韓国で観客数1191万人を記録した2024年の大ヒット作『破墓』。チェ・ミンシク、キム・ゴウン、ユ・ヘジン、イ・ドヒョンという豪華キャストが、墓に隠された恐ろしい秘密に挑むミステリーの実態に迫ります。
■ 1100万人超が熱狂した韓国オカルト映画の新境地
映画『破墓(パミョ)』は、2024年2月22日に韓国で公開されたチャン・ジェヒョン監督のミステリー・スリラー作品です。本作は公開直後から爆発的な動員数を記録し、最終的な累計観客数は1,191万人という驚異的な数字を達成しました。実観覧客による評点も8.23点と高く、作品の質と興行の両面で大きな成功を収めています。
物語のタイトルである「破墓(パミョ)」とは、墓を移したり改葬したりするために、一度埋葬された墓を掘り起こすことを意味します。この儀式を軸に、風水師、葬儀師、そして巫堂(ムーダン/韓国のシャーマン)たちが、ある一家に代々伝わる奇妙な病の原因を突き止めるため、絶対に触れてはならない墓に手をかけることから物語が動き出します。
■ 豪華実力派キャストが挑む不可解な事件
本作の成功を支えたのは、韓国映画界を代表する名優たちの共演です。
まず、風水師のサンドクを演じたのはチェ・ミンシク(최민식)です。1989年のデビュー以来、『シュリ』や『オールド・ボーイ』、そして歴代最高動員数を記録した『バトル・オーシャン 海上決戦』など、数々の名作で主演を務めてきた国民的俳優です。本作では、土地の吉凶を見極めるベテランの重厚な演技を見せています。
若き巫堂のファリムを演じたのはキム・ゴウン(김고은)。ドラマ『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』や『シスターズ』で日本でも高い人気を誇る彼女は、本作での鬼気迫るお祓いのシーンが大きな話題となりました。また、彼女と共に動く巫堂のボンギル役には、現在兵役中のイ・ドヒョン(이도현)が扮し、全身に経文のタトゥーを刻んだ斬新なビジュアルで強烈な印象を残しました。さらに、最高の腕を持つ葬儀師ヨングン役として、名バイプレーヤーのユ・ヘジン(유해진)が加わり、物語に安定感と緊張感を与えています。
■ 伝統とミステリーが融合した物語の背景
物語は、アメリカ・ロサンゼルスに住む裕福な家系から、巫堂のファリムとボンギルが多額の報酬を提示され、不可解な病の解決を依頼されるところから始まります。先祖の墓が原因であると直感したファリムは、風水師のサンドクと葬儀師のヨングンを仲間に引き入れ、韓国の奥地にある墓を訪れます。
しかし、その墓は「絶対に人が埋葬されてはならない場所」に位置していました。サンドクは不吉な予感から一度は拒否しますが、最終的に改葬(パミョ)が決行されます。墓を掘り起こした際、「出てきてはならないもの」が現れたことで、彼らは想像を絶する事態に巻き込まれていきます。
観客からは、韓国固有の土着信仰や風水の知識が散りばめられている一方で、物語の後半に登場する要素が、日本とも深い関わりのある歴史的・文化的なメタファーを含んでいる点についても多くの考察が寄せられています。特に「和風のオカルト要素」や、日本の妖怪を連想させる存在が登場する演出は、従来の韓国ホラーとは異なる新鮮な恐怖を与えると評されています。
出典:https://www.lecturernews.com/news/articleView.html?idxno=201634
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ 破墓(パミョ)と風水
韓国では先祖の墓をどこに作るかという「風水(プンス)」が、一族の繁栄に直結すると信じられてきました。悪い場所に墓があるせいで子孫に災いが降りかかることを「ポミョ(墓の祟り)」と呼び、それを解決するために墓を掘り起こして場所を移す「破墓」は、非常に慎重に行われる重要な儀式です。
■ 巫堂(ムーダン)
韓国の伝統的なシャーマニズムにおいて、神や霊と交信し、お祓い(グッ)や占いを執り行う司祭者のことです。現代の韓国社会でも、大きな決断の前や原因不明のトラブルがある際に、巫堂に相談する文化が根強く残っています。
私は恋愛ドラマもチェックしますが、実は『財閥家の末息子』みたいな重厚なミステリーが一番好きなんです。だから、実力派のチェ・ミンシクさんたちが極限の緊張感で演じるこの作品は、本当にゾクゾクしちゃいました。特にキム・ゴウンさんのお祓いシーンは、いつもの可愛いイメージと違いすぎて圧倒されること間違いなしです。皆さんは、こういう本格的なオカルトミステリー、一人でじっくり観たい派ですか?それとも友達と怖さを共有しながら観たい派ですか?





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