MBCドラマ『21世紀の大君夫人』は視聴率11.2%を記録し世界39地域でトップ10入りを果たす大ヒット中ですが、主演のIU(아이유)とピョン・ウソク(변우석)の演技力や相性に厳しい声が上がっています。
■ 視聴率と話題性で圧倒的1位を記録する『21世紀の大君夫人』
現在放送中のMBC金土ドラマ『21世紀の大君夫人』が、驚異的な快進撃を続けています。2026年4月10日の放送開始当初、7.8%だった視聴率(ニールセンコリア調べ)は、最新回で11.2%まで急上昇しました。毎放送ごとに話題の中心となり、現在最も「ホット」なドラマとしての地位を固めています。
話題性を分析するグッドデータコーポレーションの「ファンデックス(FUNdex)」が発表した4月第4週のTV-OTTドラマ話題性ランキングでも、本作は1位を獲得しました。初放送以来3週連続で首位をキープしており、主演を務めるIU(아이유)とピョン・ウソク(변우석)も、4週連続で出演者話題性ランキングの1位と2位を独占しています。
その人気は韓国国内にとどまらず、グローバル市場でも猛威を振るっています。フリックスパトロール(動画配信サービスの順位集計サイト)によると、ディズニープラスのTVショー部門で世界5位、非英語圏では1位を記録しました。韓国、日本、台湾では公開直後からトップを走り続けているほか、ブラジル、コロンビア、イギリス、アメリカ、スイスなど、計39の国と地域でトップ10入りを果たすという、輝かしい興行成績を収めています。
かつて制作発表会の場で、IUは「業界1位というタイトルを逃したことがない。私たちのチームも1位を目指して作り上げる」と宣言していましたが、その言葉通り、本作は名実ともに業界トップの座を勝ち取ったといえます。
■ 主演二人の演技力に対する予想外の厳しい評価
しかし、数字の上では完璧な成功を収めているように見える一方で、主演俳優二人にとっては手放しでは喜べない課題も浮き彫りになっています。放送開始直後から、視聴者の間ではIUとピョン・ウソクの演技力に対する指摘が相次いでいるのです。
ピョン・ウソクに対しては、一部から「硬くてぎこちないトーンが気になる」という声が上がっています。彼は前作『ソンジェ背負って走れ』で社会現象とも言えるシンドロームを巻き起こし、一躍トップスターの仲間入りを果たしました。前作でのキャラクターが非常に魅力的だっただけに、今作で見せる演技への期待値が高すぎたことも、厳しい評価の一因となっているようです。
一方のIUに対しても、視聴者の反応は二分されています。彼女が演じるキャラクターが、過去のヒット作『ホテルデルーナ』で見せた姿を彷彿とさせ、「作為的で既視感がある」という意見が出ています。IUはこれまで『本当にお疲れ様でした(폭싹 속았수다)』での一人二役や、『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』、『麗<レイ>〜花萌ゆる8人の皇子たち〜』などで、その高い演技力を証明してきました。前作までの評価が非常に高かっただけに、今作での「型にはまった演技」に対する不満は、本人にとっても苦い結果となっています。
■ 本格化するロマンスにおける「ケミストリー」の欠如
物語が第2幕へと突入し、主人公たちのロマンスが本格化する中で、新たに浮上しているのが「二人のケミストリー(相性)」の問題です。視聴者からは「二人のロマンスにときめかない」という指摘が寄せられています。
特に物議を醸したのが、第5回のエンディングで描かれた「腕組みシーン」です。ここで見せた二人の体格差や演出のバランスに対して、「設定されたロマンスの雰囲気が生かされていない」という不満の声が多く上がりました。ロマンスというジャンルの特性上、主役二人の相性は作品の成否を分ける最も重要な要素です。視聴率が好調であるからこそ、演出の不備を俳優の演技でいかにカバーし、視聴者を物語に引き込めるかが今後の鍵となります。
視聴率1位、話題性1位という重圧を背負いながら、IUとピョン・ウソクが残りの放送回でどのようにキャラクターを完成させ、視聴者の不安を払拭できるのか。名実ともに「トップ」の座を守り抜くための、二人の真価が問われています。
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ 굿데이터코퍼레이션(グッドデータコーポレーション)
韓国のコンテンツ話題性分析を行う専門機関です。SNS、ニュース、コミュニティ、動画の反応などを数値化し、毎週「ファンデックス(FUNdex)」という形で話題性ランキングを発表しています。視聴率だけでは測れない「ネット上の盛り上がり」を示す指標として、業界内で非常に重視されています。
■ 케미(ケミ)
「ケミストリー(Chemistry)」の略語で、人と人との化学反応、つまり「相性」を意味します。特に韓国ドラマでは、男女の主人公がお似合いであることを「ケミが良い」と表現し、ドラマのヒットを左右する最も重要な要素の一つとされています。体格差や視線の合わせ方など、細かい演出もケミの一部として評価されます。
私はミステリーや財閥系が好きなので、演技のリアリティはつい厳しくチェックしちゃうんです。IUさんの『マイ・ディア・ミスター』での深い演技が大好きだからこそ、今回の評価はちょっと意外で心配になっちゃいますね。ピョン・ウソクさんも身長が高くて素敵ですが、二人の「ケミ」が足りないという意見はロマンス作品としては致命的かも。皆さんは、ドラマを観る時に俳優さんの「演技力」と、二人の「お似合い度(ケミ)」、どちらをより重視して観ますか?





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