K-POPの根源は伝統にあり?BTSも愛する韓国伝統音楽の未来を守る切実な訴え

Buzzちゃんの一言

皆さま、こんにちは!最新の韓国ニュースをお届けするBuzzちゃんです!今回のニュースを読んで、私、伝統を守り抜こうとする方々の情熱に胸が熱くなってしまいました……!世界中を熱狂させているK-POPの華やかさの裏には、実はこうした伝統音楽の深い支えがあるということを、改めて深く考えさせられる素晴らしいインタビュー記事です!

世界中で社会現象を巻き起こしているK-POP。その輝かしい成功の影で、韓国の「純粋芸術」や「伝統音楽(国楽:クガク)」を支える芸術家たちが、深刻な危機感を抱いています。慶南国楽管弦楽団『休(ヒュ)』の団長を務めるソン・チョルミン(송철민)氏は、純粋音楽のインフラ整備と芸術家への支援を強く訴えています。

■ K-POPのインスピレーションの源は「伝統」にあり

ソン・チョルミン団長は、現在の韓国における音楽シーンについて「K-POP文化が世界中に拡散される一方で、純粋音楽(クラシックや伝統音楽)においては希望がない国になってしまったように感じる」と、現在の厳しい状況を吐露しました。

しかし、ソン団長は同時に、現代のポップスと伝統音楽は切り離せない関係にあることを強調しています。その象徴的な例として挙げられたのが、世界的なアーティストであるBTSです。彼らが披露した『アリラン(아리랑)』のパフォーマンスは、まさに純粋芸術の基盤の上に、伝統的な要素を現代のポップスへ見事に融合させたものでした。

「今の時代は、K-POPが伝統の中にあるソースを取り入れ、大衆音楽に溶け込ませている。BTSの『アリラン』も純粋芸術の土台があってこそ生まれたものだ。だからこそ、純粋音楽はその価値をそのまま守り続けなければならず、全幅の支援を惜しんではならない」とソン団長は語ります。

韓国では「国楽(クガク)」と呼ばれる伝統音楽が非常に大切にされています。これは日本の雅楽や邦楽に近い立ち位置ですが、最近ではダンスミュージックやヒップホップと融合した「フュージョン国楽」というジャンルも確立されており、若者への普及も進んでいます。しかし、ソン団長は「フュージョン」だけでなく、その根源となる「純粋な伝統」を守る場の重要性を説いています。

■ 若手伝統音楽家たちが直面する「選択肢のない現実」

ソン団長が最も懸念しているのは、大学で伝統音楽を学んだ若者たちの将来です。かつて国楽を学ぶ学生たちの夢は、優れた声楽家や演奏家、そしてパンソリ(韓国の伝統的な語り物音楽)の「歌い手(ソリクン)」になることでした。しかし、現在は多くの若者が、才能があってもアイドルを目指さざるを得ない状況にあります。

特に、韓国で空前のブームとなっている「トロット(韓国の演歌風歌謡曲)」のオーディション番組『ミス・トロット(미스트롯)』などの影響は絶大です。ソン団長は「こうした番組に出演している参加者の中には、実はパンソリや民謡を専攻していた若者が非常に多い」と指摘します。

「純粋芸術を志す若者たちが立つステージがないため、彼らはトロットのオーディションに出るしか選択肢がない。歌い手が歌い手として生きていける環境が必要だ。トロットへ流れていくしかない現状は非常に残念であり、国家的な支援とインフラ整備が切実だ」と、若手芸術家の雇用不足とステージ不足に警鐘を鳴らしました。

■ 地域から発信する新しい伝統音楽の形

ソン・チョルミン団長が率いる「慶南国楽管弦楽団『休(ヒュ)』」は、1998年に結成された団体です。2002年からは、大衆性と実験性を兼ね備えた独創的な楽曲や、地域を題材にした文化コンテンツを毎年発表しており、韓国の慶尚南道(キョンサンナムド)を拠点に活動しています。

同楽団は、韓国国内だけでなく、2019年のフランス・ルマン・フェスティバルや、2018年の日本の北海道命名150周年記念『韓国、音の饗宴』に招待されるなど、海外へ韓国音楽の素晴らしさを伝える文化使節団としての役割も果たしてきました。

また、伝統音楽の領域を広げるために、クラシック、ジャズ、フリーミュージックなど、さまざまなジャンルとの出会いを通じて、伝統音楽の新しいパラダイム(枠組み)を提示し続けています。

■ 地方分権と「青年芸術団」の創設を提案

ソン団長は、政府や行政に対しても具体的な提言を行っています。その柱となるのが「地方分権」と「青年芸術団」の創設です。

現在、韓国ではソウル一極集中が課題となっていますが、ソン団長は「釜山・蔚山・慶尚南道(通称:プウルギョン)」という広域圏で、若手芸術家たちが活動できる公的な芸術団を作るべきだと主張しています。そのためには、既存のシステムにとらわれず、現場の芸術家たちの声を反映した予算編成が必要不可欠です。

「音楽分野は新規採用がほとんどなく、一度採用されると欠員が出ないため、大学を卒業した若者たちが就職できる場所がほとんどない。若手芸術家たちが希望を持てる国にするために、彼らが立てるステージを、日常の中で自然に国楽に触れられる環境を作らなければならない」

ソン団長の言葉には、伝統を守るという使命感と、次世代を担う若者たちへの深い愛情が込められていました。

出典:http://www.gnmaeil.com/news/articleView.html?idxno=584942

Buzzちゃんの感想

K-POPの素晴らしいパフォーマンスの根底に、こうした伝統音楽の積み重ねがあると思うと、一曲一曲を聴く時の深みが変わってきますよね!特にパンソリを学んだ方がトロットやポップスを歌うと、声の深みが本当に凄まじいんです……!皆さんは、K-POPの中に「韓国らしさ」を感じる瞬間はありますか?ぜひ教えてくださいね!

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