イ・ヘインがネットフリックスK-POPデーモンハンターズの世界を氷上で再現!ミラノ冬季五輪ガラショーでK-POPアイドルに変身

2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪のフィギュアスケーティング・ガラショーが、韓国のK-POPエンタメで彩られた。フィギュアスケート女子シングル代表のイ・ヘイン(イ・ヘイン(이해인)、高麗大学)が、ネットフリックスのアニメシリーズ『K-POPデーモンハンターズ』をテーマに、氷上で華麗に演技を披露。スポーツとエンタメが融合した珍しい瞬間が誕生した。

■ 五輪初出場で生涯初舞台を踏んだイ・ヘイン

2月22日、イタリアのミラノアイススケーティングアリーナで開催された本ガラショーは、国際スケート連盟(ISU)が世界の有名スケーターを招待する特別なエキシビション。この大会でイ・ヘインは人生初となる五輪の舞台に立った。

シングルスの本大会では、ショートプログラムとフリースケーティングの両方で自己ベストを達成。総得点210.56点で8位という堂々たる成績を残している。これは韓国の女子フィギュアスケート選手としても重要なシーズンになるだろう。

五輪初出場という栄誉だけでは終わらなかった。ISUからのガラショー招待という、さらなる栄誉を受けたのである。このチャンスを掴んだイ・ヘインが選んだのは、単なる優雅なクラシック演技ではなく、最新のK-POPエンタメとの融合という大胆な挑戦だった。

■ K-POPの世界観をそのまま氷上へ

ガラショーの3幕目、5番目の演技順でイ・ヘインが登場した時、観客は度肝を抜かれた。頭に笠をかぶり、黒い道衣(チョゴリの男性版)を纏い、扇を手にした姿。これは『K-POPデーモンハンターズ』に登場する架空のボーイグループ「サジャボーイズ」(저승사자를 意味する死神たちという設定)に扮した、極めてユニークな演出だったのだ。

アニメの主題歌に合わせた演技構成では、実際のアニメ作品に使われている振付をそのまま活用。「Your Idol」では、強烈で躍動感のあるK-POP的な振付を見せ、観客を一気に引き込んだ。そして「What It Sounds Like」のメロディーが流れると、道衣を脱ぎ捨ててガールグループ「ハントリックス」へと一転。一人の演者が次々とキャラクターチェンジしていく、ドラマティックな展開に会場は大盛り上がりだ。

この演技は、単なる「アニメのキャラを真似する」という次元を超えている。韓国の最先端エンタメ文化を、世界最高峰のスポーツの舞台で表現する試み。ネットフリックスという国際的なプラットフォームで配信されるアニメーションの世界観を、五輪という世界的イベントで体現する。それは、K-POPがもはや音楽ジャンルを超えて、グローバルな文化的影響力を持つまでに成長していることの証明でもある。

■ チャ・ジュンファンも8年ぶりの五輪ガラショーで韓国記録を更新

同じくISUの招待を受けてガラショーに出演したのが、男子シングル代表のチャ・ジュンファン(チャ・ジュンファン(차준환)、ソウル市庁)。2018年平昌五輪以来、実に8年ぶりのオリンピック・ガラショー出場となった。

本大会でのチャ・ジュンファンの成績は、男子シングル4位。総得点273.92点という堂々たるスコアは、2022年北京五輪で自ら打ち立てた韓国男子フィギュアスケート最高順位である5位をさらに上回るものだ。この記録更新は、決して容易ではない。極度の右足首の痛みを抱えながら、3度目のオリンピック舞台をやり遂げたのである。

ガラショーでは、シンガーソングライターのソン・ソヒ(송소희)の楽曲「Not A Dream」に合わせた繊細な演技を披露。白いトップスと黒いパンツという洗練された衣装で登場し、トリプルジャンプ、ステップシーケンス、スピンなどの技術を巧みに織り交ぜながら、観客から大きな拍手を集めた。

■ 韓国フィギュアの未来を感じさせる瞬間

今回のミラノ五輪ガラショーは、韓国フィギュアスケート界にとって象徴的な瞬間となった。イ・ヘインのK-POPコラボ演技とチャ・ジュンファンの記録更新は、スポーツの枠を超えた文化的発信力を世界に示した。

特にイ・ヘインの『K-POPデーモンハンターズ』とのコラボレーションは、K-POPアイドルカルチャーがいかにしてグローバル規模での創造的表現へ広がっているのかを体現している。アイスダンスの優雅さとK-POPのダイナミズムが融合した時、新しいエンタメの可能性が生まれる。その瞬間をミラノの氷上で見ることができたのは、韓流ファンにとっても、スポーツファンにとっても、忘れられない思い出になるに違いない。

出典:https://www.sportsworldi.com/newsView/20260222502677

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