ニューヨークやパリよりソウル!世界中の作品が韓国をロケ地に選ぶ理由

Buzzちゃんの見どころ

2026年の調査で、ソウルでの海外作品撮影数は年間28件に達し、10年前から164%増加しました。スピンオフ作品やエミー賞受賞作の続編など、ソウルが物語の核として描かれる作品が急増しています。

■ ソウルが世界のロケ地の「聖地」へ

かつて海外ドラマや映画の主人公たちが、新しい人生を始めるために向かう先といえばニューヨークやパリが定番でした。しかし現在、その目的地が「ソウル」へと移り変わっています。世界的な動画配信サービス(OTT)の普及とともに、韓国を背景にしたグローバルコンテンツが急増しており、ソウルの街並みが世界中の視聴者を魅了しています。

特に象徴的なスポットとなっているのが、ソウル中心部を流れる清渓川(チョンゲチョン)です。暖かい日差しが差し込む中、飛び石の上で写真を撮ったり、川沿いで過ごしたりする観光客の多くが外国人となっています。アメリカから訪れたある観光客は「いくつかのドラマで清渓川を見ました。その中のシーンでここで撮影されたものがあったので、どうしても来たかったんです」と語っています。

■ ネットフリックス作品が牽引するソウル人気

こうした「ソウルへの憧れ」を強く後押ししているのが、ネットフリックスなどのプラットフォームを通じて配信される作品群です。

韓国系の女子高生を主人公にしたアメリカのドラマシリーズ『好きだった君へのラブレター』のスピンオフ作品『愛をこめて、キティより』では、主人公の妹がソウルの国際学校に入学するという設定で、清渓川をはじめ韓国の至る所が背景として登場しました。この作品はアメリカのZ世代(Gen Z)を中心に大きな旋風を巻き起こし、3シーズンにわたってソウルの魅力を伝え続けています。

また、インド映画の『ビドゥルギ(鳩)』という作品も注目を集めています。この映画はネットフリックスのグローバル非英語部門で2週連続1位を記録。家父長制の文化から抜け出し、新しい人生を求めて韓国へと向かった主人公が、清渓川で決意を新たにし、食堂でキムチを漬ける姿が描かれています。韓国が単なる観光地ではなく、自由や新しい生活の象徴として描かれている点が非常に印象的です。

■ 背景から「物語の核」へと進化したソウルの役割

これまではソウルがロケ地になっても、単なる大都会の一部として扱われることがほとんどでした。例えば、約10年前の映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』では、ソウル上空を戦闘機が飛び、江南(カンナム)大通りで追撃戦が繰り広げられましたが、それはあくまで「都会の風景」に過ぎませんでした。

しかし、最近の作品では、ソウルはK-POPをはじめとする文化の中心地であり、物語の展開に欠かせない核心的な要素として描かれています。

エミー賞を受賞して話題となった『BEEF/ビーフ ~逆上~』の新しいシーズンでは、ソウルや韓国のゴルフ場を舞台に、韓国を代表する名俳優であるユン・ヨジョン(윤여정)ソン・ガンホ(송강호)が登場します。ここではソウルの風景が、キャラクターの感情や物語のテーマと深く結びついています。

また、バラエティ番組でもソウルが舞台となっています。ネットフリックス・ブラジルのリアリティ番組『ラブ・イズ・ブラインド:ブラジル編』では、ブラジル人女性たちが韓国人男性とソウルでデートを楽しむ様子が配信されました。

■ アメリカよりも「韓国へ行きたい」

イギリスの日刊紙「ガーディアン」は、「韓国文化がラテンアメリカを飲み込んだ」というタイトルの記事で、最近の若者層はアメリカよりも韓国に行きたがっていると報じました。ソウルで撮影された海外作品の数は年間28件に上り、10年前と比較して164%も増加しています。

かつては一部のアジアファンが訪れる場所だったソウルは、今や世界中のクリエイターが物語を撮りたがり、世界中の若者が人生で一度は訪れたいと願う「ロケの聖地」としての地位を確立しています。

出典:https://imnews.imbc.com/replay/2026/nwdesk/article/6819601_37004.html

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ 젠지(ジェンジ)

「Gen Z(Z世代)」の韓国式の発音で、1990年代半ばから2010年代初めに生まれた世代を指します。韓国では流行に敏感で、SNSを通じて自分の個性を発信する世代として、マーケティングやコンテンツ制作において最も重要視されている層のことです。

■ 清渓川(チョンゲチョン)

ソウルの中心部を流れる約11kmの人工河川です。かつては高架道路の下に隠れた暗渠(あんきょ)でしたが、2005年に復元工事が完了し、現在は市民や観光客の憩いの場となっています。多くのドラマや映画のロケ地として有名で、特に夜のライトアップが美しいスポットです。

Buzzちゃんの感想

最近の海外ドラマを見ていると、本当に当たり前のようにソウルが登場するので、私もソウル育ちとして誇らしい気持ちになっちゃいます!特に『財閥家の末息子』みたいな重厚なミステリーが好きな私としては、キラキラした観光地だけじゃなくて、ソウルの高層ビル群がかっこよく映るシーンが増えているのが嬉しいんです。有名なハリウッド俳優がソウルの街角で演技しているのを見るのも、なんだか不思議でワクワクしますよね。皆さんは、海外作品に登場するソウルのスポットで、一番「ここに行ってみたい!」と思った場所はどこですか?

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