メガヒットドラマの半分はウェブマンガ・小説が原作!双方向IP時代がコンテンツ産業を加速

Buzzちゃんの見どころ

2026年の新作ドラマの約半数がウェブマンガ・小説原作で、화제성(話題性)チャートでも『21世紀大君夫人』などが上位を独占。製作会社の売上が4年で14倍に急成長するなど、コンテンツ産業の構造が激変しています。

韓国のコンテンツ市場において、ウェブマンガ(ウェブトゥーン)やウェブ小説を原作としたドラマが立て続けに「メガヒット」を記録しており、ドラマの約半数がこれらのIP(知的財産)を基盤とする「双方向IP時代」が本格的に到来しています。

■ 新作ドラマの約50%がウェブ原作という現状
2026年5月の放送・OTT(動画配信サービス)業界の発表によると、5月30日から放送されるJTBCの『新入社員カン会長』をはじめ、Netflix(ネットフリックス)の『真の教育』、tvNの『明日も出勤!』など、ウェブマンガやウェブ小説を原作とした作品が続々と公開を控えています。さらに下半期には『現惑』、『再婚承認を要求します』、『ドブネズミ』といった注目作もすべてウェブマンガが原作となっており、ドラマ界における原作確保の重要性が一段と高まっています。

韓国コンテンツ振興院の調査報告書によると、2024年のウェブマンガを中心とした漫画産業のIP売上高は1兆7266億ウォン(約1900億円)に達し、漫画産業全体の36.8%を占めるまでになりました。ウェブマンガは今や、映画やアニメーションなどの映像メディアへストーリーを供給する「源泉基地」としての役割を確固たるものにしています。

■ 圧倒的な話題性とグローバル市場での成功
実際のデータでもその人気は証明されています。話題性チャート(5月19日基準)では、Kakaoエンターテインメント(韓国のエンタメ大手企業)が企画した『21世紀大君夫人』が12.5%、LINEマンガ等の母体であるネイバーウェブトゥーン原作の『炊事兵、伝説になる』が7.44%を記録し、1位と2位を独占しました。

また、グローバル市場での勢いも止まりません。Netflixで公開された『ブラッドハウンド シーズン2』は非英語圏部門で世界1位を獲得。さらに『ユミの細胞たち シーズン3』も、週間の有料加入寄与数(その作品を見るために新しく課金したユーザー数)で1位を記録するなど、既存ファンの多さがヒットに直結する傾向が強まっています。

■ 「双方向IP」への進化とプラットフォームの直接参入
最近のトレンドは、単に「漫画をドラマ化する」だけにとどまりません。ドラマ放送後に、同じ世界観を描いた「ビハインド・ウェブ小説」が発売されたり、『ユミの細胞たち』がミュージカル化されたりと、多角的なメディア展開が行われています。

これに伴い、ネイバーやカカオといったプラットフォーム側も、単なる仲介役ではなく自ら制作に乗り出しています。ネイバーウェブトゥーンの子会社であるスタジオN(ドラマ・映画制作会社)は、2021年に84億ウォン(約9億円)だった売上高が、昨年には1179億ウォン(約130億円)へと約14倍も急成長しました。カカオエンターテインメントも、ストーリー(原作)・ミュージック(OST)・メディア(制作)の3部門を統合し、自社のアイドルをOSTに参加させたり、ファンコミュニティを活用したりする「統合戦略」を強化しています。

一方で、急成長の裏でクリエイターの労働環境や、作品数増加に伴う収益率の低下など、生態系の基盤を支える作家たちの処遇改善が今後の課題として指摘されています。

出典:https://www.dt.co.kr/article/12064126?ref=naver

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ 웹툰(ウェブトゥーン)

韓国発のデジタルコミックのことで、スマートフォンの画面で縦にスクロールして読む形式が特徴です。フルカラーで、BGMやアニメーション効果が付いている作品もあります。

■ IP(知的財産 / Intellectual Property)

この文脈では、キャラクターやストーリー、世界観などの著作権を指します。一つの強力なIPをマンガ、ドラマ、ゲーム、グッズなど多方面に展開することを「ワンソース・マルチユース」と呼び、韓国エンタメ界の成長戦略の核心となっています。

Buzzちゃんの感想

私は設定が凝っている作品が好きなので、ウェブマンガ原作のドラマ化はいつもワクワクしちゃいます。私の人生ドラマ財閥家の末息子』もウェブ小説が原作でしたが、ドラマならではの脚色が加わって面白さが倍増していましたよね。最近はドラマから逆に小説が逆輸入されることもあるなんて、推しの物語をずっと追いかけられてファンとしては嬉しい限りです。皆さんは、まだドラマ化されていない「これだけは絶対に実写化してほしい」というお気に入りのウェブマンガはありますか?それとも、原作のイメージが壊れるのが怖くて実写化してほしくない派ですか?

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