歌手生活50周年だなんて、私の人生の2倍以上の月日を歌に捧げてこられたのですね……!その気高くて謙虚なお姿に、記事を読みながら思わず背筋が伸びる思いでした。普段はドラマばかり見ている私ですが、こうした伝説的なアーティストの方の言葉には、時代を超えた深い感動を覚えてしまいます!
■ デビュー50周年を迎えた伝説の歌姫、ハン・ヨンエが語る「今」
韓国音楽界の至宝であり、「宇宙の声(コスモスの声)」という異名を持つ歌手のハン・ヨンエ(한영애)が、自身のデビュー50周年を記念した記者懇談会を開催しました。2026年4月7日、ソウル市内で行われたこの会見で、彼女は新曲「SnowRain(スノーレイン)」の発表とともに、これまでの半世紀にわたる音楽人生を振り返り、未来への意欲を語りました。
ハン・ヨンエは、「50年という数字がこれほどまでに重く、また恥ずかしいものだとは思いませんでした」と、はにかみながら第一声を放ちました。「50周年という言葉に閉じ込められるのではなく、これからもただ一人の歌手として、思う存分歌い続けていきたい」という彼女の言葉からは、ベテランとしての貫禄だけでなく、音楽に対する純粋な情熱がひしひしと伝わってきました。
今回発表された新曲「SnowRain」は、若手作曲家のリュ・ゴンビン(류건빈)が作詞・作曲を手掛けた楽曲です。ハン・ヨンエは「10年後にも今の自分のように元気に歌っていたい」という願いを込め、この曲を自身の新たな代表曲として大切に歌い上げていく決意を語っています。
■ 「宇宙の声」と呼ばれた唯一無二の歌声と歩み
ハン・ヨンエのキャリアは、1976年に伝説的なフォークグループ「ヘバラギ(해바라기、1970年代から80年代にかけて韓国のフォークブームを牽引したグループ)」のメンバーとして始まりました。彼女の歌声は、当時の韓国音楽界において極めて異彩を放っていました。ハスキーでありながら透明感があり、ブルース、ロック、フォークといったジャンルの垣根を軽々と飛び越えるその表現力は、大衆を瞬く間に虜にしました。
1986年に発表した1stアルバム「ろば/風が吹く」を皮切りに、ソロ歌手としての地位を確立。彼女の音楽は、単なる歌謡曲の枠を超え、聴く者の魂を揺さぶる「芸術」として評価されてきました。韓国では、彼女のような独創的な歌声を持つ歌手を、畏敬の念を込めて「宇宙の声(コスモスの声)」と呼びます。これは、彼女の歌唱がこの世のものとは思えないほど神秘的で、深い精神性を宿していることを象徴しています。
会見中、彼女は「宇宙の声」という愛称について、「以前はその呼び名が少し恥ずかしかったのですが、今はその言葉に込められたファンの皆さんの愛情を感じ、感謝しています。これからも私にしか出せない音を探し続けていきたい」と、自身のアイデンティティについても深く言及しました。
■ 常に進化を続ける姿勢:BTS(防弾少年団)からの学び
驚くべきことに、70代を迎えてもなお、ハン・ヨンエの感性は研ぎ澄まされたままです。彼女はその若さの秘訣として、後輩アーティストたちの音楽を熱心に研究していることを明かしました。
特に、世界的なポップアイコンであるBTS(防弾少年団、HYBE傘下のBIGHIT MUSICに所属する7人組ボーイズグループ)の歌詞を2〜3か月間かけて徹底的に分析したというエピソードは、会場にいた記者たちを驚かせました。「彼らの歌詞には、今の時代を生きる若者たちの苦悩や希望が詰まっている。それを理解することで、自分の音楽もまた、今の空気を吸うことができるのです」と語る彼女の姿は、まさに生涯現役のアーティストそのものでした。
韓国の芸能界では、先輩(ソンベ)が後輩(フベ)から学ぶという姿勢は、儒教的な価値観(年長者を敬う文化)が根強い中で、非常に柔軟で進歩的なこととして称賛されます。ハン・ヨンエは、過去の栄光に縋るのではなく、常に「最新の自分」をアップデートしようとする謙虚さを持ち続けているのです。
■ 50周年記念コンサート「DRAMA」の開催
ハン・ヨンエは、来る6月13日と14日の2日間、ソウルにある慶熙(キョンヒ)大学・平和の殿堂(約4500人を収容する、ゴシック様式の建築が美しい韓国有数のコンサートホール)にて、50周年記念コンサート「DRAMA」を開催します。
このタイトルには、彼女の50年の人生が一つひとつのドラマのようであったという意味と、これからも新しい物語を紡いでいくという約束が込められています。チケットは5月中に販売開始予定となっており、往年のファンから、彼女の音楽を新しく知った若い世代まで、幅広い層からの関心が集まっています。
「30代の頃は、いつも自分の場所を探し求めて彷徨っていた気がします。でも今は、ステージの上こそが私の居場所だとはっきり分かります。音楽が1番、皆さんが2番です(笑)」と冗談を交えながら語ったハン・ヨンエ。彼女の歌声は、これからも韓国音楽界の輝ける北極星として、多くの人々の心を照らし続けることでしょう。
出典:https://www.kmib.co.kr/article/view.asp?arcid=0029643620&code=61181611&cp=nv
ハン・ヨンエさんがBTSの歌詞を数ヶ月も研究されたというお話、本当に素敵だと思いませんか?自分のスタイルを確立されている大先輩が、新しいものを取り入れようとする柔軟な姿勢に、私も勇気をもらいました!皆さんが「この人の歌声は唯一無二だ!」と思う、大好きなレジェンド歌手は誰ですか?ぜひ教えてくださいね!
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