韓国エンタメ界は、毎日が驚きと新しいニュースの連続です。2026年3月9日、ソウルでは注目俳優たちの復帰や、韓国社会のリアルを映し出した新作ドラマの発表など、ファンの心を揺さぶる大きな動きが重なりました。
特に注目を集めているのは、実力派俳優ペ・ソンウ(배성우)の公の場への登場です。そして、日本でも人気の高いハ・ジョンウ(하정우)の待望の新ドラマ、さらに期待の新人グループのカムバックまで、今知っておきたい旬のトピックを詳しくお届けします。
■「飲酒運転」の代償は長かった…ペ・ソンウ、6年ぶりの主演映画が始動
本日午前、映画『最後の一捜査(原題:끝장수사)』の制作報告会が開催されました。会場にはパク・チョルファン(박철환)監督をはじめ、主演のペ・ソンウ、チョン・ガラム(정가람)、イソム(이솜)、チョ・ハンチョル(조한철)、ユン・ギョンホ(윤경호)ら豪華キャストが集結しました。
この映画、実は本来なら2020年に公開される予定でした。しかし、パンデミックの影響に加え、主演のペ・ソンウが2020年に飲酒運転で摘発されたことにより、公開が無期限延期となっていたのです。
韓国では芸能人の「飲酒運転」に対する世論の風当たりが日本以上に非常に厳しく、一度の過ちでキャリアが完全にストップすることも珍しくありません。ペ・ソンウも当時、放送中だったドラマ『熱血弁護士 パク・ヨンジュ〜飛べ、小川の竜〜(SBSで放送された法廷ドラマ)』を急遽降板し、長い「自粛(チャスク)」の期間に入りました。
「自粛(자숙)」とは、韓国の芸能界で不祥事を起こした際、公の活動を一切断って反省の意を示す期間のこと。日本の「活動休止」に近いものですが、韓国ではこの期間の誠実さが、復帰の成否を分ける重要なポイントになります。
映画『最後の一捜査』は、田舎に左遷された刑事ジェヒョク(ペ・ソンウ扮)が、人生最後のチャンスをかけて新入り刑事のジュンホ(チョン・ガラム扮)と共にソウルへ乗り込み、真犯人を追い詰める犯罪捜査劇です。ペ・ソンウにとっては、2023年の映画『1947 ボストン(1947年のボストンマラソンを描いた実話映画)』での復帰以降、いよいよ本格的な再始動を印象付ける作品となります。
■「ビルオーナー」は韓国の夢?ハ・ジョンウが描く不動産狂想曲
同日午後には、tvNの新ドラマ『大韓民国でビルオーナーになる方法(대한민국에서 건물주 되는 법)』の制作発表会も行われました。主演を務めるのは、映画界の至宝ハ・ジョンウ。共演にはイム・スジョン(임수정)、キム・ジュンハン(김준한)、そして日本でも活躍するシム・ウンギョン(심은경)ら実力派が顔を揃えました。
このドラマのテーマである「ビルオーナー(建物主)」という言葉には、韓国特有の文化的背景が隠されています。韓国では「神の上にビルオーナー(建物主)がいる」と言われるほど、不動産を持つことが究極の成功の証とされています。
ハ・ジョンウが演じるのは、「ヨンクル(영끌)」してビルを手に入れたものの、借金に苦しむ生計型オーナーのキ・スジョン。この「ヨンクル」とは「魂までかき集める(영혼까지 끌어모으다)」の略語で、全財産や借金を限界まで注ぎ込んで投資する今の韓国の若者や世相を象徴する言葉です。
借金を返すため、そして家族とビルを守るために偽装誘拐事件にまで手を染めてしまうという、ハラハラするサスペンスが展開されます。不動産に対する執着と、その裏にある家族愛をどう演じるのか。ハ・ジョンウの深みのある演技に期待が高まります。
■新人グループ「NouerA」が放つ、9ヶ月ぶりの新エネルギー
俳優たちのニュースに続き、音楽界からも嬉しい知らせが届きました。ボーイズグループNouerA(누에라)が、3rdミニアルバム『POP IT LIKE』で約9ヶ月ぶりにカムバックします。
今回のアルバムは、彼らがデビューから続けてきた「任務を遂行するエージェント(代理人)」という独特の世界観を拡張させたスピンオフ的な内容。ヒップホップをベースにしたエネルギッシュなタイトル曲を含め、全4曲が収録されています。
韓国のアイドル界では、グループごとに「世界観(セゲグァン)」と呼ばれる設定があり、新曲を出すたびにその物語が進んでいくのが楽しみの一つです。NouerAが今回見せる「ストリート感あふれるエージェント」というギャップに、世界中のファンが注目しています。
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不祥事を経て再びカメラの前に立ったペ・ソンウ、そして韓国社会のリアルを投影した作品で戻ってきたハ・ジョンウ。実力派俳優たちの復帰と挑戦は、作品の質をさらに高めてくれそうです。
特にペ・ソンウさんの復帰作、約6年も温められた作品ということで、その演技がどう変化しているのか気になりますね。皆さんは、不祥事を乗り越えて戻ってきた俳優さんをどのような気持ちで迎えますか?ぜひあなたの意見をコメントで教えてください!
出典:https://www.mk.co.kr/article/11982229
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