最新Kホラーが異例の大ヒット!Netflixキリゴ世界4位&映画サルモクジ200万人突破

Buzzちゃんの見どころ

Netflix『기리고(キリゴ)』が世界4位、映画『살목지(サルモクジ)』が公開20日で200万人動員を突破しました。アプリやロードビューといった日常の素材をホラーに融合させ、若者を中心に体験型コンテンツとして熱狂的な支持を得ています。

■ 季節を先取りする「Kホラー」の異例の快進撃

韓国のコンテンツ市場において、夏の風物詩とされてきたホラー映画が、季節を大幅に先取りして異例のヒットを記録しています。これまでのジャンル物やロマンス作品が独占していた市場で、新鮮な素材と型破りな演出を武器にした「Kホラー」が、若い世代を中心に大きな反響を呼んでいます。

特に注目を集めているのが、2026年4月24日に世界同時公開されたNetflixオリジナルシリーズ『기리고(キリゴ)』です。この作品は、残酷な描写と没入感の高い展開がSNSなどで話題となり、公開初週でNetflixの非英語シリーズ部門においてグローバル4位という驚異的な成績を収めました。

一方、劇場公開作では映画『살목지(サルモクジ)』が公開から約20日で観客動員数200万人を突破しました。韓国でホラー映画が200万人の大台を超えたのは、2018年の『昆池岩(コンジアム)』以来、実に8年ぶりの快挙となります。

■ ネットフリックス『キリゴ』:日常のアプリが恐怖の対象に

『キリゴ』は、願いを叶えてくれるという謎のアプリ「キリゴ」に宿った呪いから逃れようとする、5人の高校生たちの死闘を描いた作品です。

主演にはチョン・ソヨン(전소영)カン・ミナ(강미나)ヒョン・ウソク(현우석)イ・ヒョジェ(イ・ヒョジェ)ペク・ソンホ(백선호)といった、これからの活躍が期待される新人俳優たちが抜擢されました。パク・ユンサー監督による緻密な演出と、現代人にとって身近な「スマートフォンアプリ」という素材、そして韓国伝統のシャーマニズム(巫堂など)といった要素が融合し、これまでにない新鮮な恐怖を提供していると評価されています。

■ 映画『サルモクジ』:ロードビューから始まるリアルな恐怖

劇場で旋風を巻き起こしている『サルモクジ』は、地図サービスの「ロードビュー(日本のストリートビューに該当するサービス)」の撮影スタッフが、忠清南道の礼山(イェサン)にある「サルモクジ」という貯水池を訪れたことから始まる物語です。

この作品には、ドラマ『背負って走れ』で一躍スターとなったキム・ヘユン(김혜윤)をはじめ、イ・ジョンウォン(이종원)キム・ジュンハン(김준한)チャン・ダア(장다아)ら、現在注目を集めている実力派の若手俳優たちが顔を揃えました。実際に怪談として有名なスポットを舞台にしていることもあり、観客に強烈な没入感を与えています。

■ 既存のルールを打ち破る新しい戦略

これら二作品の共通点は、従来のホラー映画の興行ルールに従わなかったことです。通常、ホラー作品は夏休みのシーズンに合わせて公開されますが、『サルモクジ』は春のシーズンに公開を強行しました。また、『キリゴ』はOTT(オンライン動画サービス)プラットフォームを通じて、時期を問わずいつでも視聴できる形で提供されました。

大衆文化評論家のハ・ジェグン氏は、「少しずつ暖かくなり、ホラー作品への渇望が生まれるタイミングで完成度の高い作品が登場した」と分析しています。また、スマートフォンアプリやロードビューといった、現代人の日常に密着したプラットフォームを恐怖の媒介にしたことが、10代から30代の若者の共感を得た大きな要因だとされています。

■ 観るだけではない「体験型コンテンツ」への進化

今回のブームの最大の特徴は、視聴者が作品を鑑賞するだけでなく、一つの「遊び」として楽しんでいる点です。

『キリゴ』の視聴者たちは、劇中のアプリが実際にアプリストアでリリースされると、自らダウンロードして使用感をSNSで共有し合っています。また、『サルモクジ』のファンたちは、撮影地となった礼山の貯水池を実際に訪れたり、映画館で計測した自分の心拍数をSNSに投稿したりするなど、恐怖を能動的に楽しむ文化を形成しています。

監督やプロデューサー陣も、あえて馴染みのあるトップスターではなく、新鮮な印象を与える新人俳優を起用することで、観客が物語のキャラクターを「身近な存在」として感じられるよう工夫しています。これにより、作品が単なるフィクションを超え、リアルな恐怖体験として若者たちに受け入れられています。

出典:https://www.yna.co.kr/view/AKR20260502021900005?input=1195m

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ 水鬼(ムルグィシン)

韓国の伝統的なお化けの一つで、水死した人の霊が、生きている人を水中に引き込んで自分の代わりにしようとするという言い伝えがあります。記事にある『サルモクジ』の貯水池も、こうした水にまつわる恐怖がベースになっています。

■ シャーマニズム(Kオカルト)

韓国には「巫堂(ムーダン)」と呼ばれる巫女や祈祷師が、神や霊と対話して呪いを解いたり、幸運を祈ったりする儀式(クッ)を行う文化が根強く残っています。最近の韓国ホラーでは、この伝統的な巫俗信仰と現代のデジタル要素を組み合わせた「Kオカルト」というジャンルが、世界的に注目されています。

Buzzちゃんの感想

私は恋愛ベタベタなドラマよりも、こういうゾクゾクするミステリー要素があるホラーの方が、実は気になっちゃうんです。特に最近の『背負って走れ』で大好きになったキム・ヘユンちゃんが、どんな悲鳴を見せてくれるのかワクワクしちゃいます!実際の貯水池にまで行くファンの方々の行動力には驚きですが、アプリを落としてみるくらいなら私もやってみたいかも……。皆さんは、スマホを使った現代的なホラーと、貯水池のような伝統的な場所でのホラー、どっちがより怖そうだと思いますか?

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