)
晩秋から初冬にかけて、厳しい冬を越すために家族や近所の人々と協力して大量のキムチを漬ける韓国の伝統行事です。単なる家事ではなく、地域のコミュニティを繋ぐ大切な文化とされており、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
-
妖精ジェヒョン(요정재형)
韓国の有名ピアニスト兼作曲家であるチョン・ジェヒョンがMCを務めるYouTubeのトーク番組です。ゲストを自宅に招き、お酒を飲みながらリラックスした雰囲気で深い話を語り合うスタイルが人気で、多くのトップ俳優やアーティストが出演しています。
-
W Korea(ダブルユー・コリア)
韓国を代表するハイエンドなファッション雑誌の一つです。単なるファッション情報の提供だけでなく、今回のようなアート性の高い写真プロジェクトや、社会貢献活動「乳がん認識向上キャンペーン」など、文化的な影響力が非常に強いメディアとして知られています。
👥 登場人物
グレタ・リー

-
ライジングスター(Rising Star)
韓国や海外のエンタメ業界で、彗星のごとく現れた期待の新人や、今まさに人気が急上昇している俳優・アーティストを指す言葉です。韓国の授賞式でも「ライジングスター賞」が設けられることが多く、次世代の主役候補として注目される存在です。
👥 登場人物
グレタ・リー

-
ポブリー(뽀블리)
主演のパク・ボヨンの名前と「ラブリー(Lovely)」を掛け合わせた造語です。彼女特有の愛らしくて透明感のある魅力を象徴する言葉として長年親しまれてきました。本作での強烈な変身は、この「ポブリー」のイメージを自ら打破する大きな挑戦として現地メディアでも注目されています。
-
19禁(青少年観覧不可)等級
韓国の映像作品における年齢制限で、満19歳未満の視聴が禁止されている区分です。地上波ドラマでは表現が難しい暴力、性描写、薬物、激しい暴言などが含まれる場合に適用されます。最近では、OTT(動画配信サービス)オリジナル作品が表現の自由を活かしてあえてこの等級を選び、リアリティを追求する傾向があります。
-
シャーマニズム(Kオカルト)
韓国には「巫堂(ムーダン)」と呼ばれる巫女や祈祷師が、神や霊と対話して呪いを解いたり、幸運を祈ったりする儀式(クッ)を行う文化が根強く残っています。最近の韓国ホラーでは、この伝統的な巫俗信仰と現代のデジタル要素を組み合わせた「Kオカルト」というジャンルが、世界的に注目されています。
-
水鬼(ムルグィシン)
韓国の伝統的なお化けの一つで、水死した人の霊が、生きている人を水中に引き込んで自分の代わりにしようとするという言い伝えがあります。記事にある『サルモクジ』の貯水池も、こうした水にまつわる恐怖がベースになっています。
-
立憲君主制(イッポングンジュジェ)の設定
韓国ドラマには『宮(クン)〜Love in Palace』のように、「もし現代に王室が残っていたら?」という架空の立憲君主制を舞台にした作品がいくつかあります。伝統的な宮中文化と、現代の財閥や政治が入り混じる独特の世界観が人気です。
-
大軍(テジュ)
朝鮮王朝時代、王の正室(王妃)から生まれた王子を指す称号です。ドラマの中では現代に王室が存続している設定のため、伝統的な称号が使われています。ちなみに、側室から生まれた王子は「君(グン)」と呼ばれます。
-
ヤングアダルト(Young Adult)ホラー
近年、韓国で人気を博しているジャンルの一つです。単なるホラーではなく、10代特有の悩み、格差、スクールカーストなどの社会問題を背景に盛り込むのが特徴です。『今、私たちの学校は…』などのヒットにより、若手俳優の登竜門としても注目されています。
-
模擬試験(モイコサ)
韓国の高校生にとって非常に重要なテストです。日本の模試と同様ですが、大学入試(スヌン)の予行練習として国家レベルで実施されるものもあり、その成績が学生のヒエラルキーや心理状態に直結するほどの影響力を持ちます。本作でも「数学満点」がどれほど異常なことかが物語の鍵となっています。
-
トロット(韓国の演歌)
韓国の伝統的な歌謡曲のことで、近年はサバイバルオーディション番組の影響で、若者から高齢層まで幅広い人気を誇っています。ランキング上位に入る【イム・ヨンウン(임영웅)】さんもこのジャンルの代表的なスターです。
-
팬카페(ファンカフェ)文化
韓国ではNAVERやDaumなどのポータルサイト上に作られたファンコミュニティ「ファンカフェ」が非常に活発です。アイドルの公式情報だけでなく、ファンの交流や応援イベントの企画などが行われる重要な場所です。
-
先輩・後輩(ソンベ・フベ)のカバー文化
韓国では後輩アイドルがベテランの曲をカバーするだけでなく、今回のようにベテランが後輩の曲を自分流にアレンジして歌う文化も定着しています。これにより、若年層だけでなく親世代にもアイドルの楽曲が浸透するきっかけになっています。
-
サークルチャート(Circle Chart)
韓国の公認音楽チャートで、以前は「ガオンチャート」と呼ばれていました。アルバムの販売量やデジタル配信のストリーミング数、ダウンロード数などを集計しており、日本のオリコンチャートや米国のビルボードに相当する権威ある指標です。
-
グランドスラム(音楽番組)
韓国の主要な音楽番組(『ミュージックバンク』『音楽中心』『人気歌謡』などの地上波3局+主要ケーブル局)のすべてで、同じ曲が1位を獲得することを指します。一週間のうちにすべての放送回で1位を総なめにするのは非常に難しく、トップクラスの人気と大衆性の証とされています。
-
国家代表予備軍(サンビグン)
韓国のスポーツ界において、現在は国家代表ではないものの、将来的に代表入りが期待される有望な選手たちで構成される「常備軍」制度のことです。ドラマの設定でこれが使われる場合、そのキャラクターが非常に高い身体能力やストイックな精神を持っていることを示唆する重要な要素になります。
-
BHエンターテインメント
韓国を代表する俳優【イ・ビョンホン(이병헌)】が2006年に設立した、俳優専門の大手マネジメント事務所です。ハン・ヒョジュやキム・ゴウン、ハン・ジミンといったトップスターが多数所属しており、演技力に定評のある俳優が集まることで知られています。
-
韓国の母性観
韓国では母親の役割が非常に大きく、子供の成績や品行はすべて「母親の教育(オンマピョ)」の結果と見なされがちです。そのため、子供が問題を補した際、父親以上に母親が激しい非難の対象になる傾向があります。
-
連坐制(ヨンジュアジェ)
かつての朝鮮時代にあった、家族や親族が犯した罪の責任を共有させる制度のことです。現代の法制度では否定されていますが、韓国社会には今も「家族の不祥事は全員の恥」という国民情緒が強く残っています。
-
漢城(ハンソン)
現在のソウルの旧称です。朝鮮時代から使われていた名称ですが、1890年代の近代化の波の中で、電気、鉄道、そして映画といった新しい文化がこの漢城を中心に広がっていきました。
-
活動写真(ファルドンサジン)
映画という言葉が定着する前に使われていた用語です。「活動する(動く)写真」という意味で、19世紀末から20世紀初頭にかけて日本や朝鮮半島で一般的に使われました。当時は音声のないサイレント映画だったため、映像の横で内容を解説する「弁士」の存在が不可欠でした。