韓国ドラマのアッパに異変!?不器用でも共に歩む、最新作に見る成長する父親像の魅力

Buzzちゃんの一言

皆さま、こんにちは!最近の韓国ドラマを観ていて、思わず目頭が熱くなってしまうことが本当に多いんです。これまでは厳格で少し怖い存在だった「お父さん」たちが、最近の作品では私たちと同じように悩み、涙し、子供と一緒に成長していく姿が描かれていて……その人間味あふれる姿に、Buzzちゃんはもう感動しっぱなしです!

■ 厳格な家父長から「共に成長するパートナー」へ。韓国ドラマの父親像に訪れた劇的な変化

韓国ドラマにおいて「父親(アッパ)」という存在は、長らく家庭内での絶対的な権威や、家族のために黙々と自分を犠牲にする象徴として描かれてきました。しかし、最新のドラマ界ではそのトレンドが大きく様変わりしています。かつての「完成された家長」ではなく、未熟さを抱えながらも子供との対話を通じて自分自身をアップデートさせていく「成長型のお父さん」たちが、視聴者の深い共感を呼んでいるのです。

これまで韓国ドラマでよく見られた父親といえば、大きく分けて2つのタイプでした。一つは、厳しい言葉で家族を支配する保守的な父親。もう一つは、自分の感情を押し殺して働き詰め、最後には病や事故で家族に涙を誘う悲劇的な父親です。しかし、最近話題を集めている作品群では、父親が自分の間違いを認め、子供に謝罪し、共に人生の壁を乗り越えていく過程が丁寧に描写されています。

このような変化の背景には、韓国社会における「理想の父親像」の変化が反映されています。儒教的価値観(目上の者を敬い、家系を重んじる韓国の根本的な道徳概念)が根強く残る韓国では、かつて父親は「家庭の壁」のような存在でした。しかし、現代では権威よりも「疎通(コミュニケーション)」が重視されるようになり、コンテンツ制作側もその時代の空気感を敏感に捉えているのです。

■ 視聴者の心を掴む「不器用だけど温かい」最新作の父親たち

具体的にどのような「成長する父親」が話題なのでしょうか。最近の注目作からいくつかの例を挙げてみましょう。

まず、JTBC(韓国の有料放送チャンネル)で放送された『組み立て式家族(조립식 가족、血の繋がらない3人が家族として育つ物語)』では、チェ・ウォニョン(최원영)が演じる父親像が大きな反響を呼びました。彼は血の繋がらない子供たちを深い愛情で包み込みながらも、親としての責任や悩み、そして自分自身の至らなさに直面し、それを乗り越えていこうと葛藤します。単なる「聖人」としてではなく、一人の人間として苦悩する姿が、視聴者に「親だって最初から親だったわけではない」というメッセージを届けました。

また、Disney+(全世界で展開する動画配信サービス)のヒット作『ムービング(무빙、超能力を持つ親子たちの戦いと愛を描いた作品)』でのリュ・スンリョン(류승룡)も、これまでにない父親像を提示しました。圧倒的な強さを持ちながらも、娘の前ではどう接していいか分からずドギマギする姿、そして子供を守るために文字通り身体を張る姿は、英雄としての父ではなく、不器用な一人の男としての「親の成長」を象徴していました。

こうしたキャラクターたちの共通点は、自分の「弱さ」を隠さないことにあります。かつてのドラマでは父親が涙を見せることはタブーに近い演出でしたが、今のドラマでは、子供の前で涙を流し、自分の非を認めて歩み寄るシーンが、物語のクライマックスとして描かれることも少なくありません。

■ 社会の変化とOTT市場の影響がもたらした多様性

なぜ今、こうした「成長する父親」が求められているのでしょうか。これには、地上波放送局だけでなく、Netflix(世界最大手の動画配信プラットフォーム)やTVING(韓国国内で人気の動画配信サービス)といったOTT(オーバー・ザ・トップ、インターネットを介した動画配信)市場の拡大も大きく関係しています。

従来の地上波ドラマでは、幅広い世代に受け入れられるために典型的な家族像を描く必要がありましたが、OTT作品ではよりニッチで深い人間描写が可能になりました。その結果、これまでのステレオタイプを脱却した、多面的で複雑な内面を持つ父親キャラクターが登場しやすくなったのです。

また、韓国では現在、兵役(대한민국 병역 제도、成人男性に課せられる約1年半から2年の軍務)を終えた後の若い世代が親になる段階に入っており、彼らが求める「新しい家族の形」がドラマに投影されているという見方もあります。一方的に指示を出す父親ではなく、価値観を共有し、共に学び続ける姿勢に、多くの視聴者が癒やしと希望を見出しているのです。

このように、ドラマの中の父親たちが変わっていく姿は、単なるエンターテインメントの枠を超え、今の韓国社会が目指している「より柔らかく、より対話のある家族」の理想像を示しているのかもしれません。次にあなたが観るドラマでも、主人公の後ろにいるお父さんの「成長」に注目してみると、物語がより深く感じられるはずです。

出典:https://www.hankookilbo.com/news/article/A2026040717460005745?did=NA

Buzzちゃんの感想

いかがでしたか?「完成された強いお父さん」もカッコいいけれど、子供と一緒に悩んで、一緒に大きくなっていくお父さんの方が、なんだか今の時代にはしっくり来ますよね。私の大好きなイ・ソンミン(이성민)さんのような、重厚感と可愛らしさを併せ持つ俳優さんたちが演じる父親役も、これからもっと増えてほしいです!

皆さんは、これまでに観た韓国ドラマの中で、一番印象に残っている「お父さん」は誰ですか?ぜひ、皆さんの「推しアッパ」をコメントで教えてくださいね!

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