男子アイドルの曲は難しいの偏見を打破!RIIZEやTWSが牽引するイージーリスニング旋風と大衆人気の理由

Buzzちゃんの見どころ

RIIZEは『Love 119』で韓国主要チャート1位を獲得し、BOYNEXTDOORも2025年1月の新曲で自己最高記録を更新しました。難解な世界観から日常に寄り添う「イージーリスニング」への変化が、幅広い層の支持を集めています。

■ 男性グループへの偏見を覆す「聞きやすさ」の追求

かつてK-POPのボーイズグループといえば、複雑な世界観や激しいパフォーマンスを重視し、音楽自体は「ファン以外には難解で、一般大衆が聴くにはハードルが高い」というイメージが強くありました。しかし、2023年後半からその流れが劇的に変わりつつあります。その中心にいるのが、第5世代と呼ばれる新しいグループたちです。

これまで韓国の主要音源サイトであるMelon(メロン:韓国最大の音楽サブスクリプションサービス)のチャート上位は、女性グループが独占する状態が続いていました。男性グループは音盤(CD)の売り上げは高くても、音源チャートでは苦戦するというのが定説でしたが、最近では一般層も日常的に聴く「イージーリスニング(心地よく聴き流せる音楽)」を取り入れることで、この壁を打ち破っています。

■ RIIZE(라이즈)が提示した「エモーショナルポップ」の衝撃

このブームの先陣を切ったのは、SMエンターテインメント所属のRIIZE(라이즈)です。彼らは2023年9月のデビュー時、独自のジャンルとして「エモーショナルポップ」を掲げました。デビュー曲『Get A Guitar』は、ファンキーなギターの音色を活かしたレトロで軽快なサウンドが特徴で、チャートで長期にわたり上位を維持するロングランヒットを記録しました。

さらに彼らの人気を決定づけたのが、2000年代に大ヒットしたizi(이지)の楽曲をサンプリングした『Love 119』です。この曲は、30代・40代には当時の懐かしさを、10代・20代には新鮮なエモーショナルさを与えることに成功しました。その結果、Melonの「TOP100」チャートで見事に1位を獲得し、「男子アイドルの曲はファンダム(熱心なファン層)だけが聴くもの」という偏見を完全に払拭しました。

■ BOYNEXTDOOR(보이넥스트도어)とTWS(투어스)の等身大の魅力

HYBE傘下のレーベルからも、大衆の共感を得るグループが続々と登場しています。BOYNEXTDOOR(보이넥스트도어)は、MZ世代(1980年代から2010年代初頭生まれの層)が日常で感じる感情を率直に、そしてユーモラスに表現するスタイルで支持を広げています。2025年1月に発表された『Nice Guy』などの楽曲は、派手な演出よりも耳に残るメロディと聞き心地の良さを重視し、チャートでの自己ベスト記録を更新し続けています。彼らの音楽は「生活に密着したストーリー」を歌っている点が、多くの若者の共感を呼んでいます。

また、PLEDISエンターテインメント所属のTWS(투어스)は、「Boyhood Pop」という独自のコンセプトを掲げています。少年時代の輝く瞬間を切り取ったような、清涼感あふれるイメージが特徴です。最新曲『OVERDRIVE』でも、爽やかなエネルギーを前面に出し、若年層を中心に熱狂的な支持を得ています。彼らの音楽もまた、刺激の強すぎない、何度でも聴きたくなるサウンドが共通しています。

■ 「ダーク」から「清涼」へ、コンセプトの劇的な変化

これまでのボーイズグループは、強烈なカリスマ性を見せる「ダーク」な雰囲気や、圧倒的な力強さを強調するコンセプトが主流でした。しかし、現在のトレンドは「清涼(爽やかさ)」や「親しみやすさ」へとシフトしています。SMエンターテインメントからデビューしたNCT WISH(엔시티 위시)も、その爽やかなカラーでファン層を拡大しています。

こうした変化により、これまでは一部の熱心なファンに支えられていたボーイズグループの音楽が、通勤・通学中や家事の合間に聴く「ライトリスナー」のプレイリストにも食い込むようになりました。音楽関係者は、この「大衆的な共感」と「イージーリスニング」へのシフトこそが、現在のボーイズグループブームを支える最大の要因であると分析しています。今後も、難解さよりも「共感」を武器にした新しいグループたちの活躍が期待されています。

出典:https://www.newsen.com/news_view.php?uid=202604281802452610

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ MZ世代(エムズィーセデ)

1980年代初めから1990年代半ばまでに生まれた「ミレニアル世代」と、1990年代後半から2010年代初めに生まれた「Z世代」を合わせた韓国独自の呼称です。流行に敏感で、デジタルネイティブである彼らの共感を得ることが、現在の韓国エンタメ界ではヒットの絶対条件となっています。

■ 清涼(チョンリャン)コンセプト

K-POPにおいて、青空や炭酸飲料のように爽やかで明るいイメージを指す言葉です。制服、海、初恋などをテーマにすることが多く、特にボーイズグループが「親しみやすい少年美」をアピールする際の王道スタイルとされています。

■ サンプリング

過去の有名な楽曲のメロディやフレーズの一部を引用し、新しい楽曲として再構築する手法です。『Love 119』のように、かつてのヒット曲をサンプリングすることで、親世代には懐かしさを、子世代には新しさを与え、幅広い世代をターゲットにすることができます。

Buzzちゃんの感想

ドラマ好きの私としては、音楽にもストーリー性や感情の揺れを求めてしまうので、この「エモーショナル」な流行は大歓迎です!特に『Love 119』のようなサンプリング曲は、世代を超えて一緒に盛り上がれるのが素敵ですよね。最近は激しすぎる曲よりも、移動中にさらっと聴ける爽やかな曲を選びがちなんですが、皆さんはどうですか?迫力満点のパワフルなパフォーマンス曲と、今回話題になった爽やかなイージーリスニング系、今聴きたいのはどっち派ですか?

  • X

コメント

PAGE TOP