日本アカデミー賞女優シム・ウンギョンが6年ぶりに韓国ドラマ帰還!初の本格ヴィラン役で見せる狂気とアクションの衝撃

日本の映画ファンにとっても、彼女の名前は特別な響きを持っているはずです。映画『新聞記者』で韓国人俳優として初めて日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞し、その後も日本を拠点に目覚ましい活躍を続けてきたシム・ウンギョン(심은경)が、ついにファン待望の韓国ドラマ復帰を果たします。

しかも、今回の役どころは私たちが知っている「純粋でどこかコミカル」な彼女のイメージを180度覆す、冷酷な「ヴィラン(悪役)」だというから驚きです。

■「念願が叶った」6年ぶりの韓国ドラマで挑む未知のキャラクター

3月14日から韓国tvNで放送が始まる新土日ドラマ『大韓民国でビルオーナーになる方法(대한민국에서 건물주 되는 법)』(脚本:オ・ハンギ、演出:イム・ピルソン)は、借金に苦しむ「生活密着型」のビルオーナーが、命よりも大切な家族とビルを守るために偽装誘拐事件に加担することから始まるサスペンスドラマです。

シム・ウンギョンが演じるのは、再開発事業を推進する「リアルキャピタル」の実務者、ヨナ。主人公のギ・スジョン(ハ・ジョンウ(하정우))を執拗に追い詰め、絶望の淵へと引きずり込む冷徹な悪役です。

シム・ウンギョン自身、今回の役について「『ヴィラン』を演じたいという長年の念願が叶った」と熱く語っています。彼女が演じるヨナは、単なる悪人ではありません。出自が不明で、どこからともなく現れては人々に不幸をもたらすミステリアスな存在。「既存のヴィランとは一線を画す独特なポイントがあり、非常に興味深かった」と、キャラクターへの愛着を見せました。

■徹底した役作り:映画『時計じかけのオレンジ』をオマージュしたビジュアル

驚くべきは、シム・ウンギョンの並々ならぬ役作りです。彼女は今回、ヨナというキャラクターを構築するために自ら多くのアイデアを出したといいます。

「ゾッとするような狂気と、子供のような無邪気さが共存する二面性を視覚的に表現したかった」と語る彼女が参考にしたのは、なんとスタンリー・キューブリック監督の名作映画『時計じかけのオレンジ』。ヨナのファッションにはそのエッセンスが散りばめられており、特に「右手のシャツのカフス」には重要な意味が込められているそうです。

さらに、目の周りに赤い陰影を施すことで、精神的に疲弊しきった、どこか「あちら側」に行ってしまったような不穏な空気感を演出。これまで『サニー 永遠の仲間たち』や『怪しい彼女』で見せてきた親しみやすい笑顔を完全に封印し、観客の脳裏に焼き付くような強烈なビジュアルで迫ります。

また、今回はアクションシーンにも初挑戦。撮影の数ヶ月前から猛特訓を重ねたといい、「これまでアクションを見せる機会がなかったが、今作でしっかりお見せしたい」と自信をのぞかせています。「天才子役」から「実力派女優」へと成長した彼女が、30代を迎えて見せる新境地に期待が高まります。

■韓国社会のリアルを投影したタイトル「ビルオーナー」という言葉の重み

ここで、日本人ファンがよりドラマを楽しむために知っておきたい韓国の文化的背景を少し補足しましょう。

ドラマのタイトルにある「ビルオーナー(コンムルジュ/건물주)」という言葉。韓国では「建物主(コンムルジュ)の上に神様(ハヌルニム)がいる」という言葉をもじって、「神様の上に建物主がいる」と言われるほど、不動産所有者は憧れと嫉妬の対象です。不労所得で悠々自適に暮らすビルオーナーは、韓国の若者たちの「将来なりたい職業」の上位にランクインすることもあるほど、成功の象徴とされています。

一方で、劇中のハ・ジョンウが演じるのは「ヨンクル(영끌)」したビルオーナーという設定。この「ヨンクル」とは「霊魂までかき集める(ヨンホン・カジ・クルオモウダ)」の略語で、年収や信用、親の資産まで文字通りあらゆる手段で資金をかき集めて不動産投資をすることを指します。

近年、韓国では不動産価格の暴騰により、この「ヨンクル」をして無理に家やビルを買ったものの、金利上昇や景気後退で破産寸前に追い込まれる人々が社会問題となりました。本作は、そんな韓国社会のリアルな欲望と絶望を背景にした、手に汗握るサスペンスなのです。

■超豪華キャストが集結!映画クオリティのドラマが誕生

主演のハ・ジョンウをはじめ、共演者も映画界のトップスターばかりです。
ハ・ジョンウの妻役にイム・スジョン(임수정)、さらにキム・ジュンハン(김준한)、そしてアイドルグループf(x)出身で現在は女優として高い評価を得ているチョン・スジョン(정수정/クリスタル)まで。

これほどまでの顔ぶれが揃うのは、韓国でも異例のことです。シム・ウンギョンは「ビルを巡る様々な人物の欲望が描かれる。彼らが果たしてどこまで突き進んでしまうのか、息つく暇もない展開を最後まで見守ってほしい」と見どころを伝えました。

日本での活動を通じて、より深みを増したシム・ウンギョンの演技。彼女が韓国の地で解き放つ「狂気のヴィラン」は、私たちにどんな衝撃を与えてくれるのでしょうか。

日本アカデミー賞女優として凱旋する形となったシム・ウンギョンの新しい顔、皆さんはどんな期待を持っていますか?これまでの彼女のイメージとのギャップに驚きそうですよね。ぜひ皆さんの期待や感想をコメントで教えてください!

出典:http://www.joynews24.com/view/1944184

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