パク・ボゴムが囲碁大会で登場!伝説の棋士イ・セドル9段との感動の再会

ドラマファンなら誰もが知る名作「応答せよ1988」。あの作品で囲碁棋士・チェ・テク役を熱演した俳優パク・ボゴム(박보검)が、2月25日、ソウルの新韓銀行本店で開催された第1回신한은행 세계 기선전(シンハン銀行ワールド・キ・セン戦)の結衣式イベントに特別ゲストとして登場しました。

ドラマで培った囲碁への向き合い方が、実際の棋界のレジェンドとの運命的な出会いを生み出したのです。

■伝説の棋士との感動の再会

イベント会場に駆けつけたパク・ボゴムを迎えたのは、かつてGoogleのAI「AlphaGo」に勝利した伝説の棋士イ・セドル9段(이세돌)。引退後も囲碁界の発展に尽力するイ・セドル9段は、この日、シンハン銀行の従業員を対象にした特別講演を行っていました。

二人の出会いは、単なる芸能と囲碁のコラボレーションではありません。「応答せよ1988」という作品を通じて、囲碁というニッチながら魅力的な世界を日本を含む多くのファンに紹介したパク・ボゴムと、囲碁史上最高の栄光を手にしたイ・セドル9段。二つの異なる舞台で活躍してきた二人が、同じ囲碁への愛で繋がる瞬間は、まさにドラマのワンシーンそのものでした。

パク・ボゴムはこの日、決勝戦に臨む二人の棋士・パク・ジョンファン9段(박정환)と王星皓9段(왕싱하오)に花束を手渡し、温かな言葉で激励。囲碁ファン、特に若い世代のファンたちからは大きな歓声が上がりました。

■世界最高峰の舞台で繰り広げられた熱戦

この大会は、優勝賞金が4億ウォン(約3,800万円)という世界最高水準の囲碁大会。結衣式1局では、韓国ランキング2位のパク・ジョンファン9段が中国の若き才能・王星皓9段と対局しました。

パク・ジョンファン9段は1993年生まれで、かつて2013年11月から2018年9月まで、驚異の59ヶ月連続で韓国ランキング1位の座を守り続けた実力者。その後、一時的にランキングが低迷していただけに、今大会での優勝は、かつての栄光を取り戻す絶好の機会となっていました。

対する王星皓9段は2004年生まれの中国の新星。本大会の8強戦では、世界最強で韓国ランキング1位の申真謀9段(신진서)を破るという大金星を挙げており、中国新世代を代表する存在として大きな期待を集めていました。

結衣式1局は、パク・ジョンファン9段の完勝。154手という比較的短い手数で、白の不計勝(黒に計算上の勝ち目がない状態)を手にしました。序盤からの綿密な研究と、中盤での的確な捌きが光りました。特に黒石の失着をとがめて、中央の黒2子を奪取した局面が、勝利への転機となりました。

■実力者ぞろいの大会、日本のファンも注目

このワールド・キ・セン戦は、日本からも複数の一流棋士が参加しており、国際色豊かな大会として話題を集めています。シンハン銀行が主催し、韓国棋院が主管するこの大会は、囲碁を愛する世界中のファンの注目を集めています。

パク・ボゴムの登場によって、「応答せよ1988」で囲碁に興味を持った日本のドラマファンの間でも、この大会への関心が高まる可能性があります。かつてドラマを通じて囲碁の世界に魅了された視聴者たちにとって、実在する棋士たちの熱戦を追うことは、新たな楽しみとなるかもしれません。

イベント会場では、パク・ジョンファン9段を筆頭とした現役プロ棋士たちが、次世代の有望な若手棋士50名を対象にした特別メンタリング・イベントも開催され、囲碁界全体の発展を象徴する充実した一日となりました。

現在、結衣式2局は2月26日、そして必要に応じて結衣式3局は2月27日に開催予定。パク・ジョンファン9段が2連勝で初代王者の座を手にするのか、それとも王星皓9段がここから大逆転を狙うのか。韓国棋院公式サイトでは対局の模様がリアルタイムで配信されており、世界中の囲碁ファンが固唾を飲んで見守っています。

パク・ボゴムがドラマで演じたチェ・テク。その役柄への誠実なアプローチが、実際の囲碁界とのこのような素晴らしい繋がりを生み出したことは、エンタメと実世界が織り成す素敵なストーリーとなっています。

出典:https://www.kukinews.com/article/view/kuk202602250282

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