グーダイグローバルは2023年に連結売上高1兆4718億ウォン、営業利益2734億ウォンを記録しました。『朝鮮美女』や『TIRTIR』が、TikTokの口コミやAmazonのレビューを通じて北米・日本市場を席巻しています。
■ 広告からアルゴリズムへ、Kビューティーの新たな成功法則
韓国の化粧品企業であるグーダイグローバルが、従来のKビューティーの成長戦略を覆す成果を上げ、業界の注目を集めています。これまでのKビューティー産業は、韓流スターを起用したテレビ広告や免税店を中心とした流通網を基盤に成長してきました。しかし、グーダイグローバルの主要ブランドは、TikTok(ティックトック)のショートフォーム動画、Amazon(アマゾン)のレビュー、そしてグローバルなコミュニティを通じた「口コミ」を軸に、短期間で市場への影響力を拡大しています。
業界関係者はこの現象を「広告中心の時代からアルゴリズム中心の時代への移行を象徴する事例」と分析しています。現代のグローバル市場では、有名芸能人を立てた大規模な広告よりも、実際の消費者の使用経験やレビューコンテンツが購買決定に大きな影響を及ぼす傾向が強まっているためです。
■ 圧倒的な成長数字と消費パターンの変化
最近の金融投資業界の発表によると、グーダイグローバルの2023年連結売上高は前年比約295%増の1兆4718億ウォン、営業利益は約98%増の2734億ウォンを記録しました。市場が注目しているのは、単なる数字の成長だけでなく、消費者がブランドを知り、購入に至るまでの構造そのものが変化している点です。
特にアメリカや日本を中心とした市場では、消費者は単純な広告よりも、実際のユーザーレビュー、肌の反応、成分分析コンテンツをより積極的に消費するようになっています。検索してすぐに購入するのではなく、TikTokやYouTubeショート、Reddit(レジット:アメリカの巨大掲示板サイト)、Amazonのレビューなどを通じて、他人の使用経験をまず確認する構造が定着しています。
■ 『朝鮮美女』と『TIRTIR』に見るグローバル戦略の成功
グーダイグローバルの代表的なブランドである『朝鮮美女(BEAUTY OF JOSEON)』は、北米や欧州市場で急速に存在感を高めました。特に代表商品である『リリーフサン(Relief Sun)』やセラム製品は、TikTokやRedditでのレビューが繰り返されることで、グローバルな消費者の間で自然な口コミが形成されました。アメリカの消費者コミュニティでは「敏感肌でも負担が少ない」「コスパに優れた韓国のサンクリーム」という評価が拡散し、これがECサイトでの販売急増につながりました。
また、TIRTIR(ティルティル)も同様の流れを見せています。日本や北米で人気を博したクッションファンデーションは、多様な肌の色に対応するカラーバリエーション戦略がSNSで話題となりました。TikTokやYouTubeで実際の肌での発色比較動画やレビューが拡散されたことで、ブランドの認知度が飛躍的に向上しました。
業界関係者は「かつては広告がブランドを育てたが、今は消費者が自ら作るコンテンツがブランドの成長速度を決める時代だ」と指摘しています。特にZ世代の消費者は、芸能人の広告よりも実際のユーザー評価を信頼する傾向が強く、Kビューティー産業は今、広告産業から「レビュー・アルゴリズム産業」へと進化を遂げています。
出典:https://www.upkoreanews.kr/news/articleView.html?idxno=98507
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ K-ビューティー(K-Beauty)
韓国発の化粧品や美容法の総称です。かつてはBBクリームやシートマスクがブームを牽引しましたが、現在は成分重視のスキンケアや、SNSのアルゴリズムを活用したマーケティングが主流となっています。
■ ショートフォーム(Short-form)
TikTokやYouTubeショート、Instagramのリールなど、数十秒から数分程度の短い動画コンテンツのことです。情報の拡散スピードが非常に速く、現在のトレンド形成において最も重要な役割を果たしています。
最近SNSで見ない日はないくらい『朝鮮美女』やTIRTIRの人気ってすごいですよね!私は重厚な設定の『財閥家の末息子』みたいなドラマが大好きですが、ドラマの合間の広告よりも、SNSで流れてくるリアルなレビューの方がついつい欲しくなっちゃう気持ち、よくわかります。皆さんはコスメを買う時、有名人の広告とSNSの口コミ、どっちを信じますか?





コメント