投資・配給会社として始動したエピソードカンパニーが、映画『軍体』で初日観客数11万7792人を記録しました。全智賢、具教煥、池昌旭の共演に加え、カンヌ国際映画祭への招待も話題を呼んでいます。
■ 新興会社エピソードカンパニーが映画『軍体』で異例のヒット記録
韓国のコンテンツ企業であるエピソードカンパニーが、初めて投資を手がけた映画『軍体』で韓国映画界に鮮烈なデビューを飾りました。5月21日に韓国で公開された同作は、公開初日に11万7,792人の観客を動員。これは、2026年(元記事の日付設定に基づく)の韓国映画として最高興行を記録していた『王と生きる男』のオープニング記録を塗り替える数字となりました。
エピソードカンパニーは、AIやニューテクノロジーを基盤としたグローバルIP(知的財産)コンテンツ企業で、コスダック(韓国のベンチャー企業向け株式市場)に上場しています。同社は「K-IPブースター」としての役割を掲げ、今回の『軍体』を皮切りに映画の投資・配給事業に本格的に参入しました。
■ 豪華キャストと監督、そしてカンヌでの評価が追い風に
映画『軍体』がこれほどの注目を集めた背景には、圧倒的な制作陣とキャストの力が挙げられます。メガホンを取ったのは、『新感染 ファイナル・エクスプレス』などで知られるヨン・サンホ(연상호)監督です。
出演陣には、日本でも高い人気を誇るチョン・ジヒョン(전지현)をはじめ、ク・ギョファン(구교환)、チ・チャンウク(지창욱)といった忠武路(チュンムロ、韓国映画界の代名詞)を代表する豪華な顔ぶれが揃いました。公開前から大きな関心を集めていた本作は、第77回カンヌ国際映画祭の「ミッドナイト・スクリーニング」部門に招待され、グローバルな認知度を高めたことも興行を後押ししました。
■ 6月以降も期待作『ワイルドシング』『ドラ』が待機
エピソードカンパニーの勢いは止まりません。6月3日には、投資第2作目となる『ワイルドシング』の公開を控えています。この作品は、かつて一世を風靡した混成グループ(男女混合の音楽グループ)「トライアングル」の再起を描いたコメディです。カン・ドンウォン(강동원)、オム・テグ(엄태구)、パク・ジヒョン(박지현)、オ・ジョンセ(오정세)という実力派俳優たちが、これまでのイメージを覆す破格の変身を遂げると予告されており、6月の期待作として挙げられています。
さらに、配給事業の第1弾となる『ドラ』も控えています。チョン・ジュリ(정주리)監督の長編3作目となる本作は、韓国、フランス、ルクセンブルク、日本の4カ国共同制作プロジェクトです。日本アカデミー賞受賞者の安藤サクラ(안도 사쿠라)と、若手実力派のキム・ドヨン(김도연)が出演しており、すでにカンヌ国際映画祭の監督週間で好評を得ています。
エピソードカンパニーの関係者は、重厚なジャンル物の『軍体』から大衆的なコメディの『ワイルドシング』、そして作家性の強い『ドラ』まで、多様なラインナップで韓国映画界に新しい風を吹き込みたいと意気込みを語っています。
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ 忠武路(チュンムロ)
ソウルにある地名で、かつて多くの映画館や映画制作会社が集まっていたことから「韓国映画界」そのものを指す代名詞として使われます。現在でも「忠武路を代表する俳優」といえば、映画界で認められた実力派という意味になります。
■ 混成グループ
男性メンバーと女性メンバーが一緒に活動する音楽グループのことです。1990年代から2000年代にかけて韓国で非常に人気があった形態で、今回の映画『ワイルドシング』の題材にもなっています。
ヨン・サンホ監督の重厚な世界観にチョン・ジヒョンさんやチ・チャンウクさんが出るなんて、もう面白くないわけがないですよね。私はミステリー要素がある作品が大好きなので、この豪華メンバーでの『軍体』は絶対チェックしたいです。皆さんは、実力派揃いの重厚なジャンル映画と、カン・ドンウォンさんの変身が気になるコメディ映画、どちらにより惹かれますか?





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