MBCは5月5日と12日の夜9時から、俳優チェ・ブルアムの半生を追ったドキュメンタリー2部作を放送します。国民の父と呼ばれる彼が、実父と死別した過去や30年以上続けてきた児童支援の裏側を初告白します。
韓国で長年「国民の父」として親しまれてきた名優チェ・ブルアム(최불암)の人生と演技人生を振り返る、MBC家庭の月(韓国で家族の行事が重なる5月のこと)特集ドキュメンタリー2部作『パハ、チェ・ブルアムです』の放送が決定しました。放送日は5月5日と12日の夜9時からとなっています。
今回の特集ドキュメンタリーは、チェ・ブルアムの歩んできた道のりをラジオDJ形式の進行と音楽で構成するという、これまでにない斬新なスタイルで制作されています。公開された第2次ティーザー映像では、私たちが知らなかった「人間チェ・ブルアム」としての切ない過去や、長年続けてきた社会貢献活動の真実が明かされ、放送前から大きな注目を集めています。
■ 「国民の父」が明かす秘話:父の記憶がない孤独な幼少期
数多くの作品で、時代の象徴ともいえる理想的で温かい父親像を演じてきたチェ・ブルアム。しかし、彼は今回のドキュメンタリーの中で、「幼い頃に父と早くに死別したため、私自身には父親に関する経験や記憶があまりない」という衝撃の事実を告白しています。
父親という存在の欠落による喪失感を抱えて育った彼が、いかにして韓国全土を感動させる「国民の父」という地位を築き上げることができたのでしょうか。その心の空白を埋めるために彼が選んだ俳優としての歩みと、その裏に隠された努力の物語が、5日の放送で詳しく語られる予定です。
■ 30年以上にわたる善行:子供たちに寄り添い続ける真意
番組では、チェ・ブルアムが長い間続けてきた善行についてもスポットを当てています。彼はこれまでに、迷子探し特別生放送『お父さん、お母さん、私はここにいます』や、病気と闘う子供たちのための寄付プロジェクト『子供に新しい命を』など、多くの福祉番組に積極的に参加してきました。
彼がなぜこれほどまでに子供たちの問題に心を寄せ、情熱を注いできたのか。そこには彼自身の生い立ちや、俳優としての信念が深く関わっています。今回のドキュメンタリーでは、これまであまり表に出ることのなかった彼の慈善活動に対する真摯な想いが、より深く掘り下げられています。
■ 伝説のドラマの再会と豪華出演陣:音楽で振り返る人生
公開された公式ポスターには、ターンテーブルやカセットプレーヤーなどのアナログな小道具が配置され、かつてラジオから流れていた時代の郷愁を誘うデザインとなっています。また、番組のプレゼンターとして、ドラマ『あなた、そして私』でチェ・ブルアムの長男役を演じたパク・サンウォン(박상원)が参加することも発表されました。劇中での親子という関係を超えた、二人の特別な絆が画面を通して語られます。
さらに、チェ・ブルアムと縁の深い俳優たちが多数登場する点も見逃せません。ペク・イルソプ(백일섭)、パク・ウォンスク(박원숙)、イ・ゲイン(이계인)、イ・ギョンジン(이경진)、イ・ホンリョル(이홍렬)、イム・ホ(임호)、ユジン(유진)といった豪華な面々が、それぞれの視点から見たチェ・ブルアムの姿を証言します。
演出を務めるのは、昨年放送されたMBC光復80周年特別企画『模範監獄』を制作したヤン・ジョンホン(양정헌)PDです。同作はドキュメンタリーとミュージカルを融合させた演出で、第38回韓国PD大賞の「実験精神賞」を受賞した経歴を持ちます。本作『パハ、チェ・ブルアムです』でも、音楽とラジオ形式を組み合わせた新しい演出によって、一人の俳優の人生を立体的に描き出すことが期待されています。
出典1:https://www.starnewskorea.com/broadcast-show/2026/04/27/2026042710083361473
出典2:http://enews.imbc.com/News/RetrieveNewsInfo/502911
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ 国民の父(クンミン・アボジ)
韓国では、長年にわたってドラマや映画で理想的な父親像を演じ、国民から広く愛され信頼されている俳優に対して「国民の父」という称号を送ることがあります。チェ・ブルアムはその代表格であり、彼の温かい笑顔と独特の笑い声は、多くの韓国人にとって心の故郷のような存在となっています。
■ 家庭の月(カジョゲ・ダル)
韓国では5月を「家庭の月」と呼びます。5月5日の「子供の日」、5月8日の「父母の日(オボイナル)」、5月15日の「先生の日(スグィナル)」など、家族や身近な人に感謝を伝える行事が集中しているためです。この時期、放送局では家族の絆をテーマにした特集番組やドキュメンタリーが多く放送される傾向にあります。
チェ・ブルアムさんといえば、私が大好きなドラマ『財閥家の末息子』にも特別出演されていましたよね。実のお父さんの記憶がほとんどない中で、あんなに温かい父親像を演じられていたなんて、俳優としての深さに改めて驚かされました。皆さんは「韓国ドラマのお父さん」といえば、真っ先に誰を思い浮かべますか?
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