韓国エンタメニュースに登場した文化・用語を辞書スタイルで一覧。クリックすると出典記事へ飛びます。
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教権(キョグォン)の失墜
近年、韓国社会で大きな問題となっているテーマです。児童虐待を疑われることを恐れて生徒を適切に指導できなかったり、保護者からの過度な苦情に悩まされたりする教師が増えており、教師の権利(教権)が守られていない現状を指します。
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ピョンマット(병맛)
「ピョン(病的な)」と「マット(味)」を組み合わせた韓国の造語です。日本語の「クソゲー」や「シュール」に近いニュアンスで、論理的には説明がつかないけれど、なんだか可笑しくてクセになる、独特なダサさや脈絡のなさを指すポジティブな褒め言葉として使われます。
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愛国消費(グオチャオ)
中国の若者を中心に広がっている、自国ブランドや伝統文化を取り入れた製品を好んで購入する消費トレンドのことです。以前は「安かろう悪かろう」と思われていた中国製品の品質が向上したことや、ナショナリズムの高まりが背景にあり、韓国や日本、欧米のブランドが苦戦する大きな要因となっています。
👥 登場人物
チョン・ジヒョン

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心系天下(シムゲチョナ)
サムスン電子が中国電信(チャイナテレコム)と協力して展開している、中国市場限定の超高級スマートフォンブランドです。主に折りたたみスマホがベースで、売上の一部が慈善事業に寄付されることから「ノブレス・ oblige(高貴な者の義務)」を象徴するステータスシンボルとして、中国の富裕層に根強い人気があります。
👥 登場人物
チョン・ジヒョン

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通貨危機(IMF経済危機)
1997年に韓国が経験した国家破綻の危機のことです。このドラマが放送された直後に発生し、多くの企業が倒産して社会構造が激変しました。ドラマが描いた「成功への執着」や「不安定な社会構造」は、この直後に訪れる危機の予兆でもあったと言われています。
👥 登場人物
チョン・ドヨン

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スプーン階級論(수저계급론)
親の資産や年収によって子供の人生が決まるという韓国の格差社会を象徴する概念です。金のスプーン、銀のスプーン、泥のスプーンなどに分類されます。このドラマの主人公インボムは、まさに自らの力で「泥のスプーン」から抜け出そうともがく姿を象徴しています。
👥 登場人物
チョン・ドヨン

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OST(Original Sound Track)
韓国ではドラマの劇中歌が非常に重要視されており、ドラマの人気に直結する要素です。人気アーティストが参加することが多く、ドラマの放送時期に合わせて1曲ずつデジタルシングルとして公開され、音楽チャートの上位を独占することも珍しくありません。
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ホン姉妹(ホン・ジョンウン、ホン・ミラン)
韓国ドラマ界を代表する人気脚本家ユニットで、実の姉妹です。ファンタジー、ラブコメ、ホラーを融合させた独特の作風が特徴で、代表作に『美男<イケメン>ですね』『主君の太陽』『還魂』などがあります。
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総合編成チャンネル・ケーブル・OTT
韓国のテレビ放送体系は、日本でも馴染みのある地上波(KBS、MBC、SBS)のほかに、JTBCやtvNなどの「総合編成チャンネル(ソピョン)」や「ケーブルTV」が非常に強力です。最近ではNetflixやTVINGなどの「OTT(動画配信サービス)」オリジナル作品も百想芸術大賞の主要なノミネート対象となっており、地上波を凌ぐ人気を集めることも珍しくありません。
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百想芸術大賞(ペクサンげいじゅつたいしょう)
「韓国のゴールデングローブ賞」とも呼ばれる、韓国で最も権威がある総合芸術賞です。テレビ、映画、演劇の3部門を網羅しているのが特徴で、各放送局の垣根を越えてその年の最高の作品と俳優が選ばれます。特に「大賞」を受賞することは、韓国の芸能界において最高の栄誉とされています。
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韓国ミュージカルアワード
2017年から始まったミュージカル専門の授賞式です。韓国ミュージカル協会が主催し、専門家による厳正な評価が行われる、舞台俳優やファンにとって非常に大切なイベントです。
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百想芸術大賞
1965年から続く、韓国で最も権威のある総合芸術授賞式です。映画・テレビ・演劇の3つの分野を同時に扱うのが特徴で、受賞結果はその年のエンタメ界のトレンドを象徴すると言われています。
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借景(チャギョン)
韓屋の美学を表す言葉で、「周囲の自然の風景を自分の庭の景色の一部として借りる」という意味です。韓屋の窓や門は、単なる通路ではなく、外の四季折々の景色を一枚の絵画のように切り取る額縁のような役割を果たしています。
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韓屋(ハノク)
韓国の伝統的な建築様式の家屋のことです。木材や土、石、紙などの自然素材で作られ、夏を涼しく過ごすための「マル(板の間)」と、冬を暖かく過ごすための床暖房「オンドル」を兼ね備えているのが特徴です。最近では内部を現代的にリノベーションした韓屋カフェやゲストハウスも人気です。
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コリア・ユニーク・ベニュー(Korea Unique Venue)
韓国観光公社が選定する、コンベンションセンターやホテルといった一般的な施設ではなく、その土地独自の文化や個性を感じられるイベント会場のことです。伝統家屋の韓屋や国立博物館、そして今回の遊覧船ターミナルのような特別な空間が指定され、国際的なMICE行事の誘致に活用されています。
👥 登場人物
キム・ジンマン

