赤い袖先やミスター・サンシャインの聖地!国宝昇格も決まった全北・南元のロケ地巡り

Buzzちゃんの見どころ

全羅北道南原市にある「広寒楼」が国宝に昇格することが予告されました。この地は『赤い袖先』や『ミスター・サンシャイン』など数々の名作ドラマの舞台で、2026年4月30日からは第96回春香祭も開催されます。

■ 歴史的建造物「広寒楼」が国宝へ!ドラマファン垂涎の聖地

韓国、全羅北道(チョルラプクト)南原(ナムウォン)市にある「広寒楼(クァンハンル)」が、大きな注目を集めています。韓国の古典小説『春香伝(チュニャンジョン)』の主人公である成春香(ソン・チュニャン)と李夢龍(イ・モンリョン)が初めて出会った舞台として知られるこの場所が、国宝に昇格することが予告されたためです。

韓国の国家遺産庁は先日、「南原 広寒楼」を国指定文化遺産である国宝に昇格指定すると発表しました。広寒楼は朝鮮時代後期、湖南(ホナム)地域を代表する大型の官営楼閣であり、「湖南第一楼」という別称を持っています。1963年に宝物(ポムル/国宝の次に該当する有形文化財)に指定されて以来、約60年以上の時を経てその歴史的・芸術的価値が再評価されることとなりました。

■ 数々の時代劇を彩ったロケ地としての顔

広寒楼を中心とした「広寒楼苑(クァンハンルウォン)」は、単なる歴史的名所にとどまらず、ドラマや映画の撮影地としても非常に有名です。園内にある「玩月亭(ワヌォルジョン)」を中心に、天の川を象徴する池「蓮池(ヨンジ)」、その上に架かる「烏鵲橋(オジャッキョ)」、さらには伝統家屋などが立ち並び、美しい景観を誇ります。

近年の大ヒットドラマでも数多く使用されており、日本でも人気の高い『赤い袖先』や『哲仁王后(チョリンワンフ)~俺がクイーン!?~』のロケ地となりました。特に玩月亭は、『哲仁王后』の中で哲宗を演じたキム・ジョンヒョン(김정현)と、王妃役を演じたシン・ヘソン(신혜선)の運命的な出会いのシーンが撮影された場所です。また、多くの時代劇で池に架かる烏鵲橋は、主人公たちの愛を象徴する重要な場面でたびたび登場しています。

■ 『ミスター・サンシャイン』の面影を残す旧・書道駅

広寒楼苑から少し足を延ばすと、別の名作の舞台に出会えます。それが「旧・書道(ソド)駅」です。1932年に建てられたこの駅舎は、韓国で最も古い木造建築の廃駅として知られています。現在は「旧書道駅映像撮影所」という名称で観光地化されており、大ヒットドラマ『ミスター・サンシャイン』の撮影が行われました。

当時の駅舎や施設がそのまま保存されているため、レトロな雰囲気が漂い、フォトスポットとしても高い人気を誇っています。この駅は作家チェ・ミョンヒ(최명희)の大河小説『混火(ホンブル)』の主要な舞台でもあり、文学ファンにとっても聖地となっています。春には桜、夏には青々とした緑が廃線路に映え、四季折々の美しさがドラマのワンシーンを彷彿とさせます。

■ ドラマ『智異山』のロケ地、神秘的な大自然

南原市の中心部から離れ、智異山(チリサン/韓国南部にある国立公園)のふもとへ向かうと、ドラマ『智異山』のロケ地が広がっています。智異山国立公園内の「ワウン生態村」や「興夫(フンブ)ゴル自然休養林」です。

ワウン村にある「千年松(チョンニョンソン)」は、天然記念物にも指定されている巨大な松の木です。ドラマの中では、主演のチョン・ジヒョン(전지현)演じるソ・イガンが、癒やしを求めて訪れる場所として登場しました。また、興夫ゴル自然休養林の近くには、劇中で使用された「ヘドン分署」や「ビダム避難所」のセットがそのまま残されています。これらはドラマのために作られたものですが、智異山の険しくも美しい自然の中に溶け込んでおり、多くの登山客やファンが記念写真を撮るために訪れています。

■ 伝統の祭典「第96回春香祭」が開催

これらの素晴らしいロケ地を一度に楽しめる絶好の機会が、2026年4月30日から5月6日まで開催される「第96回春香祭(チュニャンジェ)」です。広寒楼苑や蓼川(ヨチョン)周辺を中心に、南原の春を華やかに彩ります。

この祭りは韓国でも非常に長い伝統を誇り、「全国春香選抜大会」をはじめ、韓服ファッションショー、伝統劇、名唱(パンソリの歌い手)による公演など、多彩なプログラムが用意されています。今回は広寒楼の歴史的な景観に現代的なライトアップ演出を加え、過去と現在が共存する幻想的な雰囲気を創出する予定です。

出典:https://www.kfenews.co.kr/news/articleView.html?idxno=657412

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ 春香伝(チュニャンジョン)

朝鮮時代を舞台にした韓国で最も有名な古典小説の一つ。妓生の娘である春香(チュニャン)と両班の息子である夢龍(モンリョン)の身分を超えた愛を描いた物語。韓国版の『ロミオとジュリエット』とも言われますが、ハッピーエンドなのが特徴です。

■ 湖南(ホナム)

韓国の南西部(現在の全羅道地域)を指す歴史的な呼称。豊かな平野が広がり、古くから食文化や芸術が発展してきた地域として知られています。南原市もこの湖南地域に含まれます。

■ パンソリ

一人の歌い手(名唱)と太鼓の奏者(鼓手)によって演じられる、韓国の伝統的な物語音楽。ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。『春香伝』もパンソリの代表的な演目の一つです。

Buzzちゃんの感想

歴史ある広寒楼が国宝になるなんて、なんだか胸が熱くなりますね!私は『財閥家の末息子』みたいな現代ミステリーが大好きですが、南原の美しい景色を見ていると、やっぱり時代劇の世界観も素敵だなって思っちゃいます。特に『哲仁王后』のあのコミカルで切ない出会いのシーンを思い出しながら、玩月亭を歩いてみたいです!皆さんは時代劇のロケ地に行って、主人公になりきって写真を撮るなら、どんな作品の世界に入ってみたいですか?

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