K-POPのカムバックは体験する時代へ!TWSや&TEAMが仕掛ける最新ポップアップ事情

Buzzちゃんの見どころ

2026年4月に韓国で開催されるK-POPアイドルのカムバック記念ポップアップを特集。JYPのKickFlipは聖水洞、PledisのTWSはHYBE社屋で、展示や体験型コンテンツを通じたファンとの交流を強化しています。

■ 所有から体験へ、K-POPのカムバック公式が変化

韓国のK-POPアイドルのカムバック(新曲発売後の活動期間)の形が、今大きな変化を迎えています。以前はアルバムの発売と音楽番組への出演が活動の中心でしたが、現在は「ポップアップストア」の運営が必須コースとして定着しました。

これまでのファン活動は、フォトカードやアルバムなどのグッズを「所有」することに重点が置かれていました。しかし現在は、ファンがアーティストの世界観を全身で楽しむ「体験型消費」が、新たなトレンドとして浮上しています。この変化の中心にいるのがSNSでの共有を好むZ世代です。ファンにとって、凝った装飾のポップアップストアを訪れること自体がSNSにアップする重要な「コンテンツ」となっており、その認証ショット(訪問を証明する写真)がファン同士の連帯感を生むとともに、強力な宣伝効果を生み出しています。

■ KickFlipが聖水洞で見せた「青春のエネルギー」

JYPエンターテインメント所属のボーイズグループKickFlip(キックフリップ)は、4月7日から13日まで、ソウルの聖水洞(ソンスドン/最新トレンドが集まる注目のエリア)で4枚目のミニアルバム『My First Kick』の発売を記念したポップアップストアを運営しました。

ストア内にはアルバムのコンセプトフォトが展示され、グループのテーマである「青春」を直接感じられる空間が構成されました。また、メンバーのQRコードをスキャンして回るスタンプミッションや、メンバーの音声メッセージが聴けるドンスン(音声ガイド形式のコンテンツ)、ハッシュタグイベントなど、ファンが能動的に楽しめるプログラムも多数用意されました。

リーダーのケフン(계훈)が作詞・作曲に参加したタイトル曲『Nune Geoseulligo Sipeo』は、ハイパーパンクベースのダンス曲として人気を集めました。その勢いのまま、音楽番組の『SHOW CHAMPION』や『ミュージックバンク』で1位を獲得。さらにアルバムの初動売上(発売後1週間の売上)は45万枚を突破し、グループ史上最高記録を更新する成功を収めています。

■ TWSと&TEAM、HYBEで見せる没入型の世界観

PLEDISエンターテインメント所属のTWS(トゥアス)は、5枚目のミニアルバム『NO TRAGEDY』の発売に合わせて、4月27日から5月2日までソウル龍山区(ヨンサンク)にあるHYBE社屋1階でポップアップを開催します。

ストアの入り口には、メンバーのビジュアルとアルバムのメインイメージを活用したモーショングラフィックスが設置され、ファンを出迎えます。店内にはミュージックビデオを楽しめる大型メディアウォールや、新曲とメンバーの声を聴くことができる「聴音ゾーン」、フォトゾーンなどが設けられ、五感でグループの世界観に浸れる「体験型空間」となっています。

また、同じくHYBE Labels所属の&TEAM(エンティーム)も、龍山で「人狼(狼男)のアジト」をコンセプトにしたイベントを開催。グループが持つ神秘的なストーリー性をリアルな空間に落とし込むことで、ファンのロイヤリティを高める戦略をとっています。

これらの事例からわかるように、現在のK-POP業界においてポップアップストアは、単なるグッズ販売所ではなく、ファンの記憶に残る「特別な経験」を提供する重要なマーケティングツールとなっています。

出典:https://www.newspim.com/news/view/20260424001048

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ 聖水洞(ソンスドン)

ソウル東部に位置する、今最もホットなエリアです。かつては町工場が多い地域でしたが、現在は古い建物をリノベーションしたおしゃれなカフェやセレクトショップが立ち並んでいます。K-POPアイドルのポップアップストアやブランドの展示会が頻繁に開催される「ポップアップの聖地」としても知られています。

■ 初動(チョドン)

アルバムが発売されてから最初の1週間の販売枚数のことです。現在のK-POP業界では、ファンダムの規模や購買力を測る最も重要な指標の一つとされています。この数字が大きいほど、熱狂的なファン層が厚いことを証明するため、記録更新が常に大きなニュースになります。

■ 世界観(セゲグァン)

アーティストやグループが活動を通じて描く、一貫したストーリーや設定のことです。最近のK-POPでは、単に歌を歌うだけでなく、ファンタジーや映画のような緻密な設定(人狼、超能力、タイムスリップなど)をアルバムや映像に盛り込み、ポップアップなどでそれをリアルに体験させる手法が主流になっています。

Buzzちゃんの感想

私は『財閥家の末息子』みたいな重厚なドラマのセットを見るのが大好きなんですが、アイドルのポップアップも世界観の作り込みがすごくてワクワクしちゃいます!TWSの透明感ある空間も素敵ですけど、&TEAMの狼男のアジトみたいな設定って、なんだかミステリアスで惹かれちゃうんですよね。皆さんは推しのポップアップに行くなら、ひたすらビジュアルが綺麗な空間と、物語の中に入り込んだような没入型の空間、どちらが気になりますか?

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