韓国エンタメニュースに登場した文化・用語を辞書スタイルで一覧。クリックすると出典記事へ飛びます。
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12.12軍事反乱
1979年12月12日、当時の朴正煕大統領暗殺後の混乱に乗じて、全斗煥氏を中心とした軍内部の秘密結社「ハナ会」が引き起こした軍事クーデターのことです。この事件により新軍部が実権を握ることとなり、韓国現代史における大きな転換点となりました。最近ではこの事件を題材にした映画『ソウルの春』が大ヒットしました。
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全斗煥(チョン・ドゥファン)と盧泰愚(ノ・テウ)
韓国の第11・12代大統領(全氏)と第13代大統領(盧氏)です。二人は陸軍士官学校の同期で、1979年の「12.12軍事反乱」を主導して権力を握りました。全氏が強権的な独裁を敷いたのに対し、盧氏はその陰に隠れたナンバー2として活動し、後に韓国初の直接選挙による大統領となりました。
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パーソナルカラー診断
個人の肌、目、髪の色に調和する色(似合う色)を診断する手法です。韓国では「サマー・ミュート」や「スプリング・ウォーム」などのタイプ別診断が非常に一般的で、メイクやファッションを選ぶ際の重要な基準になっています。
👥 登場人物
キム・ゴウン



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ハナ院
北朝鮮を離れて韓国にやってきた人々が、韓国社会の仕組みを学び、定着するための支援を受ける施設です。約3ヶ月間にわたって、韓国の文化、法制度、就業訓練などの教育が行われます。
👥 登場人物
キム・ゴウン



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全州シネマ・プロジェクト(JCP)
全州国際映画祭が2014年から本格的に開始した長編映画の制作支援プログラムです。映画祭が単に作品を「選んで上映する」だけでなく、企画段階から「投資・制作」に携わるのが特徴です。ここから生まれた作品が、カンヌやベルリンなどの世界的な映画祭で賞を受賞することも多く、インディーズ映画界の重要な拠点となっています。
👥 登場人物
ミン・ソンウク

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全州(チョンジュ)
全羅北道の道庁所在地で、韓国を代表する美食と伝統の街です。1999年から「映画の街」としてのブランディングに力を入れており、全州国際映画祭(JIFF)の開催地として有名です。映画のロケ地としても人気が高く、街全体が映画文化を支える雰囲気に包まれています。
👥 登場人物
ミン・ソンウク

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クロスオーバーグループ
韓国ではオーディション番組『ファントムシンガー』などの影響で、声楽、ミュージカル、ポップスなどを掛け合わせた「クロスオーバー」というジャンルが非常に人気です。ForestellaやLa Poemなどがその代表格で、アイドル並みの人気と本格的な歌唱力を兼ね備えているのが特徴です。
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バーチャルアイドル
韓国では「メタバース」や「アバター」技術を活用したバーチャルアイドルが急成長しています。PLAVEのように「中に人がいる(本人の動きや声で活動する)」形式が多く、ファンとのリアルタイムな交流が可能な点が、アニメキャラクターとは異なる魅力として受け入れられています。
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バーチャルアイドル
2位にランクインしたPLAVEのように、実在の人物が動きを演じつつ、外見は3Dグラフィックやアニメーションのアバターとして活動する形態です。最新のIT技術とK-POPの育成システムが融合した新しいジャンルとして、現在韓国で爆発的な人気を集めています。
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兵役制度(へいえきせいど)
韓国の成人男性に課せられる義務で、K-POPグループの活動休止やメンバー不在の大きな要因となります。BIGBANGもメンバー全員が兵役を終えて活動を再開していますが、この期間を乗り越えて20周年を迎えられるグループは非常に稀で、ファンの絆がより強まる傾向にあります。
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ダイヤモンド1レベル
ウェイボのスーパー・トピック内で設定されているファン活動の活発さを示す最高段階のランクです。フォロワー数だけでなく、投稿数や共有数などの積極的な応援活動が積み重なることで到達できるため、アーティストの人気とファンの結束力の強さを象徴しています。
👥 登場人物
ベクヒョン

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Weibo(ウェイボ)とスーパー・トピック
Weibo(微博)は「中国版X(旧Twitter)」とも呼ばれる中国最大級のSNSプラットフォームです。その中にある「スーパー・トピック(超話)」は、特定の有名人やトピックに対するファンコミュニティのような機能で、ファンの熱量を測る重要な指標となっています。
👥 登場人物
ベクヒョン

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アートテインナー(아트테이너)
「アート」と「エンターテイナー」を組み合わせた造語で、俳優や歌手などの本業を持ちながら、画家や写真家など芸術分野でも本格的に活動する人々を指します。韓国ではキム・ヘスさんやハ・ジョンウさんなど、展示会を開くほどの実力を持つスターが多く、ファンにとってもスターの新しい一面を知る機会として人気があります。
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扶余(プヨ / 부여)
忠清南道にある都市で、古代国家「百済(ペクチェ)」の最後の都として知られています。街全体に歴史的な遺跡が点在しており、今回映画祭の会場となる「定林寺址(ジョンニムサジ)」には、百済時代を象徴する五層石塔が残っており、ユネスコ世界文化遺産にも登録されています。
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1960〜80年代の韓国芸能界
韓国の近代史において、軍事政権下での検閲や社会的混乱が続いた激動の時代です。その一方で、歌謡曲や映画などの大衆文化が花開き始めた時期でもあります。当時の芸能界は現在のようなシステム化された事務所ではなく、人脈や独特の興行文化が支配しており、ドラマの背景としても非常にドラマチックに描かれることが多いです。
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ピョマラ(뼈말라)
「骨(ピョ)」と「痩せている(マラ)」を組み合わせた造語です。単にスリムなだけではなく、骨の形が浮き出るほど極端に痩せている状態を指します。韓国のSNSではダイエットの目標として使われることもありましたが、最近では健康を損なう恐れがあるとして、健康的な「コンガンミ(健康美)」を重視する動きも強まっています。
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【キム・チャンワン(김창완)】
1970年代に兄弟で結成したバンド「サヌリム」で韓国ロック界に革命を起こした伝説的なミュージシャンです。現在は俳優としても非常に有名で、ドラマ『星から来たあなた』や『サイコだけど大丈夫』などで見せる温かい、あるいは時に冷徹な演技で幅広い世代に愛されています。
👥 登場人物
キム・チャンワン

