BTSのRMも愛する聖地LACMAと現代自動車が異例の契約延長!韓国が世界に仕掛けるKアート戦略の裏側

韓国のエンタメファン、特にBTS(防弾少年団)のファンであるARMY(アーミー)の皆さんにとって、アメリカ・ロサンゼルスにある「LACMA(ロサンゼルス・カウンティ美術館)」は、一度は訪れてみたい「聖地」の一つではないでしょうか。

今回、この世界的な美術館と、韓国を代表する企業である現代(ヒョンデ)自動車(현대자동차)が、2015年から続くパートナーシップをさらに10年延長し、2034年まで継続することを発表しました。一見すると「自動車メーカーと美術館?」と意外に感じるかもしれませんが、このニュースの裏側には、今の韓国カルチャーが世界を席巻している理由の一端が隠されています。

■ 単なるスポンサーではない「10年という歳月」の意味

現代自動車が展開している「ザ・ヒョンデ・プロジェクト(The Hyundai Project)」は、単に資金を援助するだけのスポンサーシップではありません。今回の契約延長により、2034年までという合計20年間にわたる長期的な協力体制が築かれることになりました。

韓国では「江山も10年経てば変わる(강산도 10년이면 변한다)」という言葉があります。それほど長い時間をかけて一つのことに取り組む姿勢は、並大抵の覚悟ではありません。特に、変化の激しい現代社会において、10年先の未来まで文化支援を約束するというのは、世界的に見ても非常に珍しいケースです。

このプロジェクトの核心は「アートと技術の融合」にあります。LACMA内にデジタル技術を駆使した展示空間を設けたり、韓国の現代美術を世界に紹介するシリーズ企画を支援したりと、多角的な活動を行っています。

■ なぜLACMAは「韓流ファン」にとって特別なのか?

ここで、日本の韓流ファンの皆さんに馴染み深いエピソードをご紹介しましょう。LACMAが日本でも広く知られるようになったきっかけの一つは、間違いなくBTSのリーダー、RM(김남준)の影響です。

美術愛好家として知られるRMは、過去にLACMAを訪れた際の写真をSNSにアップしており、特に美術館の入り口にある街灯のオブジェ「アーバン・ライト(Urban Light)」の前で撮影された写真は、ファンの間で伝説のフォトスポットとなりました。

さらに、RMはLACMAで開催された韓国近代美術展のために、展示作品の解説を行うオーディオガイドに日本語や韓国語、英語で参加したこともあります。彼のように影響力のあるスターがアートへの関心を示すことで、若い世代が美術館に足を運ぶという新しい流れが生まれました。

韓国では「文化は国力」という考えが非常に強く、大企業(財閥:チェボル)が芸術支援を行うことは、企業のイメージアップだけでなく、国家ブランドを高める重要な戦略と捉えられています。今回、現代自動車がLACMAとの絆を深めることは、K-POPや韓国ドラマに続く「Kアート(韓国の現代美術)」を世界に広めるための強力なバックアップになることは間違いありません。

■ 2034年まで続く「未来への投資」

今回の契約延長により、LACMAでは今後も韓国人アーティストに焦点を当てた大規模な展覧会が予定されています。2025年には「ザ・ヒョンデ・プロジェクト」の10周年を記念した特別な展示も計画されているそうです。

韓国のエンターテインメントが世界中で愛されている今、その背景にある「美意識」や「哲学」を知ることは、私たちの推し活をさらに豊かにしてくれるはずです。アイドルのミュージックビデオ(MV)に登場する洗練された色使いやセット、ドラマの背景に飾られた一号の絵画に至るまで、すべてはこうした地道な文化支援と芸術への理解があってこそ成り立っています。

現代自動車の正義宣(チョン・ウィソン:정의선)会長は、今回の発表に際し「芸術はインスピレーションを与え、私たちを繋ぐ力がある」と語りました。これは、音楽やドラマを通じて韓国と日本、そして世界が繋がっている今の状況にも重なる言葉ではないでしょうか。

ロサンゼルス旅行を計画されている方は、ぜひLACMAをリストに入れてみてください。もしかしたら、あなたが大好きなスターが見つめたのと同じ作品に、現代自動車の支援によって出会えるかもしれません。

RMさんのように、皆さんも美術館で感性を磨く「アートな休日」を過ごしてみたくなりましたか?もし皆さんがロサンゼルスに行ったら、LACMAの「アーバン・ライト」の前でどんなポーズで写真を撮りたいですか?ぜひコメントで教えてくださいね!

出典:https://news.dealsitetv.com/articles/166146

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