伝説のフォーク歌手ソン・チャンシクの名曲が舞台に!国立貞洞劇場が2026年の豪華ラインナップを発表

韓国の演劇・ミュージカル界から、音楽ファンならずとも胸が躍るニュースが届きました。ソウルの歴史ある文化スポット「国立貞洞劇場(クンニプ・チョンドン・グッチャン)」が、2026年のラインナップを発表。その目玉として、韓国フォーク界の生ける伝説、ソン・チャンシク(송창식)の名曲を詰め込んだジュークボックス・ミュージカル『笛を吹く男(原題:ピリ・ブヌン・サナイ)』が6月に初演されることが明らかになりました。

韓国エンタメ界では今、既存のヒット曲を物語に組み込む「ジュークボックス・ミュージカル」が非常に人気ですが、ついに大本命の登場といったところでしょう。今回のニュースの核心と、注目の見どころを詳しく解説します。

■ 韓国の「国民的歌手」ソン・チャンシクとは?
今回の舞台化で鍵となるソン・チャンシクは、1970年代の韓国フォーク・ブームを牽引したレジェンドです。日本でいえば、吉田拓郎さんや井上陽水さんのような、一時代の音楽シーンを塗り替えたカリスマ的存在。映画『セシボン(1960年代に実在した音楽鑑賞室を舞台にした作品)』のモデルの一人としても知られています。

新作ミュージカル『笛を吹く男』は、日本統治時代の韓国を舞台に、音楽を愛した若者たちの葛藤と愛を描きます。ソン・チャンシクの独特な歌声と詩情あふれるメロディが、当時の過酷な時代を生き抜いた人々の感情をどう彩るのか、大きな期待が寄せられています。代表曲「笛を吹く男」や「手拍子(コレレ)」など、韓国人なら誰もが口ずさめる名曲たちが、劇中の重要なシーンで流れる予定です。

■ 演劇ファン必見!実力派俳優が集結する注目作も
国立貞洞劇場が発表した今年のスケジュールは、新作だけではありません。ドラマファンにとっても見逃せない顔ぶれが揃っています。

現在上演中の1人劇『生きている者を修繕する』には、Netflixドラマ『地獄が呼んでいる』での強烈な演技が記憶に新しいキム・シンロク(김신록)や、ドラマ『賢い医師生活』などで知られるユン・ナム(윤나무)が出演中。心臓移植を巡る24時間の物語を、圧倒的な演技力で描き出しています。

また、9月に開幕する音楽劇『島:1933~2019』も注目の一作。韓国南西部の小鹿島(ソロクト:かつてハンセン病患者が強制隔離されていた島)で40年以上、患者のために尽くした実在のオーストリア人看護師、マリアンヌとマーガレットの物語です。2025年の「韓国ミュージカルアワード」で脚本賞を受賞した名作の再演とあって、今回もチケット争奪戦が予想されます。

■ 伝統とモダンが交差する「貞洞(チョンドン)」の魅力
会場となる国立貞洞劇場がある「貞洞(チョンドン)」というエリアについても少し触れておきましょう。ここはソウル中心部にありながら、石垣道(トルダムキル)が続く美しい並木道や、近代建築が残る非常にロマンチックな場所です。

特にこの劇場は、1902年に建てられた韓国初の近代式劇場「協律社(ヒョプリュルサ)」の精神を継承しており、伝統芸能と現代劇を融合させた公演に定評があります。

今回のラインナップでも、4月に再演される『広大(クァンデ:伝統芸能の芸人のこと)』や、12月の『モダン貞洞』など、韓国の伝統舞踊やパンソリ(韓国の伝統的語り物)を現代的な演出で見せる作品が並びます。K-POPやKドラマのルーツにある「韓国の魂」を感じたい方には、まさにうってつけのラインナップと言えるでしょう。

さらに、劇場の別館にあたる「国立貞洞劇場セシル」では、若手アーティストの育成プログラム「青春万発(チョンチュン・マンバル)」も開催されます。未来のスターたちがここで産声を上げる瞬間を目撃できるかもしれません。

■ おわりに:歴史の街で名曲に浸る旅
ソン・チャンシクのフォークソングから、実力派俳優による濃密な演劇、そして華やかな伝統芸能まで。2026年の国立貞洞劇場は、まさに「韓国文化のデパート」のような充実ぶりです。

特に6月の『笛を吹く男』は、韓国の情緒を深く知る絶好のチャンスになりそうです。徳寿宮(トクスグン:ソウルにある五大王宮の一つ)の石垣道を散歩した後に、伝説の歌声に包まれる……そんな贅沢な韓国旅行を計画してみてはいかがでしょうか?

ソン・チャンシクの名曲たちは、今の時代に聴いても古さを感じさせない温かさがあります。皆さんは、韓国のレトロな音楽や伝統芸能に興味はありますか?「この俳優さんの舞台を観てみたい!」というリクエストがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね!

出典:https://view.asiae.co.kr/article/2026030716514377040

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