バイオ힐보(BOH)が日本で「朝ツヤ夜弾力」という直感的なフレーズを展開し、10日間で1万人がポップアップに詰めかけるなど大盛況です。成分重視の日本市場に合わせた独自のローカライズ戦略が注目されています。
■ 日本の日常に溶け込むKビューティーの新戦略
韓国の化粧品、いわゆる「Kコスメ」が日本市場で単なる輸入ブランドの枠を超え、トレンドの最前線として定着しています。最近の大きな変化は、製品そのものをそのまま持ち込むのではなく、日本の消費者の言語感覚や生活習慣に合わせた「ローカライズ(現地最適化)」が徹底されている点です。
SNSや美容プラットフォームで話題となっている「アサチュール・ヨルタン(朝ツヤ 夜弾力)」という言葉は、韓国のスキンケアブランドバイオヒルボ(BIO HEAL BOH)が展開しているフレーズです。これは製品名そのものよりも、肌がどう変化するかを直感的に伝える日本独自の表現であり、消費者の間で急速に浸透しています。
東京・渋谷などにあるバラエティショップ「ロフト(LOFT)」で開催されたイベントでも、「タンタンクリーム(弾力クリーム)」や「チュルチュル(ツヤツヤ・なめらか)」といった、日本人が好むオノマトペ(擬音語・擬態語)を多用したキャッチコピーが目立ちました。
■ ブランド名よりも「成分と機能」を重視する日本市場
日本の消費者は、ブランドの知名度よりも成分や効能を細かくチェックして購入を決定する傾向が強いと分析されています。これを受け、Kビューティー各社は製品名以上に機能性を前面に押し出す戦略をとっています。
また、マーケティング手法も日本向けにカスタマイズされています。清潔感や透明感を重視する日本人の好みに合わせ、モデルの起用やインフルエンサーによるバイラルマーケティング(口コミを利用した宣伝)を強化。医師や美容専門家と協力し、成分の科学的な効果を論理的に説明するコンテンツも増加しています。
オフラインでの体験型イベントも活発です。昨年5月に東京・表参道で開催されたバイオヒルボのポップアップストアには、10日間で約1万人が来場しました。オープン前から数百人が列を作る「オープンラン(開店と同時に店に駆けつけること)」現象も起き、肌診断機を使ったパーソナルなカウンセリングが特に高い関心を集めました。
■ 急成長を遂げる韓国企業の日本展開
こうした戦略の結果、韓国企業の日本での売上は右肩上がりです。CJオリーブヤング(韓国最大のヘルス&ビューティストア)の自社ブランドの日本売上は、直近5年間で年平均約60%の成長を記録しています。展開ブランドにはカラーグラム(colorgram)、ブリングリーン(BRING GREEN)、ウェイクメイク(WAKEMAKE)などがあります。
また、アモーレパシフィック(韓国最大手の化粧品メーカー)もラネージュ(LANEIGE)やエストラ(AESTURA)、ヘラ(HERA)を中心に事業を拡大中。さらにエ이ピーアール(APR)は、家庭用美容器具ブランドメディキューブ(medicube)を主力に、ホームケア市場でも存在感を高めています。
日本のZ世代を中心に「ガラス玉のような肌」や「光沢肌」への憧れが強まっており、韓国式の丁寧なスキンケア習慣そのものが一つの文化として根付こうとしています。
出典:https://www.mt.co.kr/living/2026/05/14/2026051214222240669
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ オープンラン(Open Run)
百貨店などの開店と同時に、お目当ての商品を求めてショップへ全力で駆けつける様子を指す言葉です。韓国では限定品や高級ブランド、人気のポップアップストアでよく見られる光景で、SNSでの盛り上がりの指標にもなっています。
■ ガラス玉のような肌(유리알 피부)
透明感があり、つるんとしていて光を反射するような、一点の曇りもない肌の状態を指す表現です。韓国の美容トレンドでは長年「水光肌(ムルグァンピブ)」が人気ですが、より透明感と質感を強調した言葉として使われています。
「朝ツヤ夜弾力」って、語感が良くてつい手に取りたくなっちゃいますよね。私は『財閥家の末息子』みたいな重厚なドラマも大好きですが、やっぱり女優さんのピカピカな肌を見ると、どこのスキンケアを使っているのか気になっちゃうんです。韓国の製品がそのまま入ってくるのも嬉しいけど、日本向けに分かりやすく紹介してくれると買いやすくて助かりますよね。皆さんはコスメを選ぶとき、ブランド名で選ぶ派?それとも入っている成分をじっくり見る派?





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