ビョン・ウソクを見出したデザイナーのコ・テヨン、格安素材を拒絶したブランドのプライドを語る

Buzzちゃんの見どころ

コ・テヨンは26歳で最年少デビューを果たし、『花より男子』の制服も手掛けた天才デザイナーです。イ・ジョンソクやビョン・ウソクらを発掘した彼の、安易なコスト削減を許さない仕事哲学が明かされました。

■ 最年少記録を持つトップデザイナーの苦労時代

2026年5月24日に放送されたKBS 2TVのバラエティ番組『社長の耳はロバの耳』(韓国の各界のリーダーたちが自身の日常を公開し、職場環境を改善していく観察バラエティ)に、デザイナーのコ・テヨン(고태용)が出演し、自身のブランド運営における信念を語りました。

コ・テヨンは、自身のブランド「Beyond Closet」を運営するCEOであり、キャリア19年を数えるベテランです。彼はわずか26歳でソウル・ファッションウィーク(韓国最大級のファッションの祭典)でのデビューを果たし、現在も破られていない「最年少デビュー記録」を保持しています。さらに、ソウルだけでなくニューヨーク、パリ、ミラノといった世界3大ファッションウィークを網羅し、韓国のデザイナーアワードで新人賞、優秀賞、最優秀賞のすべてを受賞した唯一の人物でもあります。

華やかな経歴を持つ彼ですが、世間から「裕福な家庭で育った(クムスジョ)」と言われることに対しては、事実とは正反対だと語りました。大学時代にアルバイトで貯めた1000万ウォン(約110万円)と、ソウル市のデザイナー支援事業の資金を元手に最初のショーを開催したといいます。資金繰りに苦労した彼は、ショーで使用したサンプル服をそのまま販売して次のショーの資金を作るという、当時としては画期的な手法でブランドを継続させたと明かしました。

■ ビョン・ウソクやイ・ジョンソクを見出した「審美眼」

コ・テヨンは、モデルを見極める目も非常に優れていることで知られています。現在、俳優やタレントとして大活躍しているイ・ジョンソク(이종석)、ビョン・ウソク(변우석)、ナム・ジュヒョク(남주혁)チャン・ギヨン(장기용)チュ・ウジェ(주우재)イ・ソンギョン(이성경)らは、新人時代に彼のショーに立ったことで注目を集めました。

番組に出演したモデルのジョンヒョク(정혁)は、彼の事務所を「コ・テヨンの宝石箱」と称するほどです。コ・テヨンは「皆、有名になるべくしてなった人たち。私のショーに出たタイミングが良かっただけ」と謙遜しつつも、イ・ジョンソクについては「初めて見たとき、完璧な被写体だと思った。自分がデザイナーになったらメインモデルをやってほしいと提案した」と当時のエピソードを振り返りました。

■ 「ただ安ければ良いわけではない」品質へのこだわり

番組では、従業員に対して厳しく接するボスとしての姿も見られました。デザイン会議中、原価を抑えるために5000ウォン(約550円)の格安素材を使おうとするスタッフに対し、コ・テヨンは厳しい意見を投げかけました。

彼は「無条件に安く作ればいいというものではない。そんな素材をどこで使うのか」と現実的な問題を指摘。「デザインと同じくらい重要なのが単価設定だ。まず原価の最大値を見定め、顧客が納得して買える金額との妥協点を探るべき。最初から単価だけを下げようとすると、クオリティが出せない」と強調しました。自身の名前を掲げたブランドを運営するリーダーとして、安易な低価格化よりも品質を優先する強いプロ意識を示しました。

出典:http://www.osen.co.kr/article/G1112807961

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ クムスジョ(金のスプーン)

「裕福な家庭に生まれた子供」を指す韓国の流行語です。親の経済力によって人生が決まるという「スプーン階級論」に基づいた言葉で、逆に苦労して育った人は「フッスジョ(土のスプーン)」と呼ばれます。

■ ソウル・ファッションウィーク

ソウル市が主催する、韓国最大級のファッションの祭典です。春と秋の年2回開催され、韓国を代表するデザイナーのショーが行われます。多くの新人モデルがここを登竜門としてスターへの階段を駆け上がります。

Buzzちゃんの感想

ビョン・ウソクさんやナム・ジュヒョクさんまで、今をときめく俳優さんたちがみんな同じデザイナーさんのショー出身だったなんて驚きですよね!私は『財閥家の末息子』のような重厚な作品も好きですが、モデル出身の俳優さんのスタイルの良さが光る着こなしを見るのも楽しみの一つなんです。皆さんはモデル出身の俳優さんの中で、一番「この人のスタイルは異次元!」と思うのは誰ですか?

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