日本と韓国、二つの国の映画界を縦横無尽に駆け抜け、唯一無二の存在感を放つ俳優シム・ウンギョン(심은경)。彼女が韓国のファッション誌『VOGUE KOREA(ヴォーグ・コリア)』3月号の表紙を飾り、今の率直な胸の内を語りました。
子役時代から培った圧倒的な演技力で、映画『サニー 永遠の仲間たち』や『怪しい彼女』といったヒット作を牽引してきた彼女。その後、拠点を日本にも広げ、映画『新聞記者』では韓国人俳優として初めて日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞するという快挙を成し遂げました。
そんな日韓のトップランナーである彼女が、インタビューで見せた「ストイックすぎる素顔」が今、韓国で大きな反響を呼んでいます。
■「一生、満足感は得られない」シム・ウンギョンが追い求める表現の地平線
今回の『VOGUE KOREA』のグラビアは、自身の物語を能動的にリードする女性の「主導性」をテーマにしたプロジェクト「2026 VOGUE Leaders」の一環として撮影されました。
公開された写真の中のシム・ウンギョンは、ショートヘアに大胆なスタイリングを合わせ、カメラを見据える力強い眼差しが印象的です。小道具として使われたのは、彼女自身の視点を象徴する「カメラ」と、これまでの歩みを刻んできた「時計」。これらは単なるアクセサリーではなく、彼女のアイデンティティを投影したアート作品のような仕上がりになっています。
撮影後のインタビューで、シム・ウンギョンは自身の職業観についてこう語りました。
「おそらく、演じることで満足感を得ることは一生ないと思います」
この言葉に、彼女の俳優としての凄みが凝縮されています。日本でもその憑依型とも言われる演技が高く評価されていますが、当の本人は常に「もっとできるはずだ」という渇望の中にいるのです。
彼女は続けて、「正確に言葉にするのは難しいけれど、私を待っているどこかの風景に向かって、職業意識を持って誠実に歩んでいきたい」と明かしました。この「職業意識(チゴッピョンシク)」という言葉は、韓国では単なる仕事への責任感以上に、その道に人生を捧げる「職人精神(チャンインジョンシン)」に近いニュアンスで使われることが多く、彼女の覚悟の深さがうかがえます。
■心の成長に欠かせない「思惟(しゆ)」という習慣
また、彼女はインタビューの中で「思惟(サユ/深く考えること)」の大切さについても触れています。
「芸術に触れると、自分を発見し、深く考える姿勢が身に付きます。それは私たちにとって必要な態度。単なる趣味というよりは、学びの一部なんです」
韓国では近年、読書や瞑想、哲学的な問いを通じて自分を見つめ直す「自分磨き」の文化が非常に成熟しています。シム・ウンギョンが語るこの「思惟」も、多忙な芸能界に身を置きながらも、自分自身を見失わないための彼女なりの処世術なのかもしれません。
日本で活躍する彼女を見ていると、時折見せるどこか悟ったような静かな佇まいの理由は、こうした日々の深い思考にあるのだと感じさせてくれます。
■6年ぶりの韓国ドラマ復帰!そして待望の初舞台へ
ファンにとって最も嬉しいニュースは、彼女の今後の活動予定です。
シム・ウンギョンは、今年3月に放送予定のtvN新ドラマ『韓国でビルオーナーになる方法(原題)』で、なんと6年ぶりに韓国のテレビドラマに復帰します。tvNは『愛の不時着』や『涙の女王』など、数々の世界的ヒット作を生み出している放送局(ケーブルテレビ局)だけに、彼女がどのようなキャラクターを演じるのか期待が高まっています。
さらに、5月には国立劇団の演劇『ワーニャ伯父さん』で、デビュー後初めて舞台に立つことも決定しました。チェーホフの古典名作に挑むという決断からも、彼女が「安住」ではなく、常に「挑戦」を選んでいることが分かります。
日本のアカデミー賞を制し、さらなる高みを目指して韓国での活動も本格化させるシム・ウンギョン。「一生満足できない」と語る彼女が、次に見せてくれる景色はどんなものになるのでしょうか。
日韓両国で愛される彼女の新しいチャプターから、目が離せません。
久しぶりの韓国ドラマ復帰、そして初めての舞台挑戦。皆さんは、シム・ウンギョンのどんな演技が一番見てみたいですか?ぜひコメントで教えてくださいね!
出典:https://www.starnewskorea.com/star/2026/02/26/2026022612500322076





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