ソウルファッションウィーク2026開催!聴覚障害を持つアイドルBig Oceanが魅せた感動のパフォーマンスと韓国伝統美の融合

韓国のトレンド発信地として知られる東大門(トンデムン)デザインプラザ(DDP)。世界中のファッショニスタが注目する「2026 F/W ソウルファッションウィーク(韓国最大級のファッション展示会)」が、今年も華やかに幕を開けました。

数あるブランドの中でも、特に独創的な演出で観客を圧倒したのが、デザイナーのソン・ジウン(성지은)氏とパク・ジョンサン(박정상)室長が手掛けるブランド「ユガダン(YUGADANG)」です。2月5日に披露された彼らのプレゼンテーションは、単なるランウェイの枠を超えた「総合芸術」として大きな話題を呼んでいます。

今回は、その熱狂の現場を、韓国文化の豆知識を交えながらたっぷりとお伝えします。

■ 伝統と現代が交差する「ユガダン」の革新的なステージ

今回のユガダンのショーには、VIPとしてモデルのキム・ソジョン(김소정)とクォン・ナムヒ(권남희)が招待され、華やかなフォトウォールでメディアの注目を集めました。

しかし、この日の主役はモデルだけではありませんでした。ユガダンが提示したのは、バレリーナ、アクション俳優、そしてK-POPアイドルが共演する「新概念のファッション展示」です。

幕開けを飾ったのは、2人のバレリーナによるパフォーマンス。韓国の伝説に登場する「イムギ(龍になる前の巨大な蛇のような霊獣)」を形どったしなやかな動きで、観客を一気にブランドの世界観へと引き込みました。韓国では「イムギ」は忍耐や希望の象徴とされることが多く、ファッションという新たなステージへの飛躍を予感させる演出となっていました。

■ 聴覚障害を持つアイドル「ビッグ・オーシャン」が奏でた感動のステージ

この日のハイライトは何と言っても、世界初の聴覚障害者による3人組アイドルグループ、ビッグ・オーシャン(빅오션)の登場でした。

彼らが披露したのは、日本でも社会現象を巻き起こしたドラマ『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜(コン・ユ主演、死神と少女の恋を描いたファンタジー大作)』の伝説的なOST(劇中歌)『Stay with me』を、韓国伝統音楽とミックスした特別バージョンです。

ビッグ・オーシャンは、国際手話をダンスに取り入れた独自のパフォーマンスを披露。音を「感じる」彼らの情熱的なステージに、会場に詰めかけた海外バイヤーたちからも惜しみない拍手が送られました。

K-POP界では近年、多様性と包摂性(インクルージョン)が重要なキーワードとなっています。ビッグ・オーシャンのようなグループがファッションウィークという大舞台で活躍する姿は、まさに今の韓国エンタメの「今」を象徴していると言えるでしょう。

■ 遊び心満載!「ビラクシッケ」から伝統菓子まで韓国文化を五感で楽しむ

ユガダンのショーが面白いのは、服のデザインだけでなく、細かな「おもてなし」にも韓国らしさが詰まっている点です。

会場では、韓国の国民的飲料メーカー「パルド(Paldo)」が提供する「ビラクシッケ(韓国の伝統的な甘酒)」や「スジョングァ(シナモンと生姜が効いた伝統茶)」が配布されました。韓国では焼肉や重い食事の後に、消化を助けるためにこれらの伝統飲料を飲む習慣があり、日本人にとっての「緑茶やほうじ茶」のような親しみ深い存在です。

さらに、韓国の伝統的な飴細工「オクチュンダン(カラフルな縞模様が特徴の伝統菓子)」をイメージしたロール綿菓子も用意されるなど、遊び心あふれる演出が光りました。オクチュンダンは、韓国ではお祝いの席や祭祀(チェサ、先祖を祀る儀式)に欠かせない縁起の良いお菓子。それを現代的なスイーツとしてアレンジするセンスに、ブランドのアイデンティティが感じられます。

最後には4人のアクション俳優による息を呑むような武術パフォーマンスがクライマックスを飾り、ランウェイは熱狂のうちに幕を閉じました。

単に「綺麗な服」を見せるだけでなく、韓国のアイデンティティや社会的なメッセージをエンターテインメントとして昇華させた今回のユガダンのショー。ソウルファッションウィークは、これからも私たちの想像を超える驚きを届けてくれそうです。

ドラマ『トッケビ』の曲を聴覚障害を持つアイドルが手話で踊るという演出、想像しただけで胸が熱くなりますよね。皆さんは韓国の伝統と現代が混ざり合ったファッション、どう感じましたか?ぜひ皆さんの感想をコメントで教えてくださいね!

出典:https://www.gukjenews.com/news/articleView.html?idxno=3516367

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