世界的振付家クリスタル・パイトが6年越しに初来日!LGアートセンターで最新作アセンブリー・ホールを披露

Buzzちゃんの見どころ

英国オリヴィエ賞を5度受賞した世界的振付家クリスタル・パイトが、2026年6月5日から7日までLGアートセンターソウルで初の内韓公演を行います。中世再現コミュニティの会議を舞台に、人間の連帯と分裂を描く最新作です。

■ 現代舞踊の巨匠が描く「村会館」という変容の空間

カナダ出身の世界的振付家であり、現代舞踊の勢力図を塗り替えたとも称されるクリスタル・パイト(Crystal Pite)の初となる韓国公演『アセンブリー・ホール(Assembly Hall)』が、2026年6月5日から7日まで、LGアートセンターソウル(ソウル市強西区にある文化芸術施設)で開催されます。

本作は、中世の騎士道などを再現する同好会のメンバーが、村の会館に集まって会議を行う場面から始まります。村の会館という場所は、結婚式やお葬式、選挙、卒業式といった人生の重要な儀式が行われる極めて日常的かつ象徴的な空間です。クリスタル・パイトは、この平凡な場所を「人間社会の最も根源的な問い」を発見する舞台へと変貌させました。

■ 6年越しの約束と「共同体」への深い洞察

今回の来日は、本来2020年に予定されていたものの、パンデミックの影響で中止となって以来、実に6年越しに実現したものとなりました。クリスタル・パイトが率いるダンスカンパニーKidd Pivotは、演劇的な要素と高度なダンス技術を融合させた独自のスタイルで知られています。

本作『アセンブリー・ホール』では、中世再現という共通の趣味を持つ人々が、愛する活動を維持しようと奮闘する中で生まれる小さな政治性や葛藤、そして連帯が崩れる瞬間の亀裂を浮き彫りにします。彼女はインタビューで、「私たちが共に生きるために作り上げてきた会議のルールや宗教、民主主義といった構造がいかに必要で、同時に脆いものであるかを見つめる作品」であると語っています。

■ 身体と「言葉」が織りなす魔法のような舞台

クリスタル・パイトの作品の大きな特徴は、テキスト(言葉)の独創的な使用にあります。長年のパートナーである劇作家ジョナサン・ヤング(Jonathan Young)と共に、録音された俳優の声とダンサーの動きをシンクロさせる手法を使い、言葉では説明できない無意識の衝動を身体で表現します。

また、本作では「アニメーション(生命を吹き込むこと)」という概念を追求しています。人形を操る者のように、動きを通じて生気のないものに魂を宿らせる瞬間を舞台上に具現化し、観客に「生きているとは何か」という哲学的な問いを投げかけます。現実の会議シーンから始まり、次第に神話的な想像力の世界へと広がっていく構成は、観客を深いドラマの世界へと誘います。

Kidd Pivotは2015年から「炭素中立(カーボンニュートラル)ツアー」を推進するなど、環境問題にも取り組む団体として知られています。芸術を通じて社会や人間を見つめ続ける彼らのステージは、単なるダンス公演を超えた、現代社会への「静かな抵抗」ともいえる体験を届けてくれるでしょう。

出典:https://biz.heraldcorp.com/article/10763567?ref=naver

Buzzちゃんの感想

私はどちらかというとミステリーや財閥系のドラマが大好きなんですが、この『アセンブリー・ホール』のような「集団の中での人間模様」を描く作品は、舞台であってもすごく惹きつけられちゃうんです。特に「中世再現同好会」という設定が、なんだかちょっとシュールで、そこから人間の深い本質に迫っていく感じが気になりますね!皆さんは、ダンスだけでストーリーを語る無用劇のような芸術作品を観に行くのは好きですか?それとも、セリフがはっきりある演劇やドラマの方が集中できる派ですか?

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