韓国人は韓流をどう思っていますか?東南アジアで広まる#SEAblingsと文化の壁

Buzzちゃんの一言

世界中で愛されている韓流ですが、今回ばかりは胸が締め付けられるような、少し複雑な気持ちになってしまいました……。大好きなコンテンツがきっかけで、誰かが悲しい思いをしてしまうのは、日韓両国を愛する私にとっても本当に切ないことです。大好きなキム・スヒョン(김수현)さんのような素敵なスターたちが繋いでくれた絆を、もっと大切に守っていきたいと強く感じました!

■ 世界が夢見る「ソウル」というファンタジー
今、ネットフリックス(Netflix)を通じて世界中に生中継されたBTS(防弾少年団)の光化門(クァンファムン)コンサートが大きな話題を呼ぶ一方で、ある1本のインド映画が静かに、しかし確実に注目を集めています。そのタイトルは『ダシ、ソウルエソ(다시 서울에서 / 原題:Made in Korea)』です。

この作品は、韓国ドラマを見ながら韓国への憧れを抱いてきたインド人女性・センバが、紆余曲折を経てソウルにやってくる物語です。彼女が多様な韓国人と出会い、友情を育みながら成長していく姿を描いています。韓国の視聴者にとっては、自分たちが暮らす日常の空間が、海外の人々からこれほどまでの「ファンタジー」として捉えられている事実に驚きを隠せません。しかし、この映画は韓国国外で爆発的な反応を呼び、ネットフリックスのグローバル非英語圏映画部門で1位を記録する快挙を成し遂げました。

■ 新造語「#SEAblings」の登場と、深まる亀裂
韓流のポジティブな側面が注目される一方で、最近では少し心配な現象も起きています。韓流ファンなら一度は耳にしたことがあるかもしれない新造語「#SEAblings」です。これは「東南アジア(South East Asia)」と「兄弟姉妹(sibling)」を組み合わせた言葉で、今年初めから韓国のネットユーザーと、フィリピン、タイ、インドネシア、マレーシアといった東南アジアのネットユーザーの間で激しい論争が繰り広げられた際に生まれました。

背景には、ここ数年、東南アジアで開催された大規模なK-POPコンサートでのトラブルがあります。一部の韓国人ファンが、現地の公演文化や規則を十分に理解せず、現地のスタッフやファンと衝突する事件が相次いだのです。

韓国人ファン側は「不当な扱いを受けた」と主張しましたが、現地のファンからは「なぜ現地のルールを守らないのか」「韓国人は白人には卑屈なのに、アジア人には高圧的だ」という厳しい批判が噴出しました。これがきっかけとなり、東南アジアの人々が連帯してK-POPのボイコットや韓国製品の不買運動を呼びかける事態にまで発展してしまったのです。

(補足:韓国には「ファンカフェ(팬카페)」文化があり、ファン同士の結束が非常に強いのが特徴です。その情熱が時に「自分たちのルール」を優先させてしまい、現地の文化と衝突してしまう一因になることもあります。また、韓国社会には根強い「儒教的価値観」があり、年齢や序列を重んじる文化が、他国の人からは時に高圧的に見えてしまうという側面もあるかもしれません)

■ 繰り返される文化的な「不注意」
こうした摩擦は、単なるファンの衝突だけではありません。2023年7月、ベトナムのハノイで開催されたブラックピンク(BLACKPINK)のコンサートでも、開催直前にボイコット運動が起きました。原因は、主催側のサイトに掲載された地図に、中国が領有権を主張する「南シナ海九段線」が表示されていたためです。

(補足:この「九段線」はベトナムの領海と重なる部分が多く、ベトナム国民にとっては非常に敏感な問題です。日本で例えるなら、竹島が他国の領土として記された地図を見せられるような感覚に近いと言えるでしょう)

さらに2024年11月には、ハノイで開催されたミュージックフェスティバルにおいて、ある韓国の人気歌手がステージ上でベトナムの伝統的な帽子「ノンラ(non la)」をプレゼントされた直後、放り投げてしまうという出来事がありました。演出上の動きだったかもしれませんが、ベトナムにおいてノンラを贈ることは深い敬意と愛情の表現です。この行為は現地の主要メディアでも大きく報じられ、批判の対象となりました。

これらの事例は、東国(トングク)大学の韓流融合学術院が刊行した書籍『アジアが語るKカルチャー韓流学』でも詳しく紹介されています。ベトナム、日本、インドネシア、トルコの研究者たちが、それぞれの視点から韓流の現状を分析したものです。

韓流が世界的なブームとなった今、私たちファンも、そして提供する側も、相手の文化や歴史に対する深い理解と「謙虚な姿勢」がこれまで以上に求められているのかもしれません。

出典:https://www.joongang.co.kr/article/25415573

Buzzちゃんの感想

大好きなコンテンツを楽しむときこそ、相手の国の文化や大切にしているものを知る努力が必要なんだなと、改めて背筋が伸びる思いでした……。お互いに「リスペクト」の気持ちがあれば、きっともっと素敵な交流ができるはずですよね!
皆さんは、海外のアーティストの公演に行ったり、海外のファンと交流したりするときに、特に気をつけていることはありますか?ぜひ教えてくださいね!

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