キム・ヨンエ(1951年4月21日 – 2017年4月9日)は、韓国の女優。慶尚南道釜山市(現・釜山広域市)出身。1971年にMBCの第3期公募採用タレントとしてデビューした。
端正な容姿と確かな演技力で、デビュー直後からテレビドラマや映画で幅広く活躍。キャリア初期は主役級を多く務め、後年は「韓国の母」と称される慈愛に満ちた役から、冷徹な権力者までを演じ分ける重鎮として存在感を示した。
代表作には、ドラマ『砂時計』、『ファン・ジニ』、『ロイヤルファミリー』、『太陽を抱く月』、『キルミー・ヒールミー』などがある。また、映画では『弁護人』で息子を想う母親役を熱演し、青龍映画賞の助演女優賞を受賞した。
2012年に膵臓がんを公表したが、闘病中も俳優活動を継続。遺作となった2016年のドラマ『月桂樹洋服店の紳士たち〜恋はオーダーメイド!〜』では、体調が悪化するなか最終盤まで撮影に臨み、役者魂を貫いた。2017年4月9日、膵臓がんによる合併症のため、65歳でこの世を去った。同年、その功績を称え、百想芸術大賞などで功労賞が贈られた。
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