韓国エンタメニュースに登場した文化・用語を辞書スタイルで一覧。クリックすると出典記事へ飛びます。
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ヒーリングドラマ(힐링드라마)
韓国では、派手なアクションや事件解決よりも、登場人物の心の傷を癒やしたり、日常の小さな幸せを描いたりする作品を「ヒーリングドラマ」と呼びます。本作の脚本家パク・ヘヨン氏の過去作『マイ・ディア・ミスター』などはその代表格で、視聴者が自分を投影して一緒に泣き、癒やされるのが特徴です。
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百想芸術大賞(백상예술대상)
1965年から続く、韓国で最も伝統と権威のある総合芸術祭です。映画部門だけでなく、テレビ部門(ドラマ、バラエティなど)も対象としており、「韓国のゴールデングローブ賞」とも呼ばれます。ここで作品賞を受賞することは、非常に高いクオリティの証明とされています。
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イルタ講師(일타강사)
「一番(イル)のスター(タ)講師」の略称で、担当する科目の受講生数や売上が圧倒的に1位である塾講師を指します。韓国の熾烈な受験社会では、彼らの年収は数十億ウォンに達することもあり、芸能人並みの人気と社会的影響力を持っています。
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地上波放送局(MBCなど)
韓国には主に3つの大きな地上波放送局(KBS、MBC、SBS)があります。今回BOYNEXTDOORがOSTを担当したドラマを放送するMBCは、歴史ドラマやトレンディなドラマに定評がある局です。地上波のドラマOSTに起用されることは、アーティストにとって大衆的な認知度を広げる絶好の機会となります。
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OST(Original Sound Track)
韓国ドラマにおいてOSTは非常に重要な役割を果たします。単なる背景音楽ではなく、人気アイドルや実力派歌手が参加し、ドラマのヒットと共に音楽チャートを席巻することも珍しくありません。物語の感情を倍増させる独立した音楽作品として、ドラマ放送後も長く愛される文化です。
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ヒーリング(癒やし)文化
韓国では「癒やし(ヒーリング)」が社会的なトレンドになって久しく、過酷な競争社会の中で疲れた心を癒やすためのドラマ、映画、カフェ、そして今回のゲームのようなコンテンツが非常に好まれます。刺激の強い作品だけでなく、ゆったりと流れる時間を楽しむスタイルが支持されています。
👥 登場人物
イ・ミンジョン


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CU(シーユー)
韓国で最大級の店舗数を誇るコンビニエンスストアチェーンです。以前は「ファミリーマート」として展開されていましたが、現在は独自のブランドとして運営されています。韓国ドラマのロケ地としても頻繁に登場するため、日本のファンにも馴染みのある存在です。
👥 登場人物
イ・ミンジョン


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SNG(ソーシャルネットワークゲーム)
SNS上で友人との交流を楽しみながらプレイするゲームの総称です。韓国では古くから人気のあるジャンルで、お互いの農場や家を訪問して助け合ったり、アイテムを交換したりする要素が強く、コミュニティ活動が盛んに行われる傾向があります。
👥 登場人物
イ・ミンジョン


