国民の父チェ・ブラムの半生を辿るドキュメンタリー放送へ、家族の要望で現在はリハビリに専念

Buzzちゃんの見どころ

韓国で「国民の父」と慕われる名優チェ・ブラム(최불암)の人生を振り返る特番が5月5日に放送されます。1950年代の明洞で過ごした少年時代や、20代の演劇俳優時代の情熱的なエピソードが初めて明かされます。

■ 伝説の俳優チェ・ブラムの素顔に迫る2部作ドキュメンタリー

韓国の放送局MBCは、家庭の月(5月)を記念した特集ドキュメンタリー2部作『パハ、チェ・ブラムです』を5月5日に放送します。この番組は、俳優チェ・ブラム(최불암)のこれまでの人生と演技への情熱を、音楽と共に振り返るラジオ形式のドキュメンタリーです。

プレゼンターには、大ヒットドラマ『あなた、そして私 ~You and I~』で長男役を演じ、チェ・ブラムと縁の深い俳優パク・サンウォン(박상원)が務めます。第1部では、「国民的俳優」という華やかな肩書きの裏に隠されていた、人間チェ・ブラムとしての苦悩や夢、そして愛した時間が丁寧に描かれます。

■ 1950年代の明洞から始まった芸術への情熱

番組では、チェ・ブラムの芸術的な感性の源流を1950年代の明洞(ミョンドン)まで遡ります。当時中学生だった彼は、詩人のパク・イヌァン(박인환)や画家のイ・ジュンソプ(이중섭)といった、韓国を代表する芸術家たちから多大な影響を受けました。多感な時期に触れた彼らの言葉や生き様が、後の俳優人生の重要な基盤になったといいます。

また、20代の無名演劇俳優時代のエピソードも紹介されます。出番やセリフが少ない中で、どうにかして自分の存在を証明しようともがいていた若き日の情熱は、視聴者に新鮮な感動を与えるはずです。

■ 自身の年齢を超えた「老け役」への挑戦と『捜査班長』の裏側

チェ・ブラムの俳優人生を語る上で欠かせないのが、実際の年齢よりもはるかに年上の役を演じ続けてきたという事実です。彼は3歳年上のシン・ソンイル(신성일)の叔父役や、5歳年上のイ・スンジェ(이순재)の父親役を演じるなど、年齢のギャップを埋めるための演技に心血を注いできました。

また、韓国の刑事ドラマの金字塔『捜査班長』での役作りについても明かされます。当時の刑事といえば権威的なイメージが強かった中、彼はあえて温かい視線を持つ「パク班長」というキャラクターを創り出し、新しい刑事像を提示しました。

■ 本人の出演は見送り、現在はリハビリ治療中

今回のドキュメンタリーは、チェ・ブラム自身が企画段階から深く関わり、昨年の7月から制作陣と何度も対話を重ねて準備されてきました。彼は単なる個人の回顧録ではなく、自分が生きてきた時代の風景や韓国社会の変化を共に記録することを強く望んだといいます。

当初は直接カメラの前に立つ予定でしたが、最近の体調面を考慮した家族の要望により、現在はリハビリ治療に専念するため撮影への参加は見送られました。しかし、番組全体には彼が伝えたかったメッセージが色濃く反映されています。制作陣は、チェ・ブラムがリハビリを終え次第、改めて視聴者に挨拶する予定であると伝えています。

出典:https://www.ajunews.com/view/20260504154432369

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ 国民俳優(クンミン・ペウ)

韓国で老若男女を問わず、全国民から広く愛され、信頼されている俳優に贈られる最高の敬称です。演技力はもちろん、その人徳や長いキャリアも評価の対象となります。チェ・ブラムさんのほか、アン・ソンギさんなどが代表的です。

■ 家庭の月(カジョゲ・ダル)

韓国では5月に「こどもの日(5日)」「父母の日(8日)」「師の日(15日)」など、家族や周囲の人に感謝を伝える記念日が集中しているため、5月を「家庭の月」と呼びます。この時期には家族をテーマにした特番やイベントが多く企画されます。

Buzzちゃんの感想

チェ・ブラムさんといえば、お父さん役の代名詞のような方ですよね。ドラマ『財閥家の末息子』が大好きな私としては、家族や時代の重みを感じさせるベテラン俳優さんの物語にはつい引き込まれてしまいます。今はリハビリ中とのことですが、また元気なお姿を見せてほしいですね。皆さんは、韓国ドラマの「お父さん」役といえば誰を一番に思い浮かべますか?

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