シム・ウンギョンが初の悪役に挑戦!新ドラマ韓国でビルオーナーになる方法で見せた静かな狂気に視聴者戦慄

日本の映画ファンにとってもなじみ深い実力派女優、シム・ウンギョン(심은경)が、約6年ぶりとなる韓国ドラマ復帰作で、これまでのイメージを覆す衝撃的な変身を遂げました。

現在韓国で放送がスタートしたtvNの土日ドラマ「韓国でビルオーナーになる方法(대한민국에서 건물주 되는 법)」で、彼女が演じているのは人生初の「悪役」。そのあまりにも冷酷で、それでいてどこか浮世離れした不気味な演技が、現地の視聴者の間で「鳥肌が立つほど怖い」と大きな話題を呼んでいます。

■「ビルのオーナー」という韓国の夢と、その裏に潜む闇

まず、このドラマのタイトルにある「建物主(ビルオーナー)」という言葉について、少し背景を説明しましょう。韓国では「クリエーター(創造主)の上に建物主あり」という言葉があるほど、不動産を持つことは経済的自由と成功の象徴とされています。日本以上に不動産投資への関心が非常に高く、誰もが一度は夢見る「あがり」の形がビルオーナーなのです。

しかし、このドラマが描くのは決して華やかな成功物語ではありません。借金に苦しむ「生計型ビルオーナー」が、家族と建物を守るために必死に戦う姿を描くサスペンスです。

その中でシム・ウンギョンが演じるのが、謎に包まれたキャラクター「ヨナ」。第1話のオープニングから、彼女はこれまでの「純粋で一生懸命な少女」というイメージを完全に破壊しました。

血まみれになって命乞いをする男を前に、彼女は全く動揺することなく無機質な表情で登場。淡々とジャックナイフを振るうその姿は、視聴者を一瞬で恐怖のどん底に突き落としました。恐怖に怯える相手に対し、ささやくように放った「警察に通報しますか?」という問いかけ。そして、通報しないと泣き叫ぶ男に「そんなの私にどうやってわかるの?」と冷たく言い放つシーンは、SNSでも「新時代のヴィラン(悪役)誕生」と絶賛されています。

■「カタツムリを愛でる殺人者」シム・ウンギョンの圧倒的な表現力

今回のシム・ウンギョンの演技が素晴らしいのは、単に「残酷な悪役」を演じているからではありません。彼女が演じるヨナというキャラクターの最大の特徴は、その「予測不能な二面性」にあります。

人の命を奪うことには一切の罪悪感を見せない一方で、道端にいる小さなカタツムリを見つけると、それを愛おしそうに手に取り、安全な場所へと逃がしてあげる。そんな奇妙な慈愛を見せるのです。この、善と悪の境界が壊れたような不気味なキャラクター造形が、シム・ウンギョン特有の透明感のあるビジュアルと相まって、より一層の恐怖を際立たせています。

さらに、彼女の経営する「リアルキャピタル」に潜入した警察官、キム・ギュン(キム・ナムギル(김남길))の形跡を見つけるやいなや、一分の迷いもなくダンプカー事故を装って処理しようとする冷徹さ。この知略と行動力は、彼女が単なる悪役ではなく、物語を揺るがす「巨大な悪の軸」であることを印象づけました。

今後、物語の中心となるギ・スジョン(ハ・ジョンウ(하정우))らとの対立が深まるにつれ、彼女がどれほど残酷な嵐を巻き起こすのか、期待が高まっています。

■日本で愛される彼女だからこそ、そのギャップがたまらない

シム・ウンギョンといえば、日本では映画『新聞記者』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞し、韓国人俳優として初めて「キネマ旬報(日本で最も歴史ある映画雑誌)」の主演女優賞に輝くなど、その演技力は折り紙付きです。

日本での活動中は、繊細でどこか儚げな、あるいは芯の強い女性を演じることが多かった彼女。それだけに、今回の「感情が欠落した殺人者」という役どころは、彼女を知るファンにとって新鮮な驚きとなるはずです。

韓国のネットコミュニティでは、「シム・ウンギョンの目が笑っていないのが一番怖い」「彼女の静かな声が耳から離れない」といった反応が相次いでいます。ドラマはまだ始まったばかりですが、主演級の豪華キャストであるキム・ナムギルやハ・ジョンウといったベテラン勢を相手に、一歩も引かない存在感を放つ彼女の姿に、早くも「今年の演技大賞候補」との声も上がっています。

日本でも視聴できる日が待ち遠しいこの作品。シム・ウンギョンの「人生キャラクター(俳優人生を代表するような当たり役)」の更新を、ぜひ見届けてみませんか?

シム・ウンギョンの新しい一面、皆さんはどう感じましたか?「あのかわいいシム・ウンギョンがそんなに怖いの…?」と気になった方は、ぜひ期待のコメントを寄せてくださいね!

出典:https://www.heraldmuse.com/article/10694505?ref=naver

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