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韓国国立オペラ団
1962年に設立された韓国を代表するオペラ制作団体です。ソウルにある芸術の殿堂(ソウル最大級の複合芸術施設)を拠点に活動しており、世界的な演出家や歌手を招いた公演を定期的に行っています。近年はクラシックの伝統を守りつつも、今回のように映画監督を起用するなど、現代的で実験的な試みにも積極的です。
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バーチャルプロダクション(Virtual Production)
最新の映像制作技術の一つです。巨大なLEDスクリーンに3DCGの背景をリアルタイムで映し出し、その前で俳優が演技をします。天候や時間に左右されず、ロケに行かなくてもスタジオ内で自由な背景を作れるため、SFやファンタジー作品、さらには今回のようなAI映画での活用が急速に広がっています。
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韓国における「アパート」の意味
韓国で「アパート」は、日本でいう高層マンションのような集合住宅を指します。人口が密集する韓国では最も一般的な住居形態ですが、閉鎖的な空間や隣人との距離感が、映画『コンクリート・ユートピア』やドラマ『ハピネス』のように、パニックやホラーの舞台として頻繁に選ばれる理由になっています。
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ENA(イーエヌエー)
韓国のケーブルテレビチャンネルで、かつてはskyTVという名称でした。2022年にドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』が大ヒットしたことで一躍有名になり、その後も斬新な企画のドラマやバラエティを次々と放送して、現在の韓国エンタメ界で非常に勢いのある放送局として注目されています。
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公衆保健医(コンジュンボゴンウィ)
韓国の男性には兵役の義務がありますが、医師、歯科医師、韓医師の免許を持つ人は、軍隊に入る代わりに地方の医療が手薄な地域(離島や山間部)の保健所などで3年間勤務する「公衆保健医」という制度を選択できる場合があります。ドラマで主人公が島へ行く背景には、この制度が関わっていることが多いんですよ。
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大君(テグン)
朝鮮王朝時代において、王妃から生まれた王の息子を指す称号です。側室から生まれた息子は「君(クン)」と呼ばれ区別されていました。ドラマ『21世紀の大君夫人』というタイトルからも、高貴な身分の男性とのロマンスが描かれていることがわかります。
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ブランド評判(ブランドピョンパン)
韓国企業評判研究所が毎月発表する指標で、消費者のビッグデータから「今どのスターが最も影響力があるか」を数値化したものです。このランキングで上位に入ると、CM(広告)のオファーが急増すると言われており、業界内でも非常に重視されています。
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クランクイン
韓国のエンタメニュースでよく使われる用語で、撮影を開始することを指します。反対に撮影が終了することは「クランクアップ」と呼びます。大作ドラマの場合、クランクインから公開まで1〜2年以上の制作期間をかけることも珍しくありません。
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特別出演(カメオ出演)
韓国ドラマでは、主演級の豪華な俳優が1話や数シーンだけ登場する「特別出演(カメオ出演)」が頻繁に行われます。監督や主演俳優との個人的な親交によって実現することが多く、視聴者にとってはサプライズ的な楽しみの一つとなっています。
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個人レーベル(1人事務所)
韓国のトップアーティストが既存の大手事務所との契約を終えた後、自身の活動を自由に、かつ専門的に管理するために設立する個人事務所のことです。ジスさんも実兄とともにBLISSOOを設立し、グループ活動以外の個人活動をここで管理しています。
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カンヌ国際シリーズフェスティバル(Canneseries)
毎年フランスのカンヌで開催される、ドラマシリーズを対象とした国際映画祭です。近年は韓国ドラマのクオリティが世界的に認められ、多くの作品が招待されるようになっています。
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ロマンススキャム(로맨스 스캠)
SNSやマッチングアプリなどを通じて接近し、恋愛感情を抱かせてから金銭を騙し取る詐欺の手法です。韓国では有名人の家族や関係者が関わっているという主張がネット上で拡散され、社会問題になるケースがしばしば見られます。
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오늘도 매진했습니다(今日も売り切れました)
アン・ヒョソプ主演の最新ドラマです。韓国の放送局とNetflixで同時公開され、世界的なヒットを記録しました。韓国ドラマがグローバル1位を獲ることは、現在の俳優たちが世界的なラグジュアリーブランドのアンバサダーに選ばれたり、国際的なイベントに招待されたりするための大きな武器になっています。
👥 登場人物
アン・ヒョソプ

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멧 갈라(メットガラ)
ニューヨークのメトロポリタン美術館(Met)で開催されるコスチューム・インスティチュートのための資金調達イベントです。世界で最も独占的で豪華なパーティーの一つとされ、招待されること自体が「Aリスト(一流)」の証。韓国からはBLACKPINKのメンバーやBTSのメンバーなどが招待されてきましたが、俳優、特に男性俳優の招待は非常に珍しいケースです。
👥 登場人物
アン・ヒョソプ

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コンテンツコマース
動画コンテンツの中に自然に商品情報を盛り込み、視聴者がそのまま購入できるように誘導するビジネスモデルです。韓国ではYouTubeやライブ配信を通じたコマースが非常に盛んで、エンタメと買い物の境界がなくなってきています。
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1020世代(イルゴンイーゴンセデ)
韓国で10代から20代を指す言葉です。トレンドに敏感でSNSを使いこなし、消費の中心的役割を果たす世代として、マーケティングのターゲットによく挙げられます。同様に30代から40代を「3040世代」と呼ぶこともあります。
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2次版権(二次著作権)
ドラマや映画の放送・公開後に、その作品をDVD化したり、海外へ輸出したり、キャラクターグッズ化したりする権利のことです。最近の韓国エンタメ業界では、放送収入だけでなく、この2次版権によるグローバルな収益化が重視されています。
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OTT(Over The Top)
インターネットを通じて動画コンテンツを配信するサービスの総称です。韓国では「TVING」や「Wavve」といった国内独自のプラットフォームが非常に強力で、地上波では放送が難しい過激な描写や実験的なバラエティ番組を多数制作し、ドラマファンやK-POPファンの需要に応えています。
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育児バラエティ(ユガ・バラエティ)
韓国で長年愛されている番組ジャンルで、芸能人が子供の世話をしたり、自分の子供と一緒に過ごしたりする様子を観察するリアリティ番組です。2000年代初頭に人気グループ「g.o.d」が出演した番組が、アイドルの新たな魅力を引き出すきっかけとして社会現象となりました。
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名脇役から主演級への変化
韓国ドラマ界では、長年助演としてキャリアを積んできた実力派俳優が、一つの作品をきっかけに爆発的な人気を得ることがよくあります。彼らは「シーンスティラー(場面を盗む人)」と呼ばれ、ドラマの完成度を高める重要な存在としてファンからも非常に愛されています。
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YA(ヤングアダルト)ミステリー
韓国では近年、10代から20代を主人公とした「YA(ヤングアダルト)」ジャンルの作品が増えています。特に学園を舞台にしたミステリーやスリラーは、NetflixなどのOTTプラットフォーム(オンライン動画配信サービス)を通じて人気を博しており、社会問題や格差などを背景に盛り込んだ重厚なストーリーが特徴です。
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クランクイン(크랭크인)
映画やドラマの撮影を実際に開始することを指す業界用語です。韓国のニュース記事では、制作の進捗状況を表す言葉として頻繁に使用されます。反対に撮影終了は「クランクアップ」と言います。