2026年6月1週目のViu週間チャートで、インドネシア、タイ、マレーシアの3カ国で1位を記録しました。フィリピンと香港でも2位にランクインし、ロマンス以外のジャンルとして異例の快進撃を見せています。
■ アジア全域で巻き起こるカン会長シンドローム
ソン・ヒョンジュ(손현주)とイ・ジュニョン(이준영)が主演を務めるJTBC土日ドラマ『新入社員カン会長』(英題:Reborn Rookie)が、アジア各国のViu(香港のPCCWが運営するアジア圏最大のOTTプラットフォーム)週間チャートで首位を席巻しています。
Viuが発表した6月第1週(6月1日〜6月7日)の集計結果によると、本作はインドネシア、タイ、マレーシアの3カ国で1位を獲得しました。さらに、フィリピンと香港では2位、シンガポールでも3位にランクインするなど、アジア全域で非常に高い視聴反応を記録しています。
これまでのKドラマの海外進出における成功の方程式は、主にバラエティ番組やロマンチックコメディが中心でした。しかし、本作は会社を舞台にした「オフィス活劇」というジャンルで、ロマンスを前面に出さずに大ヒットを記録している点が、業界内でも大きな注目を集めています。
■ ベテランと若手の演技派が織りなす「魂の入れ替わり」
物語の舞台は、韓国屈指の大企業であるチェソングループ。不慮の事故により、グループのトップであるカン・ヨンホ会長(ソン・ヒョンジュ)の魂が、なぜか若きサッカー選手ファン・ジュンヒョン(イ・ジュニョン)の体に入り込んでしまいます。
かつての最高権力者が、正反対の立場である「末っ子インターン社員」として自分の会社に出勤することから始まる、ドタバタのオフィス活劇が描かれます。会長としての冷徹な判断力と、インターンという低い立場が複雑に絡み合い、会社内外の不正や問題を解決していく痛快なエピソードが視聴者の心をつかんでいます。
特に、カリスマ溢れる演技で知られるソン・ヒョンジュと、近年目覚ましい成長を見せるイ・ジュニョンの絶妙なケミストリー(俳優同士の相性)が、言葉や文化の壁を越えてアジアのファンに受け入れられた要因だと分析されています。
■ 『財閥家の末息子』の原作者による最新作
本作が放送前から大きな期待を寄せられていた理由の一つに、脚本の背景があります。『新入社員カン会長』は、世界的なヒットを記録したドラマ『財閥家の末息子』の原作者として知られるウェブ小説家、サンギョン作家の新作をベースにしています。
前作『財閥家の末息子』がアジア市場で圧倒的な知名度を誇っているため、同じ作者が描く「企業もの×ファンタジー」という設定が、現地ユーザーにとって信頼できるブランドとして機能しました。馴染みのある「憑依」という素材を、組織内の権力関係や業務環境に落とし込んだ構成が、既存の職場ドラマとは一線を画す面白さを提供しています。
Viuでは現在、『新入社員カン会長』に続き、『共感細胞』『君にドリーム』『唯一無二のロマンス』といった韓国の新作ラインナップを順次公開する予定であり、Kコンテンツの勢いは今後も加速していく見通しです。
出典:https://www.topstarnews.net/news/articleView.html?idxno=16092051
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ JTBC
韓国の有料放送(ケーブル・CS)局の一つ。地上波に比べて表現の自由度が高く、『財閥家の末息子』や『夫婦の世界』など、社会現象を巻き起こすヒットドラマを数多く制作しています。
■ OTT(Over The Top)
インターネットを通じて動画コンテンツを配信するサービスの総称。韓国ではNetflixのほか、今回ランクインしたViu(ビュー)や、国内大手のTVING(ティービング)などが激しいシェア争いを繰り広げています。
私の人生ドラマ『財閥家の末息子』のサンギョン先生の新作ということで、ずっと気になっていたんです!会長がインターンの体で会社をかき回すなんて、想像しただけでワクワクしちゃいます。恋愛要素が控えめでも、こういうスカッとする企業ミステリーって中毒性がありますよね。皆さんは復讐や逆転劇がメインの「お仕事系ドラマ」は好きですか?それともやっぱり少しは胸キュン要素も欲しい派ですか?





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