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脱(タル)と脱舞(タルチュム)
韓国の伝統的な仮面(脱)と、それを用いて行われる舞踊(脱舞)のことです。かつては社会風刺や平民の哀愁を表現する手段として親しまれ、現在はユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
👥 登場人物
キム・チャンワン

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【チョン・ジェヒョン(정재형)】
YouTubeチャンネル『妖精ジェヒョン』のホストを務める人物です。韓国では非常に有名なシンガーソングライターであり、ピアニストとしても活躍しています。親しみやすくウィットに富んだトークが人気で、彼のチャンネルには多くのトップ俳優やアーティストがゲストとして出演し、リラックスした雰囲気の中で本音を語ることが多いため、ファンの間でも注目されています。
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練習生制度
韓国の芸能事務所が将来のスターを育成するために採用しているシステムです。歌やダンス、演技だけでなく、語学やマナー教育まで徹底して行われます。数年から、長い場合は10年近く練習生として過ごすこともありますが、全ての練習生がデビューできるわけではなく、アン・ヒョソプさんのようにデビュー目前で白紙になるなど、非常に競争が激しい世界として知られています。
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劇団「チャイム(차이무)」
演出家のイ・サウ氏が1995年に創立した劇団です。名前の「チャイム」は「次元移動舞台船(차원이동무대선)」の略称で、観客を新しい次元へ連れて行くという意味が込められています。社会風刺を織り交ぜながらも笑いを忘れない独特の作風が人気で、演劇界の登竜門的な存在として多くの映画スターを輩出してきました。
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韓国芸術総合学校(ハンイェジョン)
1993年に設立された国立の芸術大学で、音楽、演劇、映画、舞踊などの専門家を育成する韓国最高峰の教育機関です。実技中心の教育が特徴で、卒業生には【キム・ゴウン(김고은)】や【パク・ソダム(박소담)】など、今の韓国ドラマ・映画界を支えるスターが非常に多く、「ハンイェジョン出身」というだけでその実力が認められるほどのブランド力を持っています。
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練習生制度(JYPエンターテインメント)
JYPは練習生に対して礼儀や人格教育を非常に重視することで知られています。アイドルを目指した経験が、後に俳優としての基礎体力や表現力、そして謙虚な姿勢に繋がったというエピソードは業界でもよく語られます。
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韓国系カナダ人俳優
韓国には幼少期に海外へ移住し、その後韓国に戻って芸能活動を始める俳優が多くいます。英語が堪能なことが大きな強みとなり、今回のようにハリウッドやグローバルなプロジェクトに繋がるケースも少なくありません。
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広大(クァンデ)
元々は朝鮮時代に仮面劇や綱渡りなどを行った芸人を指す言葉ですが、現代では俳優が自分自身を謙遜しつつ、芸に生きる誇りを込めて「芸人」「役者」と呼ぶ際に使われます。チェ・ブラムが「広大の心」と語ったのは、生涯を演じることに捧げた自身の矜持を表現したものです。
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『韓国人の食卓』と国民の父
2011年から放送されているKBSの長寿番組で、チェ・ブラムが韓国各地を訪ね、その土地の料理や歴史、人々の暮らしを紹介する紀行番組です。この番組を通じて、彼は単なる俳優を超え、韓国の食文化を象徴する「国民のおじいちゃん・お父さん」としての地位を不動のものにしました。
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入プ徳(イプドク/입덕)
「入る」という意味の漢字と、オタクを意味する「ドクフ(徳厚/オタク)」を組み合わせた造語で、ある芸能人や作品のファンになることを指します。韓国でも中国ドラマ(中ド)ファンは多く、特定の俳優がきっかけでその国全体のコンテンツにハマる「イプドク現象」がよく見られます。
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民国時代(민국시대)
1912年の中華民国建国から1940年代頃までの時代を指します。中国ドラマでは非常に人気の高いジャンルで、軍服やチャイナドレス(旗袍)といった独特のレトロなファッション、西洋文化と伝統が混ざり合う華やかな街並み、そして激動の時代の切ない愛憎劇が描かれることが多いのが特徴です。
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【アン・ソンギ(안성기)】
「国民俳優」の称号を持つ、韓国映画界で最も尊敬される俳優の一人です。子役からキャリアをスタートさせ、160本以上の映画に出演しました。演技力だけでなく、誠実で謙虚な人柄から、俳優たちの模範的存在とされています。長年にわたりユニセフの親善大使を務めるなど、社会貢献活動にも熱心に取り組んでいました。
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全州国際映画祭(JIFF)
韓国・全羅北道の全州市で毎年開催される、アジアを代表する国際映画祭の一つです。商業的な大作映画を重視する釜山国際映画祭(BIFF)に対し、全州は「独立」「実験」「代案」をキーワードに掲げています。独創的で芸術性の高いインディペンデント映画やドキュメンタリーを積極的に紹介する、シネフィル(熱狂的な映画ファン)向けの映画祭として知られています。