『Mixnine』で8位にランクインしたARIAZ出身のHyokyoung(효경)が、YouTubeで業界の裏側を暴露しました。実力に関係なく代表と交際するメンバーがセンターを務める実態や、2年半の活動で残った多額の負債を明かしています。
■ 元アイドルが語る「シュガーデディ」と不適切な関係の実態
ガールズグループARIAZの元メンバーであるHyokyoung(효경)が、自身のYouTubeチャンネル『HYOKEY』にて、K-POP産業の光と影、特に小規模な芸能事務所(中小事務所)で起きている深刻な問題について告白し、大きな波紋を呼んでいます。
2026年5月1日までに公開された動画の中で、彼女は「元K-POPアイドルとして、シュガーデディ(経済的支援を条件に交際する年上の男性)について話してみたい」という衝撃的なタイトルで、自身の経験と業界で見聞きした事例を詳細に語りました。
まずHyokyoung(효경)が指摘したのは、グループ内のポジション決定における不条理な基準です。彼女はある小規模事務所に所属していたグループの例を挙げ、「あるメンバーが、かなり年の離れた事務所の代表と交際していた」と暴露しました。彼女の主張によれば、そのメンバーは実力や人気が他のメンバーに比べて秀でていたわけではありませんでしたが、常にグループのセンターを務め、楽曲内でも最も重要なパート(キリングパート)を割り当てられていたといいます。
この事実は、ファンの間では「なぜ彼女がセンターなのか」と疑問視されていましたが、事務所の内部関係者や他のメンバーの間では公然の秘密となっていたそうです。彼女は「こうした問題はアイドルだけでなく、練習生や新人俳優など、業界で立場の弱い若者たち全般に起きていることだ」と付け加え、業界に根付く構造的な問題を批判しました。
■ 2年半の活動後に突きつけられたのは「多額の借金」
暴露はキャスティングやポジションの問題にとどまりません。Hyokyoung(효경)は、アイドル活動における「精算(チョンサン)」についても赤裸々に語りました。韓国の芸能界では、デビューまでにかかった費用を活動後の収益から差し引く仕組みが一般的ですが、小規模事務所ではその負担が極端に重くなるケースが少なくありません。
彼女はARIAZとして約2年半活動した後、初めて事務所から精算書を受け取りました。しかし、そこに記されていたのは利益ではなく、すべて「個人の負債」でした。デビュー前のトレーニング費用はもちろん、活動中の衣装代、宿舎の維持費、さらには日々の食費に至るまでが彼女たちの借金として計上されていたのです。
Hyokyoung(효경)は「アイドルが職業ではなく、事務所の所有物のように扱われていた」と当時を振り返り、無名のアイドルや練習生は収入がないことを事務所に利用されやすく、経済的な困窮から不適切な関係(スポンサー関係)の誘いに乗ってしまうリスクがあることを警告しました。
■ 俳優への転身と「シャワーシーン」での挫折
グループ解散後、彼女は演技の道を目指し、新たな事務所で1〜2年にわたり演技のレッスンを受けていました。オーディションを勝ち抜き、ついに映画の主演にキャスティングされたという知らせを受けた際、彼女は大きな喜びに包まれたといいます。
しかし、事務所で渡された台本を確認したところ、彼女を待っていたのは予想だにしない内容でした。映画の冒頭シーンが「背中にタトゥーを入れた状態でのシャワーシーン」だったのです。数年間にわたり真剣に演技を学んできた彼女にとって、それは目指していた表現の形ではありませんでした。彼女はその役を断った際の心境を、「そのような役割を演じる俳優さんたちを尊重しているが、私はそれをやりたくて演技を学んだのではなかった」と語り、その出来事が芸能界から距離を置く一つのきっかけになったことを示唆しました。
■ 現在はボーカルコーチとして自分らしい人生を歩む
Hyokyoung(효경)は1999年生まれ。JTBCの人気オーディション番組『Mixnine』に出演した際、最終順位8位という高い評価を受けた実力者です。2019年10月には、スター帝国(ZE:AやNine Musesを輩出した大手事務所)傘下のライジングエンターテインメントからARIAZのメンバーとしてデビューしましたが、メンバーの不祥事や活動停滞が続き、2022年4月に事実上の解散となりました。
華やかなスポットライトの世界を去った現在は、ボーカルコーチとしての生活を送っています。「毎日の生計を立てるために忙しい日々ですが、自分の手でささやかで美しい生活を作っていけることに感謝しています」と語る彼女の姿に、視聴者からは「勇気ある告白をありがとう」「これからは幸せな道を歩んでほしい」といった多くの応援コメントが寄せられています。
出典1:https://www.mk.co.kr/article/12033600
出典2:https://www.nocutnews.co.kr/news/6511388?utm_source=naver&utm_medium=article&utm_campaign=20260501050356
出典3:https://isplus.com/article/view/isp202605010038
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ 練習生制度と精算(チョンサン)
韓国のアイドル業界特有の制度です。デビューまでにかかった歌やダンスのレッスン費、食費、住居費などはすべて事務所が「投資」として肩代わりしますが、デビュー後の収益はまずこの投資の回収に充てられます。人気が出ない限り、何年活動しても手元に残るのは「借金だけ」というケースも少なくありません。
■ スポンサー(シュガーデディ)文化
一部の芸能事務所や練習生の間で問題視される、経済的支援を受ける代わりに交際や接待を行う関係のことです。特に資金繰りに苦しむ小規模な事務所では、活動資金を得るために所属タレントに不適切な関係を強要したり、代表自らがその立場を利用したりするケースが過去にも表面化し、社会問題となっています。
■ 中小事務所(小規模事務所)の現実
HYBEやSM、JYP、YGのような大手事務所とは異なり、資金力やマネジメント力が不足している事務所を指します。投資を回収するために無理なスケジュールを組んだり、不透明な会計処理を行ったりすることがあり、タレントとの間で契約トラブルに発展することが多いのも特徴です。
私は『財閥家の末息子』のように、組織のドロドロした裏側やミステリーを描くお話は大好きなんですが、これが現実のK-POP界で起きていると思うと胸が痛みます。一生懸命練習してきたのに、実力以外の部分で評価が決まってしまうのはあまりに悲しいですよね。皆さんは、こうした中小事務所の不透明な精算システムやキャスティングの裏側について、どう感じますか?





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