伝説の韓国演劇紅桃が二つの演出で復活!パク・ハソンとイェ・ジウォンが主演

Buzzちゃんの見どころ

1936年の初演以来、韓国で絶大な人気を誇る新派劇が2026年5月末から釜山で上演されます。実力派俳優のパク・ハソンイェ・ジウォンが、それぞれ異なる日程でヒロインの紅桃役を演じます。

■ 韓国演劇史に残る名作『紅桃』が釜山で二つの異なる舞台に

韓国の光復(1945年の日本統治からの解放)以前において、韓国演劇史上最多の観客動員数を記録した伝説的な作品『紅桃(ホンド)』が、二つの異なるバージョンで釜山の舞台に帰ってきます。一つは音楽を主体とした「音楽創作劇」、もう一つは現代的な感覚で脚色された「華流悲恋劇」として、立て続けに上演されることが決定しました。

まず、5月31日に釜山(プサン)広域市にある金井文化会館(クムジョンムナフェグァン)で上演されるのは、音楽創作劇『紅桃』です。この作品の原作は、1936年に劇作家のイム・ソンギュが書き下ろした戯曲『愛に騙され金に泣き』です。当時、東洋劇場で初演されるやいなや爆発的な人気を博し、大衆の間では主題歌のタイトルから『紅桃や泣くな』という名でも親しまれてきました。

今回の音楽劇バージョンは、兄の学費を稼ぐために芸妓(キーセン)となった主人公・紅桃の犠牲と悲劇を、クラシック音楽と伝統的な「弁士(ピョンサ)」による解説を交えて描き出します。演出は、大韓民国演劇祭で大統領賞を受賞した経歴を持つイ・ジョンユが務め、紅桃役には俳優のイ・ギョンジンが抜擢されました。

■ パク・ハソンとイェ・ジウォンがダブルキャストで挑む現代版『紅桃』

音楽創作劇に続き、6月12日から13日にかけては、釜山市民会館(プサンシミンフェグァン)大劇場にてコ・ソンウン演出の華流悲恋劇『紅桃』が上演されます。この作品は原作を現代的な感性で再解釈したもので、初演時には芸術の殿堂芸術大賞や東亜演劇賞を受賞するなど、韓国国内で高い評価を受けてきました。さらに、韓国の演劇として初めてアラブ首長国連邦(UAE)の国立劇場に公式招待された実績も持っています。

今回の釜山公演では、二人の魅力的な女優が紅桃を演じます。12日の公演には、ドラマ『黒い太陽〜コードネーム:デイヴィ』などで強烈な印象を残したパク・ハソン(박하선)が出演。翌13日の公演には、初演時にも切ない純情を演じきったイェ・ジウォン(예지원)が舞台に立ちます。また、紅桃を追い詰める相手の父親役をベテラン俳優のチョン・ボソク(정보석)が演じ、脇を固めます。

音楽創作劇では「死の賛美」や「木浦(モッポ)の涙」といった一時代を風靡した名曲がオーケストラによって演奏される予定で、現代版では洗練された演出が期待されています。韓国の人々の心を100年近く揺さぶり続けてきたこの悲劇が、2026年の今、どのように表現されるのか注目が集まっています。

出典:https://www.busan.com/view/busan/view.php?code=2026051213441588770

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ 弁士(ピョンサ)

無声映画の時代に、スクリーンの横で映画のストーリーや登場人物のセリフを解説していた専門の語り手のことです。韓国の初期演劇や映画文化において非常に重要な役割を果たしており、独特の節回しや感情豊かな語り口が観客を物語に引き込みました。

■ 芸妓(キーセン)

古くから宴席などで歌舞や詩歌を披露し、客をもてなした女性たちのことです。高い教養を持つ者も多く、芸術家としての側面を持っていました。今回の演目『紅桃』のように、貧しい家計を支えるために自らこの道を選ぶ女性たちの悲劇は、当時の韓国文学や演劇の定番のテーマでもありました。

Buzzちゃんの感想

私は財閥モノやミステリーが好きですが、こういう歴史のある名作が愛され続けているのを見ると、韓国のエンタメの層の厚さを感じて胸が熱くなります!パク・ハソンさんの透明感ある演技も、イェ・ジウォンさんの深みのある演技も、どちらも紅桃の悲劇にぴったりだと思うんですよね。皆さんは、一途な愛のために犠牲になるヒロインの物語は好きですか?それとも、もっとスカッとする復讐劇の方が好みでしょうか?

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