子役時代に「似ていない」という言葉でスランプを経験したイ・ヒョジェが、Netflix『キリゴ』のために20kg増量し、オタク高校生役を熱演。2014年のデビューから歩んだ苦悩と転換点を明かします。
俳優のイ・ヒョジェ(이효제)が、子役としてのイメージを脱ぎ捨て、一人の俳優として新たな一歩を踏み出しました。5月15日、ソウル市内で行われたインタビューで、彼は最新作であるNetflixオリジナルシリーズ『キリゴ』に込めた情熱と、これまでの俳優人生を振り返りました。
■ 20kgの増量で挑んだ新境地
先月24日に公開された『キリゴ』は、願いを叶えてくれるアプリケーション「キリゴ」の呪いによって、突然の死を予告された高校生たちが、その運命を回避するために奮闘するミステリー作品です。イ・ヒョジェはこの中で、事件の始まりとなる人物、チェ・ヒョンウク役を演じました。ヒョンウクは骸骨が主人公のゲームを愛するオタク気質の学生で、明るくいたずら好きなキャラクターです。
イ・ヒョジェはこの役作りのために、体重を約20kg増量したことを明かしました。監督からの要望もあり、単に食べるだけでなく、キャラクターの心理を理解するためにヒョンウクが好きそうなゲームを実際にクリアするまでやり込むなど、徹底した役作りを行いました。本人の性格は慎重なタイプだと言いますが、撮影期間中はヒョンウクとして生きることで、キャラクターとの距離を縮めていったと語っています。
■ 「カン・ドンウィンの子役」という重圧とスランプ
2014年に映画『私たちは兄弟です』でデビューしたイ・ヒョジェは、これまで数々の大物俳優の子供時代を演じてきました。映画『黒い司祭たち』や『隠された時間』ではカン・ドンウォン(강동원)、映画『王の運命―歴史を変えた八日間―』やドラマ『オー・マイ・ビーナース』ではソ・ジソブ(소지섭)の子役を務め、その演技力が高く評価されてきました。
しかし、中学進学後には思わぬ壁にぶつかったといいます。あまりにも端正なルックスの先輩俳優たちの子役を多く務めてきたため、周囲から「思ったより似ていない」といった言葉を投げかけられ、それが原因でスランプに陥りました。一時は「なぜ自分は演技をしているのか」と自問自答する日々が続きましたが、現在はそれらの修飾語も自分を覚えてもらうための大切な過程だったと、前向きに捉えられるようになったと話しています。
■ 演技への情熱とこれからの目標
現在、漢陽大学(韓国の名門私立大学の一つ)の演劇映画科に在籍しているイ・ヒョジェは、学業と俳優業の両立にも励んでいます。一時は芸術高校から一般の高校へ転校し、普通の学生生活を経験するなど、等身大の自分を見つめる時間も大切にしてきました。大学では教授の部屋を頻繁に訪ねて相談するなど、理論と実践の両面から演技を深く学んでいる最中です。
『キリゴ』を通じて「子役」から「成人俳優」への転換点を迎えた彼は、今後コメディジャンルにも挑戦したいという意欲を見せています。特にドラマ『恋愛体質〜30歳になれば大丈夫』のような、日常の会話の中に笑いと感動が共存する作品に出演することが夢だと語りました。「一種類のイメージに留まらない俳優になりたい」という彼の言葉通り、これからの活躍に大きな期待が寄せられています。
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ 演劇映画科
韓国の大学における「演劇映画科」は非常に人気が高く、入試倍率が数百倍に達することも珍しくありません。多くの現役アイドルや俳優が在籍しており、理論だけでなく舞台実習や映画製作を本格的に学びます。特に漢陽大学や中央大学などは、多くのスターを輩出している名門校として知られています。
■ 子役から成人俳優への転換
韓国では子役のイメージが強すぎると、大人の役を演じる際に違和感を持たれる「子役の呪い」という言葉が使われることもあります。そのため、イ・ヒョジェのようにあえて極端な増量や、これまでとは正反対のキャラクターを演じることでイメージを刷新し、実力派の成人俳優として認められようとするケースが多いです。
子役時代から注目されていた彼が、ビジュアルの比較で悩んでいたなんて意外でした。でも『財閥家の末息子』のようなミステリー要素がある『キリゴ』での変身ぶりを見ると、本当に演技が好きなんだなって伝わりますよね。20kg増量してオタク役になりきる根性は、まさに実力派俳優そのものだと思います!皆さんは、子役出身の俳優が大人っぽく脱皮したと感じる瞬間、どんな時に一番驚きますか?ビジュアルの変化?それとも演技の幅?





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