韓国映画界の至宝、ハ・ジョンウ(하정우)が、なんと19年ぶりにテレビドラマの世界に帰ってきます!それだけでも大ニュースですが、脇を固めるキャストも「映画の祭典か?」と見まがうほどの超豪華ラインナップ。3月9日、ソウルで行われたtvN新ドラマ『韓国でビルオーナーになる方法(原題)』の制作発表会は、公開前から熱い視線が注がれる異例の盛り上がりを見せました。
今回は、日本の韓流ファンなら絶対に見逃せない本作の注目ポイントと、知っているとより楽しめる韓国の不動産事情について詳しくお届けします。
■「神の上にビルオーナー」?韓国人が熱狂する「ビル管理」の裏側
まず目を引くのが、その強烈なタイトルです。韓国では「クリエーター(創造主)の上にビルオーナー(建物主)あり」という言葉があるほど、不動産を持つことが成功の究極の形とされています。しかし、このドラマが描くのは、私たちが想像する優雅な不労所得生活ではありません。
主人公は、借金に苦しみながらもビルを守ろうとする「生活密着型」のオーナー。ハ・ジョンウ演じるギ・スジョンが、大切な家族と建物を守るために「偽装誘拐」という危険な賭けに出るサスペンスです。
ハ・ジョンウは記者会見で、「ビルを持っているからといって、決してバラ色の人生ではないということを知ってほしかった」と語りました。実は韓国では最近、無理なローンを組んで不動産を購入する「ヨンクル(魂までかき集めて借金すること)」という言葉が社会問題になっています。ハ・ジョンウ自身も「ヨンクルしてビルを買うと、どれほど恐ろしいことが起きるか目撃できるはず」と、現実の厳しさをユーモアを交えて予告し、会場を沸かせました。
■日本でもおなじみシム・ウンギョンが「最凶のヒロイン」に!
日本のファンにとって嬉しいトピックは、シム・ウンギョン(심은경)の6年ぶりとなる韓国ドラマ復帰です。映画『新聞記者』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞し、日本での活躍も目覚ましい彼女ですが、本作ではこれまでの清純なイメージを覆す「ヴィラン(悪役)」のヨナ役に挑戦します。
シム・ウンギョンにとって、メガホンを取るイム・ピルソン(임필성)監督は、彼女のデビュー作『ヘンゼルとグレーテル(2007年のホラー映画)』からの恩師。監督は「中学1年生の時に会った彼女と再会できて感無量だ」と目を細めました。シム・ウンギョン自身も「ヨナは本当に質の悪い人物ですが、演じていてとても楽しかった」と語っており、ハ・ジョンウを追い詰める彼女の怪演から目が離せません。
■「2人のスジョン」の再共演と圧倒的な俳優陣
さらに、ドラマを彩るのはハ・ジョンウとシム・ウンギョンだけではありません。ハ・ジョンウの妻役には、映画『ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女(2016年の歴史映画)』などで圧倒的な演技力を見せたイム・スジョン(임수정)が抜擢されました。
注目は、イム・スジョンとチョン・スジョン(정수정/クリスタル、アイドルグループf(x)出身の女優)の「ダブル・スジョン」コンビです。2人は映画『蜘蛛の巣(2023年のブラックコメディ映画)』でも共演しており、イム・スジョンは「またすぐに共演できて嬉しい」と喜びを語りました。名前が同じ2人の女優が、今度はドラマの中でどのようなケミストリー(俳優同士の相性)を見せてくれるのかも、大きな見どころの一つです。
また、実力派のキム・ジュナン(김준한)も加わり、監督が「10年に一度の大運が巡ってきたとしか思えない」と自負するほどの完璧な布陣が完成しました。
■まとめ:現実よりもリアルな「ビルオーナー」の死闘
『韓国でビルオーナーになる方法』は、単なるサスペンスにとどまらず、韓国社会のリアルな悩みや人間の業を描き出す一作になりそうです。
19年ぶりに茶の間(韓国語で「アンパン」と呼び、リビングで楽しむドラマ放送を指します)に戻ってきたハ・ジョンウが、映画のようなスケール感で届ける本作。3月14日の夜9時10分から、tvNで放送がスタートします。
「憧れのビルオーナー」という夢の裏側に隠された、冷酷で切実な真実。皆さんはもし、莫大な借金を背負ってでも「ビル」を手に入れたいと思いますか?それとも、ビルよりも大切なものを守り抜くハ・ジョンウの姿に共感するでしょうか。超豪華キャストが織りなす息もつかせぬ物語、ぜひチェックしてみてくださいね!
出典:https://www.tvreport.co.kr/broadcast/article/1012979/
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