1話1〜3分、全30〜100話構成の「ショートドラマ」市場が急成長しています。2023年に約7億2000万ドルだった市場規模は、2024年には約17億4000万ドルに達する見込みです。
■ ショートドラマ市場の急拡大と「B級イメージ」からの脱却
これまで韓国のショートドラマ(1話あたり数分程度の縦型動画コンテンツ)は、過激な設定や低予算による「B級コンテンツ」という印象が強いものでした。しかし、スマートフォンの視聴習慣に最適化されたこの形式は、現在K-コンテンツの新たな柱として急速に浮上しています。統計によると、世界のショートドラマ市場規模は昨年から今年にかけて2倍以上に成長しており、この勢いに乗って韓国国内の主要放送局や制作会社、さらにはトップスターたちも続々と参入を決めています。
ショートドラマは通常、1話が1分から3分程度と短く、1つの作品が30回から100回程度で完結する仕組みです。移動時間や休憩時間に手軽に楽しめる「スナックカルチャー」として、若年層を中心に爆発的な人気を集めています。
■ 実力派俳優と有名監督がショートドラマへ進出
このブームを象徴するのが、既存のドラマや映画界で活躍するプロフェッショナルたちの参入です。例えば、ドラマ『医師チャ・ジョンスク』のオム・ジョンファ(엄정화)や、『梨泰院クラス』のクォン・ナラ(권나라)といった人気俳優たちが、ショートドラマ作品への出演を確定させています。また、ドラマ『財閥家の末息子〜Reborn Rich〜』に出演したキム・ナムヒ(김남희)も、新作ショートドラマ『アッパ(お父さん)の彼女』への出演が決まりました。
制作陣も豪華になっています。映画『サニー 永遠の仲間たち』や『スウィング・キッズ』を手がけたカン・ヒョンチョル(강형철)監督は、ショートドラマ『マニ(たくさん)』で初めてこのジャンルに挑戦します。また、地上波放送局のMBCは、ショートドラマ専門のプラットフォームと協力し、自社の人気IP(知的財産)を活用した新しい形式のコンテンツ制作に乗り出しています。
■ グローバル展開を見据えたプラットフォームの競争
ショートドラマの勢いは韓国国内に留まりません。韓国発のショートドラマ専用プラットフォーム「TopReels(トップリールズ)」や「Vigloo(ビグルー)」などは、すでに日本やアメリカ、東南アジアなど世界各国でサービスを展開しています。特に「Vigloo」は、オープンからわずか3ヶ月で1200本以上のコンテンツを確保し、世界120カ国に同時配信を行っています。
大手OTT(インターネットを通じて配信される動画サービス)であるネイバーやカカオも、ショートフォームコンテンツの専用タブを新設するなど、この市場での主導権争いが激化しています。業界関係者は、従来のドラマ制作に比べて費用が抑えられ、製作期間も短いショートドラマは、今後K-コンテンツがグローバル市場でさらにシェアを広げるための重要な武器になると分析しています。
出典:https://www.kmib.co.kr/article/view.asp?arcid=1780559797&code=13180000&cp=nv
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ スナックカルチャー(Snack Culture)
お菓子を食べるように、いつでもどこでも短い時間で手軽に楽しむ文化のことです。韓国では通勤・通学時間や昼休みなどの隙間時間を利用して、ウェブトゥーン(縦読み漫画)や短い動画コンテンツを消費するスタイルが定着しています。
■ OTT(Over The Top)
NetflixやDisney+、韓国独自のTVINGやWavveなど、インターネット回線を通じて提供される動画配信サービスの総称です。韓国では地上波放送よりもOTTオリジナルのドラマが社会現象を巻き起こすことが増えており、視聴スタイルの主流となっています。
ショートドラマって、これまでは正直「暇つぶし用」ってイメージがあったんですけど、大好きなキム・ナムヒさんまで出演するとなると話は別です!『財閥家の末息子』みたいな重厚なミステリーも大好きですが、1分でドキドキさせてくれる新しい形式もすごく気になりますね。皆さんは、じっくり1時間観るドラマ派?それとも隙間時間にサクッと観るショートドラマ派?





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