Stray Kidsを題材にした同性愛ファンフィクション執筆でロシア人女性に18ヶ月の強制労働刑

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ロシアの裁判所が、人気グループStray Kidsを題材にした二次創作小説を執筆した女性に対し、18ヶ月の強制労働刑を宣告しました。SNSに投稿された同性愛コンテンツが「違法なわいせつ物」とみなされた異例の事態です。

■ ロシアでK-POPファンフィクション執筆者に実刑判決

ロシアで、韓国の人気アイドルグループStray Kidsのメンバーを登場人物とした同性愛テーマのファンフィクション(二次創作小説)を執筆・公開した女性に対し、裁判所が厳しい判決を下しました。

現地時間の5月12日、複数の外信が報じたところによると、ロシアの裁判所は写真家として活動するアレクサンドラ・クジクに対し、不法なわいせつ物制作の疑いで18ヶ月の強制労働刑を宣告しました。問題となったのは、彼女がStray Kidsを題材に執筆し、SNS上で公開していた「ファンフィク(ファンフィクション)」の内容でした。

■ 保護者の通報から家宅捜索、SNSへの投稿も「配布」と判断

今回の事件は、ある保護者からの通報をきっかけに当局が動いたことで発覚しました。警察はアレクサンドラ氏の自宅を家宅捜索し、ノートパソコン2台、スマートフォン、iPadなどの電子機器をすべて押収しました。

裁判においてアレクサンドラ氏は、「ファンフィクションを出版して利益を得ようとしたわけではなく、個人のSNSに投稿しただけである」と釈明しました。しかし、裁判所はこの主張を認めませんでした。法廷は18ヶ月の強制労働刑とともに、その期間中の賃金の10%を国家に納付することを命じました。彼女は法廷で有罪を認める一方で、「執筆は生計を立てるための手段ではなかった」と改めて強調しています。

■ ロシアにおけるLGBTQ+関連コンテンツへの規制強化

今回の厳しい判決の背景には、ロシア政府による性的少数者(LGBTQ+)に関連する表現への規制強化があります。ロシア政府は2023年、国際的な性的少数者運動を「極端主義」と規定して以来、関連する活動や宣伝に対する処罰のレベルを大幅に引き上げてきました。

これに先立ち、ロシア最大の漫画・小説投稿サイトも、性的少数者を宣伝した疑いで1,400万ルーブル(約2億8,000万円)の罰金刑を科されるなど、エンターテインメント分野での表現の自由が急速に狭まっています。今回の判決は、K-POPという世界的な文化現象を楽しむファンであっても、ロシア国内の厳格な法律が適用されることを示す象徴的な事例となりました。

出典:https://www.mt.co.kr/world/2026/05/14/2026051415543894424

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ 팬픽(ファンフィク)文化

「ファンフィクション」の略称で、実在のアイドルや芸能人を主人公にしてファンが創作する小説のことです。韓国では1990年代の第1世代アイドル時代から非常に盛んな文化で、かつては人気作家がプロの小説家としてデビューすることもありました。現在もオンライン上のコミュニティなどで活発に共有されています。

■ SNS上のファン活動と法的リスク

K-POPはグローバルな人気を誇りますが、その応援方法や二次創作(イラストや小説)が各国の宗教、倫理観、法律に抵触するケースが近年増えています。特に性的少数者を扱うコンテンツや、アイドルの肖像権・著作権に関する扱いは、国によって判断が大きく分かれるデリケートな問題となっています。

Buzzちゃんの感想

世界中で楽しまれているファンフィクションが、国によっては強制労働にまで発展してしまうなんて本当に驚きました。私は『財閥家の末息子』のようなミステリーや複雑な人間ドラマが好きですが、ファンが自分の推しを自由に想像して物語を作る文化自体は大切にされてほしいと思うんです。皆さんは、こうした二次創作に対する厳しい法的処罰についてどう感じますか?表現の自由を守るべき?それとも国のルールには従うべきだと思いますか?

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