ダヨンは所属事務所に対し、自らPPT資料を作成してソロ活動の企画を提案しました。その結果、ソロ曲『Body』は世界15地域のiTunesで1位を獲得し、Melonのデイリーチャートでも9位を記録する快挙を成し遂げました。
■ 企画段階から自ら主導する「セルフブランディング」の成功
K-POP界において、アーティストが自らの進むべき道を自ら切り拓く「セルフブランディング」の重要性が改めて注目されています。その象徴的な事例として挙げられているのが、人気ガールズグループ宇宙少女のメンバーであるダヨン(다영)です。
通常、アイドルのアルバム制作や活動計画は、所属事務所内のA&R(アーティスト・アンド・レパートリー。楽曲の選定からコンセプト立案までを行う部署)チームが主導し、アーティストは決定されたコンセプトに沿って活動するのが一般的です。しかし、ダヨンはこの既存のシステムに頼るだけでなく、自ら動くことで新しい機会を掴み取りました。
ダヨンは、自身のソロ活動のために自らPPT(パワーポイント)資料を作成し、所属事務所であるスターシップエンターテインメント(多くの有名アイドルを輩出する韓国の大手芸能事務所)に直接プレゼンテーションを行いました。自分の強みや市場のトレンド、そして挑戦したい音楽の方向性を論理的に提示した彼女の情熱は、事務所のスタッフを動かし、具体的なソロプロジェクトの始動へとつながりました。
■ 世界的な評価とチャートでの躍進
ダヨンの徹底した準備と戦略は、数字としても明確な結果を残しました。彼女の初めてのソロ曲である『Body』は、リリース直後に世界各国のチャートを席巻しました。iTunesのトップアルバムチャートでは、アメリカを含む計15の地域で1位を獲得し、グローバルな影響力を証明しました。
また、韓国国内の主要音楽配信サイトであるMelon(韓国最大の音楽サブスクリプションサービス)のデイリーチャートでは、最高9位にランクインしました。ソロアーティストとしてのデビュー作でこれほどの成績を収めるのは異例のことであり、ダヨンの企画力とアーティストとしての実力が大衆に認められた形となりました。
海外メディアもこの成果に注目しています。イギリスのNMEやアメリカのビルボード、フォーブスなどの主要媒体は、ダヨンを「2025年に最も期待されるK-POPソロアーティスト」の一人として紹介しました。特に、単なるパフォーマーに留まらず、自身のビジュアルや音楽的アイデンティティを自ら構築したプロセスが高く評価されています。
■ セルフプロデュースの系譜を継ぐ存在へ
ダヨンのような「自ら企画するアイドル」の姿は、以前からK-POPシーンで少しずつ見られるようになってきました。代表的な例として挙げられるのが、(G)I-DLEのソヨン(소연)です。ソヨンもまた、グループのデビュー曲である『LATATA』から始まり、『덤디덤디 (DUMDi DUMDi)』などのヒット曲において、自ら企画案を持って事務所と議論を重ねてきたことで知られています。
ダヨンもまた、今回のソロ活動において、音楽だけでなく衣装のスタイリングやミュージックビデオのトーンにいたるまで、細部にわたって意見を出しました。2枚目のシングル『What's a girl to do』では、2000年代のレトロなR&Bスタイルを彼女なりの視点で解釈し、トレンドに敏感なZ世代のファンからも大きな支持を得ています。
ある業界関係者は「事務所が用意した枠の中でベストを尽くす時代から、アーティストが自ら枠を提案し、事務所がそれをサポートする時代へと変化している」と分析しています。ダヨンが証明した「準備された者には機会が訪れる」という事実は、多くの練習生や現役アイドルにとっても大きな刺激となっています。
出典:https://www.newsen.com/news_view.php?uid=202604241745312610
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ セルフプロデュース(자체제작)
アイドルのメンバー自らが、楽曲制作や振付、さらにはアルバムのコンセプトやビジュアルディレクションまで担当することを指します。以前は珍しいことでしたが、最近ではアーティストの独創性を尊重する傾向が強まり、成功の重要な鍵となっています。
■ A&R(Artist & Repertoire)
レコード会社において、アーティストの発掘、契約、そして楽曲の制作管理からコンセプトの決定までを統括する非常に重要な職種です。K-POP事務所ではこの部署がグループの「世界観」や「音楽的カラー」を決定する司令塔のような役割を果たしています。
自ら企画書を作って事務所を説得するなんて、まるで私が大好きなドラマ『財閥家の末息子』で主人公が未来を知っているかのように戦略を立てる姿を見ているみたいで本当にかっこいいです!アイドルの皆さんが単なるパフォーマーを超えて、クリエイターとして才能を発揮する姿にはいつも勇気をもらえますね。皆さんは、推しのアイドルに「自分でプロデュースするならこんなコンセプトをやってほしい!」という具体的な希望があったりしますか?それとも、事務所がプロデュースする完璧な姿を見守りたい派ですか?
コメント