21世紀大君夫人と素敵な新世界が話題!現代に蘇る朝鮮王室を描く代替歴史ドラマの明暗

Buzzちゃんの見どころ

『21世紀大君夫人』が最終回で視聴率13.8%を記録し、ディズニープラスのグローバルチャートでも首位を獲得。一方で、主演の変ウソクやIUが歴史考証の不備について謝罪する異例の事態となっています。

■ 現代に現れた朝鮮王室、対照的な2作品がヒット
最近、韓国のドラマ界では朝鮮時代の歴史を現代の設定に組み込んだ「代替歴史物」が相次いで放送され、視聴者の高い関心を集めています。

MBCで放送された『21世紀大君夫人』は、朝鮮の立憲君主制が現代まで維持されているという架空の韓国を舞台にした作品です。5月16日に放送された最終回は全国視聴率13.8%(ニールセンコリア調べ)を記録し、同時間帯の1位で幕を閉じました。動画配信サービスのディズニープラスでも、北米やヨーロッパを含むグローバル地域で、公開後28日間における韓国シリーズの歴代最多視聴記録を更新するなど、世界的な人気を証明しました。

一方、SBSで放送中の『素敵な新世界』は、朝鮮時代の後宮である「カン・ダンシム」が、現代の韓国で無名女優「シン・ソリ」として目覚めるタイムスリップ作品です。5月第1週にはNetflixなどのグローバルTOP10(非英語圏)で週間1位を記録しました。

■ 豪華キャストの存在感と演技力が支えるドラマの魅力
『21世紀大君夫人』は、ピョン・ウソク(변우석)IU(아이유)というトップスター二人の共演が大きな武器となりました。若き王に代わって摂政を行うイアン大君(ピョン・ウソク)と、財閥家の庶子として身分上昇を狙うソン・ヒジュ(IU)のロマンスは、単純明快な展開で多くのファンを魅了しました。

対して『素敵な新世界』は、イム・ジヨン(임지연)の圧倒的な演技力が光る作品です。毒を飲まされて死んだはずの後宮が、現代の厳しい芸能界で処世術を駆使して生き抜く姿をコミカルかつ力強く演じています。劇中では、彼女が過去に出演した大ヒット作『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』の有名なセリフをセルフパロディする場面や、YouTubeの二次創作文化を取り入れた演出も話題を呼んでいます。

■ 歴史考証を巡る議論と制作陣の対応
高い人気を博した一方で、架空の歴史を扱う難しさも露呈しました。『21世紀大君夫人』では、劇中の即位式でイアン大君が着用した冠の形状や、家臣たちが叫んだ「千歳(チョンセ)」という言葉が議論の対象となりました。

韓国の歴史において「千歳」は中国の諸侯国としての礼法に基づいたものであり、現代の対等な国家という設定であれば、皇帝の礼法である「万歳(マンセ)」を使うべきだったという指摘です。これを受け、演出のパク・ジュナ監督や脚本家、さらには主演のピョン・ウソクとIUまでもが「ファンタジーの設定に没頭するあまり、配慮が足りなかった」と公式に謝罪する事態となりました。

この影響により、現在配信されている映像では問題の音声が削除されるなどの修正が行われています。後続の『素敵な新世界』でも、チャン・スンジョ(장승조)が演じる王のキャラクターが実在の粛宗を彷彿とさせる設定であることから、視聴者の厳しい目にさらされる中、より慎重な制作が求められています。

出典:https://www.khan.co.kr/article/202605201643011

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ 代替歴史物(テチェ・ヨクサムル)

「もしあの時、歴史がこう変わっていたら?」という仮定に基づいて作られるフィクションのジャンルです。韓国では『宮〜Love in Palace』のように「もし今も王室が続いていたら」という設定が人気ですが、実在の人物や歴史的事実を扱うため、視聴者から考証(リアリティのチェック)に対して非常に厳しい視線が注がれるのが特徴です。

■ 万歳(マンセ)と千歳(チョンセ)

どちらも長寿を祝う言葉ですが、かつての東アジアの階級制度では明確な差がありました。「万歳」は皇帝(天子)に対してのみ使われる言葉で、「千歳」はその一段下の王や皇太子に対して使われる言葉です。韓国の歴史ドラマでは、当時の国力や外交関係を象徴する重要なポイントとして注目されることが多い概念です。

Buzzちゃんの感想

歴史ドラマ好きとしては、設定の面白さと考証の難しさを改めて考えさせられるニュースでした。『財閥家の末息子』みたいな緻密な構成も好きですが、今作のイム・ジヨンさんのような振り切った演技も最高ですよね。ただ、大好きなピョン・ウソクさんやIUさんが謝罪することになったのは、ファンとして少し胸が痛みます。皆さんはドラマを観る時、歴史の正確さはどのくらい気になりますか?「設定が面白ければOK派」か「考証もしっかりしてほしい派」か、ぜひ教えてください!

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