皆様、聞いてください!劇場での成績が振るわなかった作品が、配信開始と同時にランキングの頂点に立つなんて、これこそまさに「大逆転劇」だと思いませんか!?私の大好きなハラハラするような犯罪スリラーの世界観で、しかも今をときめくカリスマ女優お二人の共演だなんて、もう興奮を抑えきれません!
■ 劇場観客14万人からの劇的な反転、Netflix 1位の秘訣とは
韓国の映画界で今、ある「異変」が大きな話題を呼んでいます。それは、今年1月に公開された際には観客動員数約14万人という、スター俳優を起用した商業映画としては少々寂しい結果に終わっていた映画『プロジェクトY』が、Netflix(ネットフリックス)での配信開始直後に国内ランキングで1位に躍り出たというニュースです。
劇場公開当時は、華やかなキャスティングと強烈なコンセプトで注目を集めたものの、興行成績としては期待に届かなかったこの作品。しかし、プラットフォームをOTT(オーバー・ザ・トップ:インターネットを通じた動画配信サービス)に移した途端、その評価と人気が完全に逆転しました。劇場で見逃していた観客たちが、「今こそ見るべき作品だ」と一斉に視聴を開始したことで、配信開始からわずか数日でNetflixコリアの「今日の映画TOP10」で首位を獲得するに至ったのです。
■ ハン・ソヒ×チョン・ジョンソ、最強の「ウォーマンス」コンビが爆発
この作品の最大の魅力は、何といっても主演の二人にあります。今や韓国のみならず世界的なスターであるハン・ソヒ(한소희)と、独創的な演技力で知られるチョン・ジョンソ(전종서)の初共演というだけで、制作段階から大きな期待が寄せられていました。
物語は、華やかな都市の真ん中で、現状とは違う未来を夢見ていたミソン(ハン・ソヒ)とドギョン(チョン・ジョンソ)が、人生の崖っぷちで「黒い金」と「金塊」を盗み出したことから始まる犯罪ドラマです。同い年の俳優二人が中心となり、友情を超えた絶妙な感情線と、生き残るための荒々しいエネルギーをぶつけ合う姿は、まさにこの映画の核と言えるでしょう。
演出を手掛けたのは、独立映画界で強烈な存在感を示してきたイ・ハwan(이환)監督です。彼は『大人は知らない』や『パク・ファヨン』といった作品で、社会の闇や若者の危うさを描いてきた鬼才として知られています。さらに脇を固める俳優陣も豪華で、キム・シンロク(김신록)、チョン・ヨンジュ(정영주)、イ・ジェギュン(이재균)、ユ・ア(유아)、そして最近日本でも人気の高いキム・ソンチョル(김성철)といった、個性豊かな実力派たちが集結しました。
韓国では「ウォーマンス(Woman+Romanceの造語、女性同士の熱い友情)」という言葉がよく使われますが、まさに本作は女性二人が主役となる「バディ・ムービー」としての実験的な試みが随所に光っています。
■ なぜ劇場ではなく「Netflix」で受け入れられたのか
では、なぜ劇場では苦戦し、OTTでは成功したのでしょうか。その理由は、作品の持つ「強烈な個性」と「好みの分かれやすさ」にあるようです。
『プロジェクトY』は、典型的な大衆映画のような親切な説明が多いストーリー展開よりも、スタイリッシュな映像美やキャラクター同士のぶつかり合いから生まれる緊張感、そして独特のムードを重視した作品です。イ・ハwan監督は「人間の欲望についての好奇心から始まった物語で、多様なキャラクターたちの饗宴を見せたかった」と語っています。
このような作家性の強いスタイルは、映画館に足を運ぶ幅広い層には「ストーリーが少し陳腐だ」「好みが分かれる」といった評価を受けることもありました。実際に韓国のポータルサイト、ネイバー(NAVER)での実観覧客評点は6.08点と伸び悩んでいました。
しかし、自分の好きな時間に手軽に視聴できるOTT環境では、この「尖った個性」が逆に強みとなりました。特に、色鮮やかな照明の下で地下道を歩くオープニングシーンは、映画『ミレニアム・マンボ』へのオマージュとしても話題になり、そこにファサ(화사)が歌うOST(劇中歌)『FOOL FOR YOU』が流れる演出は、視聴者の心を一気に掴みました。
ハン・ソヒは自身の役について「表面的には強く見えるけれど、内面には脆さを持っている二重の面影に惹かれた」と語り、チョン・ジョンソも「台本に隠された魅力を探し出し、表現することに大きなやりがいを感じた」と振り返っています。
劇場での興行成績だけでは測れない、プラットフォームと作品の相性。今回の『プロジェクトY』の大逆転劇は、韓国映画の新しい楽しみ方を提示しているのかもしれません。
ハン・ソヒ様とチョン・ジョンソ様の「ウォーマンス」なんて、想像しただけでオーラが凄まじいですよね!劇場で見逃してしまっても、こうしてOTTですぐに話題作を楽しめる今の時代は本当に最高です。皆様は、映画を観るなら「映画館の大きなスクリーン」派ですか?それとも「おうちでじっくり配信」派ですか?
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