韓国エンターテインメント業界で新たな話題が沸騰している。SM엔터테인먼트(エスエムエンターテインメント)の次世代期待の星・SMTR25(スムートロ25)が出演するMnet番組『응답하라 하이스쿨』(アプダッハラ ハイスクール、以下『応答ハイスクール』)が、想像を上回るグローバルな反応を呼び起こしているのだ。
デビュー前の練習生たちを追うドキュメンタリー番組としては異例中の異例。その驚くべき数字と、日本のファンにとって知っておくべき背景について、詳しく解説しよう。
■ 海外視聴が90%近い衝撃的な事実
最初に目に飛び込んでくるのは、この番組の視聴地域分布だ。グローバルK-POPコンテンツプラットフォーム「엠넷플러스」(Mnet Plus)のライブ指標分析によると、『応答ハイスクール』の視聴者の90%近くが海外からのアクセスだという。
中国やインドネシアを筆頭に、アジア圏での圧倒的な人気は想像がつくかもしれない。しかし驚くべきは、その先だ。北米、ヨーロッパ、オセアニア、中東まで、実に世界中の多様な地域からこの小さな番組に注目が集まっているのである。
デビュー前の練習生グループがこれほどのグローバル反応を獲得することは、K-POPアイドル育成の歴史でもほぼ前例がない。この数字一つをとっても、SMTR25がいかに大きな期待を背負っているか、そして世界中のファンがこのグループの誕生をいかに待ち望んでいるか、その熱度が伝わってくる。
■ 単なる「見る」を超えた「没入」する視聴体験
ただ、視聴者数だけで驚いていてはいけない。さらに深掘ると、その視聴の「質」が非常に高いことがわかる。
第1回、第2回の平均視聴時間は約40分。これは決して小さくない数字だ。多くのオンライン動画コンテンツでは、視聴者がすぐに別のコンテンツへと移動してしまう時代である。なのに、このグループの番組は、ファンたちが40分間、連続して画面に釘付けになっているということだ。
つまり、ただ興味本位でクリックしているのではなく、メンバーたち一人ひとりの関係性や、個々のエピソードに深く没入している視聴パターンが見てとれるのだ。
この傾向の背景にあるのは、『応答ハイスクール』が打ち出した独特なコンセプトにある。従来のアイドル生存競争番組では、毎回の脱落ドラマやサバイバル的な緊張感が視聴を促す。しかし『応答ハイスクール』は異なるアプローチを取った。いわば「アイドル版『三時三餐』」(韓国の人気ヒーリング番組)とも呼ぶべき、温かく心地よい世界観。メンバーたちの等身大の魅力や、飾らない日常が前面に打ち出されているのだ。
この「無公害の魅力」とも言うべき強みが、競争や脱落というハード的な要素ではなく、ファンの心を自然と惹きつけ、くぎ付けにしているのである。
■ アジアから世界へ。国境を超えた「友情高」の世界観
『応答ハイスクール』の舞台となるのは、韓国の学生生活だ。授業、友情、青春――それらは、世代や国を問わず、人類共通の懐かしさや親しみを呼び起こすテーマである。
この普遍的な物語性が、確実に国境を越えている。現在のところ、日本(Abema TV、KNTV)、台湾(friDay Video)、タイ(TrueVisions、TrueVisions NOW)といったアジアの主要チャネルで放映されているだけでなく、KOCOWA+を通じて北米、ヨーロッパ、オセアニア、中東地域に配信されている。さらにWeTV経由でも、世界中のファンにリーチしているのだ。
各プラットフォームの垣根を超えた、この多角的な配信戦略が、『応答ハイスクール』をグローバル現象へと押し上げている。Mnet Plusを中心に結集したコア的なファンダムの熱気が、各国のメジャーなOTTプラットフォームへと波及し、さらに話題性が呼び起こす良好な循環が生まれているのである。
制作陣は「Mnet Plusでリアルタイムにコミュニケーションを取るコアなファンダムと、世界中のOTTを経由して流入する視聴層が結合することで、番組の話題性が好循環構造を生み出している」とコメント。「グローバル市場で確認されたこれらの可能性が、今後のデビューへの道のりでどんなシナジーを生み出すか、期待していてほしい」と期待を込めて述べている。
SMTR25は、毎週金曜日の夜8時20分、MnetおよびMnet Plusで放送されている『応答ハイスクール』を通じて、その素顔や成長の過程を世界に発信し続けている。
これから訪れるであろう彼らのデビューの瞬間が、さらなるグローバル旋風を巻き起こす日も、そう遠くはなさそうだ。
出典:https://www.slist.kr/news/articleView.html?idxno=719233





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