囲碁の世界最大賞金4億ウォン神韓銀行世界棋仙戦結決勝戦へ!パク・ジョンファンVS王星浩の激戦が25日開幕

韓国の囲碁界が熱くなっています。2月25日、ソウル中区の神韓銀行本店で、囲碁の世界的な大会「第1回神韓銀行世界棋仙戦」の決勝3番勝負がスタートします。この大会、実は日本の囲碁ファンにも大きな話題になりそうな見どころが満載なんです。

■観録と気鋭の激突——11歳差の棋士が世界一を争う

対戦するのは、韓国のパク・ジョンファン9段(朴正環、1993年生まれ)と、中国のワン・シンハオ9段(王星浩、2004年生まれ)。なんと11歳という大きな年の差があります。

パク・ジョンファンは、いわば「シム・ジンソ時代」の前の韓国囲碁を代表する存在。2013年11月から2018年9月まで、驚異の59カ月連続で韓国ランキング1位を守り抜きました。2011年のフジツウ杯、2015年のLG杯、2018年のモンベクハン杯、2019年の春蘭杯など、メジャーな世界大会で次々と優勝。2021年には韓国サムスン火災杯でシム・ジンソ9段を下し、頂点に立った経歴を持つ大物です。

しかし、2021年以降の5年間、メジャーな世界大会での優勝から遠ざかっていました。今回の棋仙戦は、その「5年の空白」を埋める絶好のチャンス。実は、この焦点こそが日本のファンにとっても注目すべきポイントなのです。

一方、対戦相手のワン・シンハオは、現在中国ランキング1位に上り詰めるほどの急速な成長を見せている気鋭の棋士。昨年は北海新役杯の初代チャンピオンになり、さらに国手山脈杯も制し、中国の次世代エースとして注目されています。実は、今大会の8強ではシム・ジンソ9段(世界ランキング1位)を倒すという大金星を上げているんです。

パク・ジョンファンとの過去の対戦成績は、ワン・シンハオが2勝1敗と上回っています。

■世界最大級の賞金——4億ウォンが懸かる舞台

この大会の優勝賞金は4億ウォン(日本円にして約4000万円相当)。これは年単位で行われる世界大会の中で最大規模です。準優勝でも1億ウォンがもらえるという、まさに将来の囲碁界を左右する大きな舞台が整えられているわけです。

時間制限は「フィッシャータイム」という方式。各自30分の持ち時間に、1手につき20秒が追加されるというシステムです。これにより、棋士たちの実力が存分に発揮される環境が作られています。

パク・ジョンファンはインタビューで「初代棋仙戦の決勝というだけで意味深く、緊張感もかなりある。自分の囲碁を信じて全力を尽くします」とコメント。一方のワン・シンハオは「4億ウォンの賞金も動機になるのは事実ですが、賞金より試合に集中します」と落ち着いた様子を見せています。

■AI時代の囲碁——実力底上げが生む激化する競争

この大会が単なるゲームではなく、産業的な象徴性を持つという点も注目です。2016年のAlphaGo(アルファゴ)との対局以来、AI(人工知能)研究が普遍化し、棋士たちの平均的な棋力は飛躍的に向上しました。加えて今回のように賞金規模が拡大されることで、グローバル囲碁市場における競争がより一層激しくなっているわけです。

この決勝戦は、韓国囲碁の伝統と実力、そして中国の急速な成長を象徴する一戦となるでしょう。

■決勝初日は豪華ゲストで盛り上がる

実は、決勝初日の25日には、興味深い周辺イベントも企画されています。

何と、AlphaGoに対して人類史上唯一にして最後の勝利を納めたイ・セドル9段(李世乭)が会場に訪れ、有望な囲碁少年少女たちとのサイン会を行います。国内プロ棋士10名が若い世代50名と特別対局を行う、囲碁の裾野拡大イベントも実施されます。

そして、韓国ドラマ「応答せよ1988」で囲碁棋士チェ・テク役を演じた俳優パク・ボゴム(박보검)が特別ゲストとして登場し、決勝対局者に花束を贈呈する予定です。ドラマファンにとっても見逃せない瞬間になりそうですね。

結局のところ、この「神韓銀行世界棋仙戦」は、囲碁の世界における世代交代と国際競争、そしてAI時代における人間の実力の進化を象徴する大会として、全世界の囲碁ファンから注目されているわけです。

パク・ジョンファンが5年ぶりのメジャー優勝を手にするのか、それとも勢いあふれるワン・シンハオが中国の躍進を証明するのか——2月25日からの3番勝負は、見逃せない戦いになることは確実です。

出典:https://www.sidae.com/article/2026022414344336254

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