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漢江の奇跡(ハンガンのきせき)
1950年代の朝鮮戦争を経て焦土と化した韓国が、短期間で驚異的な経済発展を遂げたことを指す言葉です。ドイツの「ライン川の奇跡」になぞらえて命名されました。漢江は単なる川ではなく、韓国の発展と不屈の精神を象徴する場所として国民に愛されています。
👥 登場人物
キム・ジンマン

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聖水洞(ソンスドン)
かつての靴工場街がリノベーションされ、現在は「韓国のブルックリン」と呼ばれるほどオシャレなカフェやブランドのポップアップストアが立ち並ぶエリアです。最新トレンドの発信地として、キャラクターイベントも頻繁に行われます。
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ティップティップシール(띠부씰)
「はがして(ッティゴ)貼れる(ブッチヌン)シール(シール)」の略称です。90年代後半に韓国の「ポケモンパン」に封入されて大ブームとなり、近年その再ブームが起きたことで、韓国の若者の間ではコレクションアイテムの代名詞として定着しています。
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ENA(イーエヌエー)
KTグループ傘下の系列会社であるスカイTVが運営する韓国の有料ケーブルチャンネルです。以前は認知度が低かったのですが、2022年の『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の大ヒットを機に、良質なドラマを制作する放送局として急速に存在感を高めました。
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イ・チュンジェ連続殺人事件
1986年から1991年にかけて京畿道華城(ファソン)一帯で発生した韓国史上最も有名な未解決事件の一つでした。長年迷宮入りしていましたが、2019年に最新のDNA鑑定技術によって、別の事件で服役中だったイ・チュンジェが真犯人であると特定されました。映画『殺人の追憶』のモデルとしても知られています。
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白熟(ペクスッ)
鶏肉などを高麗人参やニンニクと一緒に長時間煮込んだ韓国の伝統的な健康料理です。キム・ジスさんがプラハで体力をつけるために作ったと紹介しており、韓国人にとっての「元気の源」といえるソウルフードです。
👥 登場人物
キム・ジス

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公募タレント(コンチェ)
韓国の放送局が直接実施する新人俳優の採用オーディション制度です。「SBS 2期」のように、合格した放送局の専属として一定期間活動し、そこからスターへの階段を上るのがかつての王道ルートでした。
👥 登場人物
キム・ジス

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팬콘(ファンコン)
「ファンミーティング」と「コンサート」を掛け合わせた造語です。従来のトークやゲーム中心のファン交流イベントに、アーティストさながらの本格的なライブパフォーマンスを融合させた形式の公演を指します。
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OST(Original Sound Track)
韓国ドラマにおいて劇中で流れる挿入歌のことです。韓国では人気アーティストが参加するだけでなく、主演俳優がキャラクターの心情を代弁するように歌唱することが多く、ドラマの人気を左右する重要な要素となっています。
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Big4事務所
韓国のエンターテインメント業界を牽引する4つの大手芸能事務所、HYBE、SM、JYP、YGを指します。現在はコンテンツの制作だけでなく、世界中に拠点を持つグローバル企業として、各国の現地アーティストのプロデュースも行っています。
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ユ・クイズ ON THE BLOCK
「国民的MC」と呼ばれるユ・ジェソクが司会を務めるトーク番組です。当初は街角で一般人にクイズを出す形式でしたが、現在は各界の著名人やスターを招いて人生の深い話をじっくり聞くスタイルが定着しています。
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大河ドラマ(テハドラマ)
韓国でも日本と同じように、長い期間をかけて歴史上の出来事や人物を描く長編ドラマを指します。最近は全16話程度の短いドラマが主流ですが、かつては50話から100話を超えるような壮大な作品が多く制作されていました。
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パク・ギョンリ(朴景利)
韓国を代表する女性小説家です。代表作『土地』は、慶尚南道(キョンサンナムド)の河東(ハドン)を舞台に、1897年から1945年の解放までを描いた超大作で、韓国人なら誰もが知る国民的文学です。
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크로스오버 그룹(クロスオーバーグループ)
クラシック、オペラ、ミュージカル、ポップスなど、異なる音楽ジャンルを組み合わせて歌うグループ。韓国ではオーディション番組『ファントムシンガー』などの影響で、高い歌唱力を持つこれらのグループがアイドルに劣らない大きなファン層を持っています。
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버추얼 아이돌(バーチャルアイドル)
3Dグラフィックやアバターを活用して活動するアイドルのこと。韓国では【PLAVE】のように、演者の動きをリアルタイムで反映させる「モーショントラッピング」技術を使い、ライブ配信や音楽番組出演を行うグループが非常に高い人気を集めています。