恋愛だけじゃない!ホラーやSFへ進化する最新の日韓共同製作トレンド

Buzzちゃんの見どころ

日韓共同製作といえばロマンスが定番でしたが、現在はジェジュン(김재중)主演のオカルトホラーや、日本を代表する俳優小栗旬(오구리 슌)が出演するSFなど、ジャンルが多様化しています。

■ 伝統的なロマンスから多角的なジャンル物への転換

韓国と日本のコンテンツ製作における協力関係が、新たな局面を迎えています。これまでは『愛のあとにくるもの』や『ロマンチック・アノニマス』のように、国境を越えた男女の愛を描くメロドラマやロマンス作品が主流でした。しかし、2024年から2025年にかけて公開・配信される新作では、オカルト、SFディストピア、ヒューマンコメディなど、そのジャンルの幅が大きく広がっています。

特に注目されているのは、韓国が得意とする強烈なストーリーテリングと、日本特有のビジュアルや背景設定が融合した3つの話題作です。

■ 神社を舞台にしたKオカルト『神社:悪鬼の囁き』

韓国のコンテンツ市場で現在最も人気のあるジャンルの一つである「オカルト・シャーマニズム」が、日本の独特な雰囲気を持つ神社と出会いました。映画『神社:悪鬼の囁き』は、日本の神戸でオールロケーション撮影が行われた作品です。

神戸の廃神社へ踏査に行った大学生3人が行方不明になることから物語が始まります。主演のジェジュンは、特別な能力を持ちながらも心に傷を抱えた「パクスムーダン(男性の祈祷師)」のミョンジン役を演じ、自身初のオカルトホラーに挑戦しました。美術大学出身で洗練された雰囲気を持つ、これまでの祈祷師像を覆す新しいキャラクター像が、異国的な日本の風景の中で描かれます。

■ 日韓の巨匠がタッグを組むSF『ガス人間』

Netflixシリーズとして制作される『ガス人間』は、日韓のジャンルマスターによる化学反応が期待される作品です。映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』やドラマ『地獄が呼んでいる』のヨン・サンホ(연상호)監督が脚本と総括プロデューサーを務め、ディズニープラスの『ガンニバル』で緊張感あふれる演出を見せた片山慎三(카타야마 신조)監督がメガホンを取りました。

1960年の日本の特撮映画をベースに、2026年という近未来のディストピアとして再構築した本作には、小栗旬と蒼井優(아오이 유우)という日本のトップ俳優が出演します。生放送中に発生した人体爆発や、形のない連続殺人という衝撃的な設定を、日韓の製作陣が圧倒的なスケールで描き出します。

■ 誤解から始まるヒューマンドラマ『翔太さんの最後の出張』

一方、温かな感動とウィットに富んでいるのが映画『翔太さんの最後の出張』です。この作品は、偶然出会った日本人の翔太と韓国人のデソンの間で、退職願と恋文が入れ替わってしまうことから始まる「バディ・ムービー(2人の相棒が活躍する物語)」形式のヒューマンコメディです。

日本でも活動する大谷亮平(오타니 료헤이)が、父親・夫・CEOとしての立場が揺らぐ男性を演じ、韓国のアーティストで俳優のジニョン(진영)が、日本へ一人旅に出て別れの痛みを乗り越えようとする青年を演じます。出張と旅行という異なる目的で異国の地に立った2人の交流は、視聴者に深い共感を届けます。

出典:https://www.harpersbazaar.co.kr/article/1903501

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ パクスムーダン(박수무당)

韓国の伝統的なシャーマニズムにおいて、神を祀り、儀式(クッ)を行う男性の祈祷師を指します。女性の場合は「ムーダン(巫女)」と呼ばれます。最近の韓国エンタメでは、映画『破墓/パミョ』の大ヒットなどもあり、若くてスタイリッシュな祈祷師が登場する作品が増えています。

■ ヨン・サンホ(연상호)

韓国を代表する映画監督・脚本家の一人です。ゾンビ映画の金字塔『新感染 ファイナル・エクスプレス』で世界的に名を広め、その後もNetflix『地獄が呼んでいる』や『寄生獣 -ザ・グレイ-』など、ダークな世界観や社会風刺を込めたSF・ホラー作品を数多く手がけています。

Buzzちゃんの感想

私は『財閥家の末息子』みたいなミステリーやドロドロした展開が大好きなので、今回の「脱・恋愛」の流れはすごくワクワクします!特にジェジュンさんが演じる「美大出身の祈祷師」なんて、設定だけで気になっちゃいますよね。ヨン・サンホ監督のSFも、あの独特のダークな世界観が日本を舞台にどう表現されるのか楽しみです。皆さんは日韓コラボ作品に何を求めますか?王道の切ないロマンス派?それとも刺激的なジャンル物派?

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