TVINGオリジナルドラマ『炊事兵、伝説になる』が5月11日の公開を前に、視聴意向率でNetflix等の話題作を抑え1位を獲得しました。主演のパク・ジフン(박지훈)は1661万人動員の映画に続く出演となります。
■ 公開前から期待値トップを独走
2026年5月11日の放送開始を控えたtvN月火ドラマであり、TVING(ティービング:韓国の主要動画配信サービス)オリジナルドラマでもある『炊事兵、伝説になる』が、そうそうたる期待作を抑えて1位に輝きました。
「2026年4月第4週 OTT K-オリジナルコンテンツ視聴者評価レポート」によると、本作は公開予定のコンテンツの中で「視聴意向率」1位を記録しました。驚くべきは、その競合作品の顔ぶれです。2位のNetflixオリジナルシリーズ『ギリゴ』、3位のENA・Genie TVの犯罪スリラー『かかし』、4位のディズニープラスの生存スリラー『ゴールドランド』、そして5位にはチャ・ウヌ(차은우)とパク・ウンビン(박은빈)という豪華主演陣で話題のNetflixドラマ『ワンダフルズ』が並んでいます。これらの注目作をすべて上回り、本作が最も「見たい」作品として選ばれました。
■ 「ミリタリー・クッキング・ファンタジー」という新ジャンル
『炊事兵、伝説になる』は、銃の代わりに包丁を、弾帯の代わりにエプロンを身につけた「炊事兵(軍隊で食事作りを担当する兵士)」が伝説へと成長していく過程を描いた、これまでにないミリタリー・クッキング・ファンタジーです。
物語の主人公は、苦しい現実から逃れるために軍に入隊した「土スプーン(貧困家庭に生まれたことを指す言葉)」出身のカン・ソンジェ。彼が軍生活の中で正体不明の仮想「クエスト」システムに遭遇したことから、物語は大きく動き出します。
本作は、同名の人気NAVERウェブトゥーンが原作となっています。原作者のジェイロビン(제이로빈)氏は、自身も炊事兵出身。その経験に基づいたリアリティのあるストーリーに、チョ・ナミョン(조남형)監督の独特で洗練された演出が加わり、愉快な笑いと胸を打つ感動を予告しています。企画はスタジオドラゴン、制作はスタジオドラゴンとスタジオNが共同で担当しました。
■ 1600万人動員のスターパク・ジフン(박지훈)の帰還
公開前からこれほど熱い関心を集めている最大の理由は、主演俳優にあります。映画『王と生きる男』で観客動員数1661万人を突破し、歴代興行成績2位、歴代売上1位を記録した「1000万俳優」パク・ジフン(박지훈)が、主人公のカン・ソンジェを演じます。
パク・ジフンは本作を選んだ理由について「台本が非常に面白い点」を第一に挙げました。特に自他共に認める「ミリタリーオタク」である彼は、軍隊を題材にした設定に強く惹かれたと語っています。パク・ジフンは台本リーディングの現場で、「料理人の目を持つソンジェが炊事兵の伝説になる物語だと表現したい」と意気込みを語りました。
脇を固める俳優陣も個性豊かです。ユン・ギョンホ(윤경호)はベテランの余裕を感じさせる行政補給官パク・ジェヨン役を、ハン・ドンヒ(한동희)は給食を担当する小隊長のチョ・イェリン中尉役を演じます。また、イ・ホンネ(이홍내)は除隊まで残り100日を切った末年兵長のユン・ドンヒョン役に扮します。さらに、イ・サンイ(이상이)がグルメな中隊長ファン・ソクホ大尉役で特別出演し、作品に深みを与えます。
■ ヨーロッパ最大のシリーズフェスティバルにも招待
本作は公開前から世界舞台でも注目されています。フランスを代表するドラマシリーズの祭典「シリーズ・マニア(Series Mania)」の「非コンペティション部門・特別上映作」に選出されました。今回のフェスティバルで公開される唯一の韓国コンテンツとなります。
シリーズ・マニア側は「自由で破格的な楽しさを込めたドラマは珍しい。果敢な形式美と独創的なウィット、そしてパク・ジフンの演技は驚異的で深い響きを残す」と選定理由を明かしました。これまで同映画祭に招待されたTVINGオリジナル作品には『放課後戦争活動』や『ピラミッドゲーム』があり、これらも国内外で高い評価を受けています。
『炊事兵、伝説になる』は、韓国のtvNとTVINGを通じて、5月11日夜8時50分に国内・海外同時公開されます。従来のTVINGオリジナル作品は、配信開始後に放送局で放送される形式が一般的でしたが、今作は配信と放送が同時にスタートする異例の編成となっています。
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ 炊事兵(チュィサビョン)
韓国の軍隊で兵士たちの食事作りを担当する「炊事兵」は、毎日数百、数千人分の食事を準備するため非常にハードな役割として知られています。本作のように特別なスキルを持つ設定はファンタジーですが、実際の現場は早朝から深夜まで立ち仕事が続く体力勝負の世界だそうです。
■ 土スプーン(フッスジョ)
親の資産や職業によって子供の人生が決まるという「スプーン階級論」から生まれた言葉です。金スプーン(裕福な家)の対義語で、後ろ盾がない厳しい環境で育った若者を指します。韓国ドラマでは、この「土スプーン」の主人公が実力で這い上がる設定が人気ジャンルの一つになっています。
私は財閥家やミステリー系が好きなんですけど、この作品みたいな「システム」や「クエスト」が登場する成長ストーリーもワクワクしちゃいます!パク・ジフンさんが王様役から一変して包丁を握る姿、そのギャップが楽しみですよね。恋愛中心じゃない硬派なファンタジー、期待しちゃってもいいでしょうか。皆さんは軍隊が舞台の作品なら、シリアスな人間ドラマ派?それともこういうファンタジー派ですか?
コメント