歴史講師がドラマ素敵な新世界に苦言?張禧嬪の史実とドラマ設定の混同を注意喚起

Buzzちゃんの見どころ

歴史講師のチェ・テソン(최태성)が、ドラマ『素敵な新世界』の主人公が張禧嬪を彷彿とさせると指摘しました。韓国史能力検定試験を控えた受験生に向け、ドラマと史実の混同に注意を促しています。

■ 歴史講師が受験生に送った異例のアドバイス

韓国の有名歴史講師であり放送人としても活動するチェ・テソン(최태성)が、2026年5月22日、自身のSNSを通じて受験生に向けた注意喚起を行いました。翌日に控えた韓国史能力検定試験(韓国の国家資格試験で、就職や進学の際に有利になる公的な歴史試験)の受験生を応援する中で、現在放送中のドラマ『素敵な新世界』に触れたものです。

チェ・テソンはドラマのポスター画像を引用し、「ドラマの話ではありません。明日、韓国史能力検定試験を受けるビョルニムたち(チェ・テソンの受講生の愛称)だけ見てください」と前置きした上で、歴史的な事実関係を整理しました。

■ ドラマ『素敵な新世界』と「張禧嬪」を巡る史実

チェ・テソンは、ドラマ『素敵な新世界』の主人公が歴史上の人物である「張禧嬪(チャン・ヒビン)」を連想させる点に注目しました。張禧嬪は朝鮮王朝第19代王・粛宗の側室であり、韓国の歴史ドラマでは定番の悪女や悲劇のヒロインとして何度も描かれてきた人物です。

彼は「『素敵な新世界』の主人公は張禧嬪を思い出させますが、張禧嬪は庚戌換局(キョンスルファングク)で死ぬのではなく、甲戌換局(カプスルファングク)で死にます」と具体的な歴史用語を挙げて説明しました。これは、ドラマを視聴している受験生が、劇中の演出や脚色によって実際の歴史的事象や時期を誤って記憶し、試験で解答を間違えることを防ぐための配慮です。

チェ・テソンは「ドラマを見たビョルニムたちが混乱するかもしれないと思って。そうでなくても難しいパートなので、この機会に覚えておくといいでしょう?」と付け加え、受験生たちの緊張を和らげつつ、学習のポイントを強調しました。

■ 過去には歴史歪曲に対しても厳しい姿勢

チェ・テソンはこれまでも、ドラマにおける歴史の扱いについて率直な意見を述べてきました。以前、IU(아이유)とビョン・ウソク(변우석)が主演を務めたドラマ『21世紀大君夫人』が歴史歪曲(事実とは異なる内容を歴史的事実のように描くこと)論争に巻き込まれた際にも、制作側を批判したことがあります。

当時、彼は「歴史学界を尊重してほしい。俳優の出演料には数億ウォンを惜しみなく支払うのに、なぜ歴史考証の費用は数十万ウォンで済ませようとするのか」とSNSに投稿し、エンターテインメント業界が歴史的事実の確認を軽視している現状に苦言を呈したことで大きな話題となりました。

今回の発言も、単なるドラマへの言及にとどまらず、教育者として受験生が正しい知識を持って試験に臨めるようにという思いからなされたものと見られています。

出典:https://www.newsis.com/view/NISX20260522_0003641096

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ 換局(ファングク)

朝鮮王朝時代に、政権を握る派閥が急激に入れ替わる政治的状況を指します。記事に出てきた「庚戌換局」や「甲戌換局」は、粛宗の時代に起きた激しい政争の節目であり、これによって張禧嬪をはじめとする多くの人物の運命が決定づけられました。

■ 張禧嬪(チャン・ヒビン)

朝鮮王朝史上、最も有名な女性の一人です。宮女から王の寵愛を受け、一度は王妃の座にまで登り詰めましたが、その後の政争に敗れて最後は毒薬を飲まされて亡くなりました。韓国では「三大妖女」の一人に数えられることもありますが、近年はドラマで新しい解釈を加えて描かれることも多いです。

Buzzちゃんの感想

歴史のプロがドラマの演出に釘を刺すのは、それだけ影響力が大きいからですよね。私はミステリーや財閥モノが大好きですが、時代劇も歴史の背景を知るともっと楽しめると思うんです。ドラマを観て覚えたことが試験に出るなら嬉しいけど、内容が違うとパニックになりそう。皆さんはドラマを観る時、史実通りじゃないと気になっちゃう派?それともエンタメとして割り切る派?

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